月別アーカイブ / 2009年08月

いよいよ8月最後の週末。
いつものことですが、季節は気がつかないうちに終わりつつあるものなんですね。

夏の最後のラッキーな出来事。
先日、早朝からのロケが午前中に終わり、夕方からの打ち合せに備えて、
一旦自宅に戻り、仮眠していたら…正確にはお昼ね♪なんですけど…

突然、友人からかかってきた携帯電話の着信音が鳴り、寝ぼけながらででみたら、
日比谷の宝塚劇場で大人気上演中の
「太王四神記」の今日の昼の部のチケットがあるけど、どう?とのこと。
一緒に行くはずだった方が病気になってしまって、チケットが一枚あまってしまったと。

瞬間、寝起きにもかかかわらず、??宝塚??今日の昼の部??
今、何時?公演終了時間は何時?と,友人を質問攻めに。
そして、電話をきってすぐに用意して、家をでてタクシーで向って、
公演が終わったらすぐに打ち合せ場所に向えば間にあう、観に行ける!!と判断。

そんな訳で、観てきちゃいました。



久しぶりの宝塚観劇。
前の方の真ん中のお席で、手を伸ばせば届きそうな距離にて観劇。

ストーリーも分かり易くて、感動的なシーンが多くあり、見応えのある舞台でした。
なんと言っても、華やかだから、それだけで大満足。
衣装の彩りも鮮やかで、ついついウェディングドレスのことを考えながら観てしまうのですが、
またそれもひとつの勉強になっています。

公演後、会場出口までの道すがら、混み合う観客のなか前にいらしたご婦人の方々が、
とっても興奮しながら、感想を言っていて、
「こういう時代だし、華やかでパワーのあるものを観たり、触れたりすると、
気分がよくなるのよね〜」
「本当にすごかったわね〜。すっきりしたぁ〜♪さぁ、また頑張ろう!!」って。

私は,それを聞いて、そっかぁっ、そうだよなぁって。
不思議と印象に残る言葉になりました。

作られた世界の幻想的な舞台と相反する現実の心からの声。
今さっき、前者に酔いしれながら感動したけど、たった今きいた、見ず知らずの人の心からの声には、
もっとはっとさせられる。
どうしてでしょうね。。。
フィクションより、ノンフィクションのが好きってことでしょうか?

でも、宝塚、素敵だったなぁ♪

皆さん、素敵な週末を!!

春香




先日,撮影の際に小道具として使用した花。
撮影後にいただき、しばらく我が家の食卓を彩ってくれました。
初めて目にしたこの2色の組み合わせ。
新種なのか、以前から存在していたのかは分かりませんが、好きな配色です。
ご覧下さい!!





ようやく観に行って来ました。
ゴーギャン展。
新婚旅行先がタヒチでしたので、どことなく懐かしい風景が並び、親しみさえ感じ、
すっかり魅了されて過ごしたひととき。

少しだけ逞しくなれそうな予感がしています。

これだけの作品数を一度に観たのは初めてで、展覧会では普通のことなのかもしれませんが、
世界各地に点在している絵画を集め、
私たちが普通にこれだけのものを全て観られる環境って素晴らしいことだなと、つくづく感じました。
主催者はもちろん、企画運営されている関係者の方々に感謝ですよね。
今年はマティス、ソローリャ、ゴーギャンとゆっくりと鑑賞できる機会に恵まれて幸せな年。

思い返せば、確か10代後半か20代前半の頃、
絵画!?綺麗なのはわかるけど、正直、よくわかんない…って思い、
そんな自分に自信喪失し、美術館に行くことも、絵画に触れることも尻込みしていましたが、
偶然手にした五木寛之さんの何かの本で、絵画が理解出来ないことは恥じることではないと。
ただ観るだけでもいいから、分からないと思っていてもいいから、
きちんと足を運んで本物に多く触れなさいと。
そうすれば、何年かかってでも分かるとき(楽しめる時)が必ず訪れるって。

今では、若さゆえの笑い話なのですが…
当時、そんなことを相談出来る人も無く、本気で想い悩んでいたので、
その言葉に勝手に救われました…

ふと思えば、本当ですね。
いつの間にか、自分なりの楽しみをきちんと見つけたように思います。

よかったら、足を運んでみて下さいね。





もうひとつ、夏らしい光景を一枚。

よかったら、ご覧下さい。

春香

自家製サングリア


最近、よく飲む、飲み物。サングリア。
6月のスペイン旅行以来、引き続きスペインかぶれ中みたいです。

初めて飲んだサングリアは、大学生の頃遊びに行った「伊勢志摩スペイン村」にて。
衝撃の出会い以来、早10数年。変わらずに好きな飲み物です。

本当は、何処かで飲んだ美味しいサングリアを再現したいのですが、レシピが分からず。。。
材料は同じみたいですが、配合がお店独自の味となり、それぞれみたいですよね。
自家製サングリアは、赤ワインに冷蔵庫の残った果物(今回はリンゴ、キウイ、オレンジ)とその果汁、
そしてコアントローとボーメ35℃くらいのシロップを入れて寝かせるのみ。
後は,飲む時にレモンを入れ、ミントを飾り、氷をいれてキンキンに冷やして飲んでます。

以前、友人が遊びに来た時に飲んでもらったら、美味しいと言ってくれて♪
すこし自信つけてます(笑)

さて,ちょっと嬉しいこと。
ここ数年、ひとり足繁く通う喫茶店があるのですが、今日、たまたまお店の前を通りかかったら、
そこのマスターがちょうどお店からでて来て遭遇。
何年も通っているのに、あまり(ほとんど)喋ったこと無かったのですが、
「こんにちは」と少しの照れ笑顔付きで挨拶してくれました。
その瞬間、「え?!私に挨拶してくれたの!?」と、私の顔が思わずほころび、心も動き、
笑顔で挨拶していました。もちろん私も嬉し恥ずかしの笑顔ですが。
ちょっと、いや、かなり嬉しかったですね。
都会も捨てたもんじゃないって。。。

私、その方のいれるコーヒーが本当に本当に好きで、そして、サンドイッチやピザトースとが好きで、
自家製マーマレードとか本当に美味しくって。。。他にもポテトサラダも美味しいの。
自宅から近ければ、本当は毎朝通いたいくらい、、、(これは愛知県民のお決まりの習慣でもあります)

いつも、美味しいことを伝えたいのですが、言える由も無く、、、
ただ通って、注文して、雑誌や小説を読みながら食べて、お金払って,帰る、そんな感じです。
そういえば、あまり目も合わなかったような。。。

でも、でもですよ、挨拶交わしたし、数年越しに目もあったし、
次にお店に行くときは、どうしよう。。。
いい歳して、今、これを書きながら、そんなこと考えています。

ちょっと嬉しいことでした。

春香

日が沈みかけるころの川の上流


夏もお盆を迎えると、少し落ちつきますね。
お盆は愛知の実家に帰省していました。
行きも帰りも帰省ラッシュまっただ中、にもかかわらず、
何とかなるや的な精神でお盆の帰省ラッシュを甘く見ていた私は、帰りの新幹線の切符入手に悪戦苦闘。
どなたかのキャンセルを狙って携帯片手にネットで空席検索を続け、
ようやく獲得したチケットは席が夫婦バラバラとなり、
確か、以前にも飛行のチケットで同じことがあったようなと思い出しつつ、
帰路は混み合う新幹線のなか、それぞれに熟睡して帰って来ました。
どうぜ寝ていたのだから、バラバラでも問題ないのですけどね(笑)

今年の帰省、折角ゆっくり出来るのだからと、一家総出で鮎を食べに地元の矢作川上流へ。
父の提案で鮎のやなに行って鮎をたらふく頂いて来ました。
日が沈みつつある川の上流は風情があって、夏を感じます。

跳ねる鮎


やなすを飛び跳ねる鮎は、威勢も良く、手で掴むのが大変。
反射神経が鈍いのか、年齢のせいなのか、小さな鮎に振り回されっぱなし。
なので、ほとんど妹に任せて、キャーキャー言う係に私は撤していました(笑)

夕食のおかずにと畑にて収穫


帰る日には、お土産の夏野菜の収穫のため、ふらふらと畑に出掛け、夕食分を収穫。
実家は兼業農家なため、昔から野菜はほとんど買わず、栽培するか他はいただきものでした。
食べる分だけ収穫し、日々の食卓はその日に穫れたものばかり。
そんな子ども時代のことを思い出しつつ、帰省の日くらいはそれを久しぶりに再現しようかなと。
新幹線で野菜を少し持ち帰って来ました。

実家の野菜を使っての夕食


さっそく、田舎の食卓の再現。
あんまりお料理の写真は公開していませんでしたが…少しだけ。。。
ゴーヤチャンプルーと、麻婆ナス、キュウリとみょうがの酢の物。
あと、ナスの焼き物も作りました。
丸ごと素焼きして,しょうが醤油に鰹節たっぷりかけて。
これは、祖母が大好きで、冷蔵庫にはよ〜く冷えたものがいつも入っていましたね。
みょうがはご近所の方からのいただきものらしいです。
どれもこれも懐かしい味ばかり、同じ土壌で穫れた野菜だからこそ再現できた夕食となりました。

最近は、豊かな日々を送っています。
見過ごして来たものや、忙しすぎてちょっと置いて来てしまったこととか取り戻しつつある日々。
今の時代の流れは少し厳しくもありますが、本当の豊かさとか、求めるべきものとかを考える良い機会になっています。

今日から、仕事再開。そして、明日からさっそく撮影。
モデルであることを楽しみたいですね、
私にとっての豊かな人生にかかせない大切な私の一部ですから♪

春香

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