月別アーカイブ / 2006年05月

今日は、とても天気が良かったので、村上春樹の文庫を片手に、アイン・シュタインとマンション裏の原っぱに出かけました。

やつらを野に放ち、ぼくは文庫を読み、
「嗚呼。こういううららかな午後っていいなあ」などと思っていると、気がつくと背後にマンションの管理人さんが。

「こんにちは」
「あ、こんにちは」
「ここで、何をされてるんですか?」
「は? ええと、その、亀の日光浴ですが、それが何か」
「……」
「?」
「実は、マンションの裏に不審な人がいると住人の方から通報がありまして」
「!(ガーン)」

まあね、まあね。
平日の昼間にいい歳した男がひとりでウロウロしてたら警戒されますよね。
うちの亀たちはまだピンポン玉サイズなので、ちょっと離れると見えないしね。

管理人さんにご理解いただき、ふたたび平和な日光浴に戻ろうとしたら、今度は猫が出現。


亀たちに容赦のない攻撃を―――


たまらず、私は自室へと引き上げました。

でも、亀というのは、ある程度日光に当てて紫外線を吸収しないと甲羅がきちんと育たないそうなのですね。せっかくの晴天のチャンスを逃すのも惜しい! なので、今度は自室の窓を開け、箱に入れた亀を直射日光に当ててみました。

と―――

遠方に、グウ、現れる。


接近。


観察。


嗅いでみる。


で、一緒に野草を食べる。おいおい。




今日は、そんな昼下がりでした。
その後、「花嫁はダミー!」改め「花嫁は厄年ッ!」のホン打ち合わせに出かけました。6話、そして7話、面白くなりそうです!

朝9時起床。
最近の私の毎日は、アインとシュタインの世話から始まる。
ふたりを風呂に入れ、その間に糞を捨て水を取り替え、そしてふたりの体を洗い餌をやり、時間に余裕のある時は、マンション階下の草っ原で日光浴をさせる。
今朝は、通販で注文していた亀飼育機材がドカッと宅急便で届いた。
爬虫類用サーモスタットとか、紫外線ライトとか、亀用床ヒーターとか。とてもではないが全部つないでいる時間はない。とりあえず、温度湿度計を取り付け、保温球を紫外線も照射するタイプに付け替える。
ケージ内は温度30度。湿度50%。偶然だが、いい数値だと思う。

雑用をあれこれ片付けながら、ライブドアショック以来ズタズタになった自分の証券会社の口座をチェックしてみる。

ガーン。

膨大な含み損が更に悪化。追証すれすれ。
ちなみに、秦は今、あれこれ全部ブン投げて、今は2銘柄しか持っていません。4835インデックス。7866アトラス。ちょっと株に詳しい人なら、それがどれだけ悲惨な状況かわかるはず(涙)

泣いていても含み損は減らないので、昼からいそいそと打ち合わせに。
まずはTBSで、夏の連ドラのタイトル変更打ち合わせ。
「花嫁はダミー!」改め「花嫁は厄年ッ!」になりました。はい。
(正式決定は明後日くらいという話だったけど、早くもTBSのHPでは変更が反映されている。早ッ)

その後、恵比寿に移動して、河出書房の「文藝」さんよりインタビュー取材。主に「雪平夏見2」のお話。

その後、事務所の社長と今後のスケジュールの打ち合わせ。
ありがたいことに、早くも来年の連続ドラマのお話や、映画のお話や、小説のお話などをあれこれいただいていて、さてどうしようという嬉しい悲鳴。社長から何を聞かれても「全部やりたいです」「頑張ります」しか答えず呆れられる。ちゃんと考えてしゃべれってね。でも、出来ることなら全部やりたいのです。

その後、「調布空港」という映画でお世話になったネオ・インデックスの方と合流して、今後の企画の打ち合わせ。

その後、移動して、サン・ミュージックの倉本さん&工藤さんと、夏の舞台(「タクラマカン」北海道公演)の件での打ち合わせ。主演の大谷みつほさんのスケジュールなど、いろいろとお互いの希望をやり取り。大谷とはこれで何度目だろう。彼女との稽古は、いつも、いい緊張感に満ちていて私は好きです。楽しみ。

その後、更に移動して、その舞台の共同Pの上野くんと、細々とした打ち合わせ。

その後、移動して、中目黒のTSUTAYAで、仕事の資料探し。

帰宅は23時。おなかすいた。デブはすぐにおなかが空いて困る。

そして、深夜0時より、夏ドラの6話を悪戦苦闘している栗本志津香嬢と延々と電話打ち合わせ。

わ。もう三時だし。

明日も、TBSで打ち合わせです。その前に、早起きしてアインとシュタインに日光浴をさせなければっ。

では、おやすみなさい。


緑山スタジオに、「花嫁はダミー!」のSETが建ちました。
今日がSET初日です。



藤岡麻美の名前もきちんとあります。彼女はレギュラー・キャストです。


メイク中の藤岡。


ナイナイの矢部さん演じる安土一郎の部屋。

そして今日は、(声だけですが)、TAKE1の瀬長奈津実と石上智恵子の出演シーンの収録でもあります。


撮影は、月刊オーディション編集部の高橋さん。

私は、池添監督の真後ろにずっといて、割りホンを手に、午前中いっぱい、撮影の見学をさせていただきました。

とにかく、篠原涼子さんがかわいい!
そして、矢部さん演じる「だらしないのに憎めない男」キャラが、これまた楽しい!
ぜひ、ご期待ください。

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