月別アーカイブ / 2014年12月

正確には「これからはじめます」
初めてのことに戸惑うこともありますが、楽しんで進んでいきたいと思ってます。
原作、大好きですし!

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鈴木ジュリエッタの少女漫画「神様はじめました」がミュージカル化。15年3月に東京芸術劇場 プレイハウスにて上演される。白泉社「花とゆめ」で連載中の原作は、累計400万部を売り上げる人気作。15年1月には、テレビアニメ第2期「神様はじめました◎」の放送も予定されてる。

主人公は、父親が家出し、ホームレスとなってしまった女子高生・桃園奈々生(ももぞの・ななみ)。彼女が、土地神のミカゲから家(=廃神社)と引き換えに神様の仕事を任されてしまうというストーリーで、奈々生に仕える性格の悪い妖狐・巴衛や人気アイドルとして活動する天狗・鞍馬、白蛇の化身・瑞希らとともに繰り広げるラブコメディーだ。

キャストは、寺島咲(奈々生役)、八神蓮(巴衛役)、南圭介(鞍馬役)、高崎翔太(瑞希役)。
作・演出=秦建日子
2015年3月21日(土)~29日(日)
一般前売=1月24日(土)開始
料金=全席指定クイーンシート9,000円(サイン入り台本、B2ポスター付、プレミアムチケット)/S席6,500円/A席5,500円

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公式HPはこちら!

http://www.kamisama-butai.com/cast/

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(かなり日が経ってしまいましたが)
『くるくると死と嫉妬』、無事に閉幕しました。
この公演を応援してくださったすべての皆様に感謝します。
ありがとうございました。


稽古場の全日程開放という新しい試み。
初めての日替りゲスト企画。
キーボードと津軽三味線のデュオ。
稽古期間を短縮して1ヶ月弱で仕上げるチャレンジ。(秦組は通常一ヶ月半。「らん」なんかは三ヶ月前から稽古していた)
いろんなチャレンジとともに、とても充実した公演になりました。

無事に終わった今だから書いてしまうけれど、
主演の新垣里沙の稽古スケジュールが実は一週間しかない!となった時は、公演中止もやむなしかと覚悟しました。
新垣里沙とは、とにかくたくさん話しました。
現実的にどこまで何が可能なのか、という話から、「それでもお互いこの作品をやりたいのか」「何でそこまでして自分たちは舞台をやるんだろ」ということろまで、とにかく話して話して、わだかまってること、引っかかってること、何一つ無いように。
やる以上は、ただセリフと段取りを暗記してそれを喋るだけみたいな芝居を彼女にさせたくなかったので、それもすごく考えました。
でも、新垣里沙はぼくが信じていた通りの、や、それ以上にガッツに溢れた女優で、「創る」という行為に本当に誠実な女優で、彼女の合流以降の稽古は大変だったけれどとても充実しました。彼女のメインの相手役が丸尾丸一郎なのもすごくありがたかった。彼がひょうひょうといろいろ面白い球を投げてくれるので、時間が無いというプレッシャーを忘れてとてもクリエイティブな気持ちで稽古を過ごせました。
終わってみれば、「今までの『秦組』の作品で一番良かったんじゃないか」くらいの評価をいろいろなところからいただき、ホッとすると同時に、しばし腑抜けに近い状態になりました。ピンチはチャンス。その言葉は、今回もその通りでしたね。追い詰められたからこそ開けられた扉がいくつもあった気がします。

忘れられない公演になりました。


 

くるくると死と嫉妬、本日、千秋楽!

ここまでに通過してきたあんなことやこんなことを数多思い出しながら、この芝居を見届けようと思います。

残り2ステージ。

皆様のご来場をお待ちしております!

 

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