月別アーカイブ / 2008年11月

観て来ました!
劇団スケアクロウズ「ら抜きの殺意」。

「月の子供」で裁判長を演じていただいた春田純一さん。
その「月の子供」の原型である「プラットホーム・ストーリーズ」で名無しを演じてくれた岩崎雄一さん。
TAKE1でアクションの講師をお願いしているべろ武田さん。
秦組「Pain」で「さっちゃんさん」を演じてくれた築山万有美さん。
「タクラマカン」の初代ハヅキの中村真知子さん。
そして、TAKE1三期生の藤岡麻美。

うーん。出演者の半分以上が今まで縁があった方ばかりで、なんか、観ていてヘンな緊張をしてしまいました。
舞台そのものは、とても面白かったです。
ぼくが、個人的に演劇に求めるものとは真逆の作品ですが(笑)

場所は、下落合のTACCS。4年前に、初めて「若手のためのサイド公演」をやった思い出の劇場です。
駅前の風景はかなり変わってました。
時は、流れてますね。当たり前ですが。



今、いろいろなことが同時多発的に進行していて、それぞれがまだ公表出来なくてもどかしいのですが、秦は元気に前向きに仕事してます!
コメント、メール、いつもありがとうございます☆

そろそろ師走ですね。
終わりよければすべてよし!を目指して、残り一ヶ月ちょっと、頑張ります。

素のもの。。。劇団の名前である。
「タクラマカン」の初代ハルキ=井上唯我くんが参加している劇団である。
そこにまた、どういう縁か、五期の佐久間麻由が客演することになったという。

というわけで、阿佐ヶ谷まで観に行ってきました。
素のもの。

終わった後、たまたま同じ回を観ていたサンミュージックのマネージャーさんと、TAKE1の六期のふたりと、そして唯我と佐久間と飲みました。
久しぶりに、ただひたすら「演劇」オンリーの会話が出来て楽しかったです。
TAKE1生のみんな。もしこれを読んでいたら、明日、素のものを観にいくことをお薦めします。(明日で千秋楽)
面白いとは何か、ということについて、いくつもヒントをもらえます。


かつて、一緒に「天体観測」というドラマを創り、今は制作会社アットムービーを率いて飛ぶ鳥を落とす勢いの森谷雄プロデューサーが、なんとなんと、劇団を旗揚げするという!!
そりゃ、絶対、行かなきゃいけないでしょう!!というわけで、久々に池袋まで外出してきました。

劇団スパイス・ガーデン。男の子たちばかりの劇団。
いやあ、刺激になりました。
初心をたくさん思い出しました。
熱いんですよ。表面的なところじゃなくて、根っこが熱いんですよ。
そして必死なんですよ。相当、自分を追い詰めた稽古をしてきたんだろうなという感じがしました。
素晴らしく「森谷雄が作った劇団」でした。

森谷さんといえば、いつも思い出す言葉があります。

「秦さんさあ。おれたち、あと、何年現役でドラマ作れると思う? その時間で、いったい何本のドラマが作れると思う? たぶん、びっくりするほど少ししか作れないんだよ。だからおれたちにはさ、くだらねえ暇つぶしみたいなドラマ作ってる時間はないんだよ」

まっすぐ目を見てこれを言われた時は、心が震えましたね。
それからもうかなりの時間が流れたけど、たぶんぼくは百回以上思い出しました。

そんな森谷雄さんが、わざわざ劇団を作った。
それも、ど新人の男の子たちばかりで。

観て、いろんなことに納得しました。





よし。ぼくも負けずに頑張ろう。

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