大晦日ですね。
今は、親の実家に猫と一緒に帰省してます。

年内に初稿書上げが自主目標だった映画のシナリオは、結局、書き切れそうにありません。なので、三賀日もべったり仕事です。絶対に、三賀日中には書き上げます。四日からは、連日、「月の子供」の稽古ですから。
考えたら、毎年毎年、何か仕事を抱えていて、パソコンに向かいつつ年越し。そのままほぼ徹夜というのが10年続いている感じです。それって、考え方によってはけっこう幸せってことなのかも。
今日は、夕方、お隣の駅のひばりが丘まで、ちょっと買い物に出かけました。道中、Yさんというおうちの前を通りました。ええと。大学生時代、ぼくはそこの家の男の子の家庭教師のアルバイトをしていて、そして、その男の子のお姉さんに一目惚れをして、無理無理誘って、当時ぼくが所属していた早稲田大学邦文速記研究会に入れてしまいました。
ああ、懐かしい。
ちなみに、男の子はきちんと第一志望の高校に合格しました!
二十年ぶりに通ったその道には、Yさんの家は引越しもせずに昔のままのたたずまいで在り、お正月用の飾りつけをされたその家の中にから、暖かそうなあかりが外からも見えて、なんだかぼくまでほっこりした気持ちになりました。帰省って―――ていうほどの距離じゃ全然ないのだけれど―――いいものですね。
☆
さて。
2006年も終わりです。
今年は、小説を3冊出しました。
『チェケラッチョ!!』 講談社
『SOKKI! ――人生には役に立たない特技――』 講談社
『アンフェアな月』 河出書房新社
映画の仕事を2本、やりました。
『チェケラッチョ!!』(脚本)
『調布空港』(企画監修)
ドラマの仕事を、(原作含め)、5本やりました。
CX連続ドラマ『アンフェア』(原作)
CX連続ドラマ『チェケラッチョ・イン・トーキョー』(脚本監修)
TBS連続ドラマ『花嫁は厄年ッ!』(脚本・脚本監修・演出)
CXスペシャルドラマ『アンフェア コード・ブレーキング――暗号解読』(原作)
TBS連続ドラマ『鉄板少女アカネ』(脚本監修)
舞台の仕事を3本、やりました。
演劇ワークショップ「TAKE1」三期生卒業公演『比翼の鳥/ファインディング・サトコ』(作演出)
『タクラマカン』札幌&富良野公演(脚本・プロデュース)
若手のためのサイド公演VOL.2『5』(脚本・プロデュース)
音楽の仕事を1つ、やりました。
鈴木雅之&島谷ひとみ『ふたりでいいじゃない』(作詞)
ワークショップTAKE1は、四期に入りました。
四期から、月刊「オーディション」さんとタイアップして、「オーディション読者特待生」というのを作りました。
四期では、石上千恵子が特待生です。
その他、07年08年に向けての仕事をいくつかやりました。
個人的に思い出深いのは、「SOKKI!」と「アンフェアな月」の二冊の小説を出せたこと。どっちも、書き上げるのに苦しみました。と同時に、この二冊が書けたのだから、きっと小説家としてこれからも自分はやっていけるはずだと少し思えるようになりました。「少し」ですけどね。あくまでまだ「少し」。
「チェケラッチョ!!」で、初めて映画というものに参加できたこと。映画って、今まで、何本も浮かんでは消え、決まりと言われては消え。。。そういう哀しい思い出しかなかったので、今回はとても嬉しかったです。
ぼくを脚本に推薦してくれた、「天体観測」記録の上田さんに感謝します。
あと、「花嫁は厄年ッ!」で初めてチャレンジさせてもらったドラマ初演出。チャンスを下さったプロデューサーの志村さんと、そして支えてくれたキャスト・スタッフの皆さんには、本当に大感謝です。ありがとうございました。
初めての地方公演「タクラマカン」は、ドラマと重なって千秋楽まで仲間と一緒に行動できなかったのが残念でした。富良野公演、この目で見たかった。残念。あと、「企画」とか「監修」とか、自分で直接書かない仕事は、いろいろと難しかったです。そういう役割の時は、自分で書くのとは違うスキルが必要だなと痛感しました。勉強し直します。
プライベートは―――いい年ではなかったです。残念ながら。
今はただ、過ぎてしまったことは静かに受け容れ、その後起きた不毛な争いが、一日も早く終息してほしいと願っています。
今年一年間、ぼくと仕事をしてくれた方。
今年一年間、ぼくと遊んでくれた方。
今年一年間、ぼくの作品を読んだり観たり聴いたりして下さった方。
お世話になりました。
ありがとうございました。
よいお年を。
07年も、よろしくお願いいたします。

今は、親の実家に猫と一緒に帰省してます。

年内に初稿書上げが自主目標だった映画のシナリオは、結局、書き切れそうにありません。なので、三賀日もべったり仕事です。絶対に、三賀日中には書き上げます。四日からは、連日、「月の子供」の稽古ですから。
考えたら、毎年毎年、何か仕事を抱えていて、パソコンに向かいつつ年越し。そのままほぼ徹夜というのが10年続いている感じです。それって、考え方によってはけっこう幸せってことなのかも。
今日は、夕方、お隣の駅のひばりが丘まで、ちょっと買い物に出かけました。道中、Yさんというおうちの前を通りました。ええと。大学生時代、ぼくはそこの家の男の子の家庭教師のアルバイトをしていて、そして、その男の子のお姉さんに一目惚れをして、無理無理誘って、当時ぼくが所属していた早稲田大学邦文速記研究会に入れてしまいました。
ああ、懐かしい。
ちなみに、男の子はきちんと第一志望の高校に合格しました!
二十年ぶりに通ったその道には、Yさんの家は引越しもせずに昔のままのたたずまいで在り、お正月用の飾りつけをされたその家の中にから、暖かそうなあかりが外からも見えて、なんだかぼくまでほっこりした気持ちになりました。帰省って―――ていうほどの距離じゃ全然ないのだけれど―――いいものですね。
☆
さて。
2006年も終わりです。
今年は、小説を3冊出しました。
『チェケラッチョ!!』 講談社
『SOKKI! ――人生には役に立たない特技――』 講談社
『アンフェアな月』 河出書房新社
映画の仕事を2本、やりました。
『チェケラッチョ!!』(脚本)
『調布空港』(企画監修)
ドラマの仕事を、(原作含め)、5本やりました。
CX連続ドラマ『アンフェア』(原作)
CX連続ドラマ『チェケラッチョ・イン・トーキョー』(脚本監修)
TBS連続ドラマ『花嫁は厄年ッ!』(脚本・脚本監修・演出)
CXスペシャルドラマ『アンフェア コード・ブレーキング――暗号解読』(原作)
TBS連続ドラマ『鉄板少女アカネ』(脚本監修)
舞台の仕事を3本、やりました。
演劇ワークショップ「TAKE1」三期生卒業公演『比翼の鳥/ファインディング・サトコ』(作演出)
『タクラマカン』札幌&富良野公演(脚本・プロデュース)
若手のためのサイド公演VOL.2『5』(脚本・プロデュース)
音楽の仕事を1つ、やりました。
鈴木雅之&島谷ひとみ『ふたりでいいじゃない』(作詞)
ワークショップTAKE1は、四期に入りました。
四期から、月刊「オーディション」さんとタイアップして、「オーディション読者特待生」というのを作りました。
四期では、石上千恵子が特待生です。
その他、07年08年に向けての仕事をいくつかやりました。
個人的に思い出深いのは、「SOKKI!」と「アンフェアな月」の二冊の小説を出せたこと。どっちも、書き上げるのに苦しみました。と同時に、この二冊が書けたのだから、きっと小説家としてこれからも自分はやっていけるはずだと少し思えるようになりました。「少し」ですけどね。あくまでまだ「少し」。
「チェケラッチョ!!」で、初めて映画というものに参加できたこと。映画って、今まで、何本も浮かんでは消え、決まりと言われては消え。。。そういう哀しい思い出しかなかったので、今回はとても嬉しかったです。
ぼくを脚本に推薦してくれた、「天体観測」記録の上田さんに感謝します。
あと、「花嫁は厄年ッ!」で初めてチャレンジさせてもらったドラマ初演出。チャンスを下さったプロデューサーの志村さんと、そして支えてくれたキャスト・スタッフの皆さんには、本当に大感謝です。ありがとうございました。
初めての地方公演「タクラマカン」は、ドラマと重なって千秋楽まで仲間と一緒に行動できなかったのが残念でした。富良野公演、この目で見たかった。残念。あと、「企画」とか「監修」とか、自分で直接書かない仕事は、いろいろと難しかったです。そういう役割の時は、自分で書くのとは違うスキルが必要だなと痛感しました。勉強し直します。
プライベートは―――いい年ではなかったです。残念ながら。
今はただ、過ぎてしまったことは静かに受け容れ、その後起きた不毛な争いが、一日も早く終息してほしいと願っています。
今年一年間、ぼくと仕事をしてくれた方。
今年一年間、ぼくと遊んでくれた方。
今年一年間、ぼくの作品を読んだり観たり聴いたりして下さった方。
お世話になりました。
ありがとうございました。
よいお年を。
07年も、よろしくお願いいたします。
