


MacBookProの復元を待つこと10時間弱。
突然、ジャーンという起動音がなったので、Macの様子を見に行く。
グレーのりんご画面でレインボーの円がくるくる回っている。
延々と回っている。
ついに、Final Cut Proだけでなく、MacBookPro全体が起動しなくなったらしい。
さて、どうしよう。
このまま一晩放置?
それとも電源を強制的に叩き切ってから再起動をもっかいチャレンジ?
幸せな結果はどちらも生まない気がするけれど……
でも、このままではどうしようもないので、電源を叩き切り、コマンド&Rで、セーフモード?で起動。
ディスク・ユーティリティでハードディスクの検査・修復。アクセス権の検査と修復。いずれも効果なし。
通常モードでは立ち上がらない。
コマンド&Dで、ハードウェアのチェック。この時点ではメモリが逝ってしまったのかと危惧していたが、すべて問題なし。
でも立ち上がらない。
ネットで検索して、朝まであらゆる方法を試したが立ち上がらない。
いいや、もう。OSの再インストールをしてしまおうと決意。
OSを再インストールしても、作成データは残るはずだし……
OSの再インストール!
もしかすると、工場出荷状態までカムバックかも……
と、MacBookProが無事に立ち上がった!
FCPXが復元ポイントの状態(編集が9割り程度進行)に戻っている!
やった! これで、最初から編集やり直しというのは避けられた!
ただ、いいことばかりではない。
なぜか、Google日本語入力が死亡。個人辞書が失われた。
MicrosoftのOfficeも死亡。
その他、インストールしてあったソフトの半数は消えた。
まあ、いい。たいしたことは無い。再インストールすればいいのだ。たぶん。めんどくさいけど。
とにかく、FCPXで編集の残りをやり直す。
これだけは終わらさないと気がすまない。
そして、書き出しへ。
と、またしてもエラー!
フォーマットをいろいろ試してもエラーに次ぐエラー!
レンダリングファイルを削除するといいとネットで調べて削除してもエラー!
これでFCPXがクラッシュして立ち上がらなくなったら、もう無限地獄である。
基本に立ち返り、2時間の動画タイムラインを、頭から見直す。
既に二晩徹夜あけの朝の9時。
心情的には見直したくない。
でも見る。
やむを得ず、見る。
と、途中一箇所、映像が一瞬、カクとコマ落ちみたいになったところが出てきた。
MacBookProの処理能力が追いつかずにコマ落ちしたんだろうと思いつつ、もう一回見る。同じところでカク……微かだけとカク……
なぜカクっとなるのかは分からない。
でも、物は試しで、別テイクをそこに置き換えてみた。
カクがなくなる。
まさか、諸悪の根元はこれ?
ドキドキしながら書き出しへ。
と……ついに、書き出し成功!
長かった!(>_<)
でも、よかった!
書き出しチャレンジから丸二日後である……
ていうか、解決してみると、なんとしょうもない原因だったことか。。。
ご心配いただいた皆様。すみません!
そして、ありがとうございました!
最悪の事態からは、なんとか脱出しました!