月別アーカイブ / 2011年02月



東京にも雪が舞う中、私がデザイナーをつとめる
ウェディングドレスブランド『BIANCAROSA』(ビアンカローザ)2011年2月展示会が行われました。
先週から京都で始まり、東京、福岡と巡ります。

展示会で完成されたドレスを見てようやく一安心。
私はもちろん製作段階からずっと見ているのですが、
会場のブースに並べられて多くのバイヤーの方の目に触れて、
ようやく表舞台にたったドレスを見ると、ドレスも私もひとつ前進したような気持ちになります。
ウェディングドレスは私の元から離れて、営業の方、レンタルドレスショップ方、
花嫁様へとあるべきところに向かって届けられて行くのです。

私は旅立ちを見送る人。

毎回不思議な気持ちにはなりますが、これがモノを作ることなのかなと思っています。
私の中のありったけのアイデアと、その時代の空気の反影を想いを込めてカタチにする。

世の中にはモノも溢れていますし、
カタチあるもの無いものをも含めて新しいものも次から次へと生み出されています。
その中で、1着のウェディングドレスがたった1人に届けられて、幸せの瞬間を共有する。
それだけで、もうじゅうぶん。

幸せな事です。
デザインのことなど全くわからないままデザイナー業を始め、
慌てて通った専門学校で自分の無知さと無謀さを知り、
勉強と経験を重ねて今がある事を思うと、時の経過しかなし得ないこともあるのだと実感します。
素晴らしいスタッフに恵まれて、この環境にあることを嬉しく思っています。

エンパイアドレス。




クラシカルなシルエットのカラードレス。
シックなカラーも人気です。上品なマーメードライン。


今回発表したドレスを一部ご紹介します。(BIANCAROSAオフィシャルブログと重複しますが、ご覧下さいね。)

今シーズンのウェディングドレスも多くの女性の方に届けられます事を願って。。。

春香

ささやかな楽しみ♪


ご無沙汰してます。
今年に入ってからも本当に毎日が早く感じます。

新しく始めたWEB連載『うっとりおっとり食日記』、楽しみにして下さってありがとうございます。
私の食の好みは、本当に『気分』次第なので、あっさりめが好きかと思えば、こってり料理が食べたくなったりしています(笑)


新作ドレスです!!


2月はウェディングドレスの展示会シーズン。
その準備も頑張っていました。
昨年の夏頃にデザインだしをしてから半年ほど、ようやく発表の季節です。
今回も7型10着のドレスを発表します。
普遍的なドレスを目指し、クラシカルなラインも多くデザインしました。
また、写真のように可愛らしさ、大人の女性だからこそ着こなせるフェミニンなドレスも発表します。
写真はオススメのビジュー。
このエンパイアドレスは、素材を最初に決めてからデザインして行きました。
デザインしてから素材を決定することが多いのですが、素材イメージからドレスをデザインする事もあります。
展示会の様子はまたご報告しますね。



今年は舞台もけっこう観ています。
しばらく静まっていた舞台熱が蘇りつつあります。
先日、KAAT 神奈川芸術劇場のこけら落とし公演、宮本亜門さん演出による『金閣寺』を観て来ました。

もう随分前の事ですが、初めてこの小説を読んだ時は共感したり考えさせられ、それは自分と掌に収まる文庫本との狭い空間の往来での出来事。もしくは、作者との一方的な見えない交流、空間は私の頭と心。

今回、それから何年もの年月を経て、
広い劇場という空間の観客席から俯瞰して見ることで、新しい視点から小説の本質を捉える事が出来たような…そんな舞台でした。
(たまに、舞台化されてがっかり、とか、映画化されてがっかりなことってありますよね。。。。)
小説の美しい言葉による情景が、その美しさを保ったまま体感する情景に変化した初めての舞台経験でした。
小説での文字、漢字、言葉からの視覚から広がる世界と、舞台での空間、明暗、色などの視覚からから広がる世界との融合も興味深く感じました。
目から、耳から、肌から、感じる事が、文学作品をより深くすることを可能にするものですね。

素晴らしい舞台を観た後は、本当に充実感があります。
これから、地方公演もあるようですよ。

最後に、私の密やかな楽しみ。
鉢植えの苺の苗です(笑)
毎日、色づいていく苺が可愛く、そして美味しくあります。

春香

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