ご報告遅くなりましたが、先日、京都アニメーションさんへの寄付のためのチャリティ・ワークショップを開催しました。
そして本日、このワークショップでの利益全額192000円を、京都アニメーションさんの事件被害者義援金の管理口座に振込いたしました。
ワークショップの内容は、まず、私のこれまでのオーディション審査員としての経験を基にした、いくつかのささやかだけれど有効なアドバイス。
同じセリフに、異なる四つの裏設定をつけ、それの演じ分け。
セリフの中に、更に別人のセリフが『』で入っている場合の演じ分け。
質疑応答。
以上の内容で、4時間半の稽古をしました。(途中、10分休憩を一回)
参加者の大半が、既にお金をいただいて演技をする仕事を継続している方たちで、
なので、求めているレベルもそれなりに高く、
単発のワークショップとしては、とても密度の濃い有意義な時間に出来たと思っております。
あの事件で亡くなられた方々の無念を思うと、本当に胸が痛みます。
ぼくたちはまだ生きている。
生きて、自分の夢を追い求めることが出来る。
その幸運を噛み締め、無念の思いで亡くなられた方達の分まで、ワークショップに参加してくれた皆さんにはエンターテイメントの世界で頑張って欲しいし、ぼく自身もまだまだ頑張ろうと決意を新たにしました。
最後になりましたが、事件で亡くなられたすべての方のご冥福を、心よりお祈りいたします。