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あの日
出会ったばぁちゃんは
息子家族と暮らしていた

肩身がせまいと言いながら
炎天下の中
庭の雑草を抜いている

息子の嫁さんの言うことを聞いて
雑草でも抜いていれば
私なんかいいんだって・・・


ある話をしてくれた


昔の暑い日
ばぁちゃんは自分の部屋から
外を眺めていた

すると
どこか困った様に道を歩く
初老の男性が

ばぁちゃんは心配になり
声をかけたという

道に迷っていた男性
駅までの道を教えたばぁちゃん
男性は深々とお礼をし去って行った

・・・数十分後

家のチャイムが鳴り
ばぁちゃんは玄関のドアを開けた

さっき道を教えた男性が立っている

「先ほどはありがとうございます」
「駅まで行けました」

わざわざお礼を言いに来た男性
額の汗を見て
ばぁちゃんは言った

「冷たいお茶でも」

男性は息子が迎えに来てしまうと
また駅に向かい歩き出した

その夜
家族にその話をしたという

息子の嫁さんに言われた

「教えなくても・・・」
「そんなことして家に何かあったら」
「ばぁちゃんのせいだよ」

ばぁちゃんは先祖の仏壇に手を合わせ
1人で泣いたという


僕にばぁちゃんは言った

「今の子は可哀想だよ」
「昔はいくら貧乏でも助け合った」
「自分より他人だった」

でも時代の流れとも言っていた
戦後、何もない時代を生きた

俺らよりずっと人間的に強い
流れる時代を見てきた先輩は

93歳になった今も
自分の幸せより
他人の幸せを祈っていた

もう会うかもわからないけど
ばぁちゃんの話は忘れないと思う

ありがとう




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幼い頃に行った家族旅行
夜中に出発し
明るくなる空を見上げた

小さいながらに
感動したことを覚えている

なんとも言えない感覚
1日の始まりの瞬間に思えた


昨日の夜中
辺りが寝静まっている頃
家を後にした

ぱっちりと目が開いている娘
この日を楽しみにしていた

家が遠くなるにつれ
空が明るくなってきた

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その空を眺めている娘
俺が幼かった頃と同じ感情
きっとそうだろう

「空綺麗だね」

娘に話しかけてみた

「うん、寝る」

「・・・おやすみ」

娘よ
もう少し感動を
せっかく起きていたのに

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というわけで
海に行って来ました

日帰り今日仕事の
過酷スケジュール

行きは3時間位
帰りは渋滞に巻き込まれました

アクアライン渋滞

海なし県の我が家には
海は特別な場所

遊び疲れて
本日筋肉痛

若くないな・・・

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高校生活で唯一
3年間クラスが一緒だった奴がいる

今でも連絡を取り合い
たまに呑んだりする友達だ

高校1年の春
なかなか友達ができなかった俺

それよりも
友達を作ろうともしていなかった

しばらくしてある学校行事が
班を組んでのBBQ

クラスの親交を深める為だろう
同じ班になったのが奴だった

そこから話すようになり
一気に距離は縮まった

何度か遊ぶうちに
奴の家にお邪魔したんだ

ミニコンポから流れていた曲
何だか懐かしく感じた

初めて聴く曲だった
奴はそのCDを俺に手渡してきた

今となってはそのCDも
実家の何処かに置きっ放し

でもふと聴きたくなり
検索してみた

すると
ボーカルの人が数年前
亡くなったことを知った

まだ若かっただろう
死因は薬の服用ミス

人の命は儚い
人なんてみんな弱い

急に切なくなった夏の日
懸命に生きなきゃと思ったんだ









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