あいにくの台風日和でしたが、
「嵐」もまた「らん」ということで、
思い出に残る一日になりました。
14:05にスタート。
休憩を挟んで3時間。
ダブル・コールの後、更に強くお客さんから拍手をいただき、
最後はスタンディング・オベーションの中、秦組4「らん」は幕を下ろすことが出来ました。
観に来ていただいた皆さん、本当にありがとうございました。
今、スタッフ&村人・羅刹が、舞台セットのバラシを始めています。
ぼくは、そのてのことは、実に役立たずなので、楽屋でブログを書いております。
思い返せば、
初演はいろいろとあり、
再演を決めたときにもいろいろあり、
稽古期間中も、本番中も、それはもういろんなことがあり、
なぜここまでして芝居を作っているのはわからなくなる程度のことは、しょっちゅうありましたが、
最終的に出来上がった芝居がよければいいんですよね。
途中経過はすべて些事。
人生最後の舞台になっても悔いはない。
そうきちんと思える作品を、今回はなんとしてもやるのだと思っていました。
今、千秋楽を終えて、その極めて個人的な目標だけは、達成できたかなと思っています。
あと、ぼくに残された仕事は、
撤収機材の積込み。
乾杯の音頭。
大入り袋をキャスト・スタッフにお渡しすること。
そして、機材運搬車を運転すること。
こんなものかな。
すべて終わってひとりになったら、
キャスト・スタッフ・そしてお客様に感謝しつつ、
一杯飲みたいと思います。