皆さん、お久しぶりです。
世の中はデルタ株による未曾有の惨状が続いていますが、皆さん、ご無事に生き延びられていらっしゃいますでしょうか？
今年の夏、私は停止しておりました。
作家・劇作家として、一ヶ月半もの間、一文字も小説や戯曲を書かなかったのは初めてのことです。
でも、今日で夏は終わります。
明日からは9月です。9月は私的には秋です。
そろそろ、動き出さなければ。
というわけで、今年の秋は、小説『方舟』の連載再開から始めようと思います。
秦建日子の方舟 というwebにて、無料で公開していきます。
「花非花」と「黒体放射」の稽古で得られた新たなアイデアも取り入れ、じっくりと書き進めていきたいと思っておりますので、お時間ある時に読みに来ていただけると嬉しいです。
名古屋の栄、そして岐阜の柳ヶ瀬。
日本を代表するふたつの繁華街を舞台に「名探偵」が大活躍。
ちなみに、女子大小路というのは、栄で最もディープでカオスな通り（地区）の名前です。かつては女子大があったようですが、今はありません。
秦建日子、久しぶりの、新作ミステリ小説となります。
河出書房新社さんより、全国の書店さんにて、2021年9月14日発売。
なんとなんと！ 単行本発売に先駆け、本作を1年間連載させてくださった中広さんによるプレゼントキャンペーンも始まるとのこと！
『女子大小路の名探偵』の特設サイトhttps://hm-novel.jp/
にて、今月末頃、詳細情報が発表になるようです。
どんな内容なんだろう……とてもとても楽しみです。
栄も柳ヶ瀬もとても素敵なところなので、この小説がきっかけで、
「世の中が落ち着いたら、岐阜の温泉に行って、栄や柳ヶ瀬で飲もうかな」
と思ってくれる人がひとりでも増えてくれたら嬉しいです。
ようやく公開されました！ フリーマガジン連載に合わせて1年間続きました『女子大小路の名探偵』のリーディング・コンテンツ、今回の第12回をもってめでたく最終回です！！
コロナ禍の中、オールリモート制作で、何度もZOOMで会議をして、いろいろな方に声優としてご参加いただいて、本来は逆風のはずなのに『女子大小路の名探偵』のリーディング・コンテンツが有ったおかげで、長い長いお祭りを楽しむような気持ちでこの一年を過ごすことが出来ました。
関わってくださったすべての皆様、そしてここまで聴き続けてくださったすべての皆様に感謝します。
本当にありがとうございました。
追伸。
事件解決編は、小説『女子大小路の名探偵』でお楽しみください！
来月、全国の書店さんにて発売予定です！