大千秋楽では、小学生見たいなスピーチをしてすみませんでした!w
なのでしかっかりまとめようと思ったんですが、、、文字で上手く表現できず、、、でもまとめてみました!
RENT 2017 無事にキャストスタッフ怪我なく無事に大千秋楽を迎えられました。思い返すと2016年の12月にRENTの合否の連絡があってから、僕の中でとてつもない変化がありました。
大好きな作品に大好きなエンジェル役で出演出来ることが決まり、実際にホームページ、チラシで自分の写真や名前が載るなんて夢の中にいるみたいで、実感がわきませんでした。
そして迎えた2017年嬉しい気持ちと、ちゃんとエンジェルとして丘山晴己として存在出来るか、技術面も含め凄く不安でした。
稽古が始まり、演出のアンディさんはじめ、マーカスさん、演出助手のマイさん、歌唱指導のあざきさん、音楽監督しんごさん、振り付け助手のマユさん歌唱指導シュンカクさんに手取り足取り指導していただき、またダブルエンジェル役の平間くんもいっぱい教えて頂いて、稽古が進み本番も近づくにつれ、キャストの皆さん全員にも支えられ、落ち込んでいても「はるちゃん!がんばって!」「はるちゃん大丈夫だよ!」と励まして下さったり、アドバイスをくれたり、、、本当に誰1人とも関わらなかった方ははいませんでした。
キャスト皆に感謝です!
本番中にもそれは全く変わらず、更に親密になり、沢山の方々にお世話になりました。
そしてコリンズ役の光永さんには毎公演前に毎回歌合せして下さり、調子が良い時も悪い時もいつも笑顔でアドバイスをくれ、プライベートでもいつも優しくして下さいました。
コリンズが光永さんで本当によかったです!!
そして座長の村井さんがみんなに細かいサポートしてこんなに性格バラバラ個性の強いキャスト達を1つにまとめて行く姿は美しすぎました。
本当に最高の座長です!!!ありがとうございます。
前回も出演されたキャストの方たちには本当に思いっきり甘えさせていただきました!
乗り越えなきゃいけない壁は思った以上に高かったです。
「エンジェル!!!明るくて、優しくて、でも逞しくてまさにエンジェル!」
どうしたら表現できるかなー。。。なんて何度もエンジェルと向き合いました。
HIVポジティブでLGBTのエンジェル。
今までの自分で気付かなかった事もありました。
13歳からアメリカに住んでて自分の周りの友達はほとんどがLGBT、大学の教授はHIVポジティブでした。認識はしてたけど、彼ら彼女ら自身落ち込んだり苦労するところも見た事なく.逆にプライドを持って堂々としている姿しか見てきませんでした。
もちろん差別する方もいらっしゃる事も知ってました。でも一切動揺せずみんな面白おかしく対応する人たちばかりで、僕の周りでは悩んでいる人があんまりいないんだなーって思ってましたし、
それより自分自身が海外にいると、黄色人種でいる方が差別されやすいと思ってたほどです。
だけどLGBTのかたが全員そうではなく、少しの言葉でも傷つく方もいらっしゃるし、親友に改めて聞いたら昔は傷ついたし差別されたし、辛い時はたくさんあるし、あったよって言われて。
もう一度しっかり少しながら自分で知っていたようで全く知らなかった部分を勉強しました。
エンジェルを表現出来るか出来ないかじゃなく、存在させないと成立しない事に気付くまでに時間がかかりましたが
エンジェルと向き合って行くうちに今までの自分が浄化して行くような感じもしました。
そしてそういったことが理解できた時に、アンディさんからのアドバイスがいつも頭をよぎるようになりました。
「エンジェルは見る時、触る時、話す時、それは人でも物でも常に愛をもって!常に愛を与えつずけるんだよ」って。
自分のなかで「そうしなきゃ」から「そうしたい」から「そう思えた」にかわっていきました、プライベートでもその感覚を大事にしてきました。
そうしたら毎日が感じたことのない幸せいっぱいの時間を過ごせました。
舞台の作品を超えて自分自身の事も人の事も考え直す事ができ、本当にRENTには感謝の気持ちでいっぱいです。まだまだいっぱい乗り越えなといけない事はあります!これからもっと頑張って、前進していきたいとおもいます。
お客様からの温かいいっぱいのお手紙に助けられ、胸いっぱいになりました!本当にありがとうございました!これからもどうぞはるちゃんをよろしくお願いします(≧∀≦)
そしてこんな素晴らしい経験をさせてもらえる場をくださった製作の皆様、本当にありがとうございました。
千秋楽後はRENTファミリーはそれぞれ別々の道に進んでいきますが、心の中にはシッカリとみんなと分かち合った絆が刻まれてます!
本当にありがとうございました!
「RENTさいこおおおおおおお!!!」