月別アーカイブ / 2013年05月

いよいよ、明日から始まります。
秦組VOL.5『タクラマカン』(東京=あうるスポット 大阪=サンケイホールブリーゼ)

今までの『タクラマカン』は、ずっと素舞台でやっていたのですが、
今回はじめて、セットを組みました。
音楽もイチからオリジナルで作り直しました。
音楽は、すべて生演奏。
アドリブパートが大量にあり、ミュージシャンは役者の芝居に合わせて次々に即興でメロディを繰りだすので、日々、新たな芝居が生まれます。

そして、戯曲も大幅に加筆しました。
新たに加入してくれたキャストの魅力が、話をより深く豊かにしてくれました。

ひとりでも多くの方に観ていただけたら幸せです。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。

秦組5『タクラマカン』。
我ながらびっくりするようなスピードで稽古が進み、本日、初通し稽古となりました。
本番までまだ3週間もある段階で通し!
早いなあ。

今回は、制作スタッフ、音楽スタッフ、マネージャー、秦がお世話になっている連ドラプロデューサー、そしてなんと、別の舞台で本番中の主演女優さんまで観に来てくれての、とても賑やかな通し稽古でした。稽古場ぎゅうぎゅう詰め。

初通しは「あ」という間に終わりました。
2時間半が「あ」という間でした。
面白くて。
自分で自分の芝居を、まだこんなに新鮮に楽しめるなんて。
今回、本当にいいキャストが集まりました。
舞台はやっぱり役者だなあと思います。

実は、通し稽古のさなかに、ちょっと嬉しい出来事があり、
それでも元気を回復しました。

そして、通し終了後に、
ピアノの立石さんがその場で作曲しながら役者に音をあてるという返し稽古をしたのですが、その時も、演者と演者の化学反応で痺れるほど素敵な場面が出現。
役者もミュージシャンも生だからこその贅沢。
あー、あの瞬間も最高に楽しかった。

というわけで私、珍しく今夜は浮かれてます。
酒は一滴も飲んでいないのですが、ちょっと酔っぱらいに近いです。
まあでも、たまにはいいですよね?
今夜一晩、自己満足にどっぷり浸ったら、
明日からは、客観的に芝居を刈り込む作業に入りたいと思います。



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