月別アーカイブ / 2006年07月

その昔。。。私がまだ、ようやく二時間ドラマを一本書かせて貰えるか貰えないかというくらいの頃の話。当時お世話になっていたプロデューサーの方が、こんなことをおっしゃいました。

「才能とは、携帯電話が通じるということだ」

ううむ。
なんという大胆にして真実味あふれるお言葉。

そのプロデューサー氏とはいろいろなことがあり、いろいろなことを教わりましたが、なぜかその一言を一番思い出します。

鋭いですよね。

「才能とは、携帯電話が通じるということだ」

ううむ。

でも個人的には、「携帯が通じなくても仕事の来る作家」になりたいです。
まだまだ難しいだろうけど―――それを目指して頑張りたいな、と。

秦組の方向性について、現在、迷い中。
いくつか秦組オリジナル企画も考え、メンバーにもぶつけてみたのだけれど、なんていうか、ピンと来ていない。たぶん、お互いが。

講師のT曰く、「秦さんとメンバーとの間で、芝居に対する『熱』が違いすぎるよね」。
確かにそうかもしれない。
講師のN曰く、「参加してるってだけで満足してるやつが多すぎるのでは」。
そうなのかもしれない。

とにかく走り出すことが大事。目的地は、走りながら考えよう―――そう思ってこの四月から秦組を始めたけれど、それは「短気短慮」だったのかもしれない。
一度解散して、きちんと方向性と活動内容を練り直して、そして、より厳選した少数精鋭のメンツで秦組は出直すべきなのかもしれない。

今、そんなことを悩み中。。。

「花嫁は厄年ッ!」の7話に、秦組の林克幸と、TAKE1四期の藤原明穂が出演します。

今日、天王洲で撮影をしてきました。

ほんの一瞬の出演ですが、ぜひ、見つけてあげてください。





7話は、撮影残り僅か。
それから、編集、音入れへと続きます。
頑張ります。

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