新型コロナ・ウイルスのパンデミックがなかったら、秦組『方舟』は今日が初日でした。
人生で初めての「公演中止」。
残念です。
でも、前を向かなければ、と思っています。
秦組は、もともと来年の2月に、今回と同じ日暮里のD-倉庫を予約していました。
別の作品を上演予定だったのですが、今、その企画はバラす方向で考えています。
『方舟』をやりたいからです。
『続・月の谷』も『続・赤い月』も『あず姫はもう一度家出をした』も『石影さま、京都行くってよ総集編』も『らん・ファイナル』もいつか全部やりたいけれど、まずは真っ先に『方舟』をやりたいのです。
今回の公演中止は断腸の思いではありましたが、でも見方を変えれば、
「あと8ヶ月も『方舟』の準備が出来る。より内容をブラッシュ・アップできる」
とも言えるわけですよね。
来年の2月。
その頃、世界がどうなっているのか、想像が出来ません。
コロナ以前のような形で演劇が上演出来るのかどうかもわかりません。
おそらくは出来ない、と覚悟しておいた方が良いのかもしれません。
おそらくは出来ない、と覚悟しておいた方が良いのかもしれません。
でも、見方を変えれば、それだって「新しい演劇のカタチにチャレンジするチャンス」と言えなくもないはずです。
うん。
というわけで、引き続き、頑張ります。
来年の2月に、やります。(と、勝手にひとりで発表)
どうか、楽しみに、お待ちください。