『リング・リング・リング』の稽古は終わり、いよいよ今日から劇場入りです。
昨日は、 最終稽古の後、ほぼフルキャストで稽古打ち上げで飲みに行き、初めて今回のゲストであるアイスリボンとWAVEのみんなとがっつり深く話すことができました。
話してみてよくわかったこと。
それは、彼女たちの世界って、僕が初めてつかこうへい事務所に出入りするようになったあの頃の演劇の空気感にそっくりだということ。
まず何より、レスリングそのものへの愛。
技をかけるのも、技を受けるのも、相手への信頼があって初めて成立するということ。
真剣勝負を相手と繰り広げつつ、でも観客を置いてきぼりにせず、その空気を読むセンサーもきちんと同時に発動していなければいけないということ。
自分だけが目立ちたい、前に出たいという考え方ではまったくダメだということ。
それって、全部、演劇と同じじゃないか。
そして、気持ち良いほど厳しい上下関係（笑）

今回は、先生の戯曲の脚色という形だけれど、いつか、完全オリジナルで改めて女子プロレスの世界を描いてみたいと強く思いました。



残念ながら、スケジュールの都合でつくしさんがいないけれど。。。
女子プロレスのみんなと稽古場で記念撮影。
みんな、演技もいけるんです、これが。