月別アーカイブ / 2009年03月

すっかり春めいて参りましたね。
本年度も残すところ、あと一週間たらず・・・
早い・・・

さて、先日、ディノス「Cara」2009夏号にてディノス×春香コラボレーション第4弾が発売されました。
今回で、4回目のコラボレーション。
毎回、楽しく企画制作に励んでおり、回数を重ねるごとに、バリエーションも豊富になってきています。

毎回、テーマを決めてから制作にとりかかるのですが、
昨年(2008)の夏服は『リゾートで着たい服』。
見覚えのある方もいらっしゃるかと思いますが、
ハワイでロケをしてリゾート気分を演出させていただきました。

今年の夏は、普段からどんどん着てもらいたいなという願いも込めまして、
『着ていて心地良い服』がテーマとなってます。
撮影場所は都内のオフィス街やスタジオなどで、真冬の寒〜い中での撮影でした…

実は、私、リラックス出来る洋服(ラクチンな洋服もね)に目がありません。
もちろんドレスアップや、きちんと感のある格好もしますし、好きですが、
着心地のよいものを、さらっと、格好よく!が一番好きですね。

夏号発売時期と重なって、そろそろ次回作の冬物の企画も始まります。
今年の冬はどんなものを作りましょうかね…
私自身もとても楽しみです。

話は戻って、、、
よかったら、コラボ商品をご覧になって下さいね。
今、デジタルカタログという素晴らしく役立つものがあるんですよね。
そして、驚くべき倍率で洋服が見えるんですよ。お店で見るより、よくわかります!!
布の織りまでみえてます(笑)

デジタルカタログ→
http://webcatalog.dinos.co.jp/weblish/dinos/C150115/pinfreevue_sf.shtml

そうそう、製作中の様子もよかったら、ご覧になって下さい。

オリジナルプリント作成中。ペイント風の大きな花がいいなと。
実際に着てみて、チェック中。
横とか、後ろとか、気になります…


春香

日に日に暖かくなって来ていますね。
日中なんかはコートを着なくてもよい陽気ですものね。

先日、第59回芸術選奨の贈呈式に主人の同伴者として出席して参りました。

私もモデルとして人前に出させて頂く仕事をしているのですが、
この時ばかりは、完全プライベート。
そして、同伴者。

なんだか凄く新鮮な気持ちでした。
自分の仕事で出掛ける時は、少なからず気も張っていますし、
緊張感も隠しきれないのですが、同伴者となると、
先日の場合では家族として嬉しい気持ちと、見守る気持ちを抱きつつも、
主役の傍でついついリラックスモードになってしまいます。

そういえば、デビュー当時、撮影やイベントなどで極度の緊張感に包まれている私をよそに
マネージャーさんはよく喋り、リラックスしていたな…と、
そんな記憶もふと甦りました。

それぞれの分野でご活躍なさっている方々のお姿を近くで拝見させていただき、
ささやかですが,私は拍手でお祝いさせて頂きました。
壇上での受賞者の方の代表挨拶のお言葉を拝聴し、
仕事に対する情熱についてのお話には、身の引き締まるような思いをし、
家族の支えがあってこそ今があるとのお話には人として、とても感動しました。

また、私以外にも受賞者のご家族の方が多くいらっしゃっていて、
その見守るご様子を近くで感じながら、みんな温かいなぁと、今さらですが、
家族の支えって素敵だなとほのぼのした気持ちにもなったり。
温かいものに遭遇すると、それでけで温かい気持ちになりますよね。
本当に本当に素敵な贈呈式でした。

仕事柄、いつもは私が、私が…と前に進んで行かなければならないのですが、
同伴者としては,主役の半歩(一歩?)後ろくらいが心地いい。
(三歩後ろには下がれないのが,現代女性の性ですが。。。)
時には、こういう経験もよいものです。

とはいえ…プライベートモード全開だった私に、
祝賀会会場でお声を掛けて下さったファンの方々、どうもありがとうございます。
記念写真では春香モードになれていたでしょうか。。。


春香

花粉症、日に日に症状も悪化(ひどく)なって来ております。
室内なのに朝、起きると、本日の花粉情報を感知できるのは、私だけでしょうか?

皆様はいかがでしょうか?
たまに、花粉症とは無縁の方に出くわすと、人生を謳歌していて羨ましくさえ感じます。

そして、当然、無縁の方はまったくこのツラさが分からないと言いますが、
想像さえもできないんですって。
本当に羨ましい限りです。代わって欲しいな。。。



さてさて、今月号(4月)より「ミセス」にて、念願のお着物の連載がスタートしました。
タイトルは「春香さんのきもの入門」。
そのままなタイトルです(笑)

この企画、私ときもの初心者の方が、きものについて学び、もっと日常できものに親しもう!!というもの。

30歳すぎたあたりから、お着物にうすうす関心を抱き始めていたのですが、
なんだか難しいのかしら?なんて思って、やはりプライベートでは疎遠になってしまい、
学んだり…出来ず、思うだけでなかなか行動に移せませんでした。
(撮影ではたくさん着させて頂いているので、目だけは肥えてます(笑))

ですが、そのうすうす感が編集の方の心に届き、そして、肥えた目を買って頂き、
お着物連載スタートとなりました。

今や、うすうす感は本気モード全開です。
新しいことを知ることは,本当に楽しく、今さらな実感で恐縮ですが、世界が広がります。
(ちょっと大げさかしら。。。)

そして、なんと、誌面着用のお着物は私が実際にお着物を反物から選んでいます。
これまで誌面上で洋服のセレクトは経験済みですが、お着物セレクトは初めて。
編集の方のご協力のもと、楽しく、初めてにちょっとドキドキしながら、
誌面作りに参加させて頂いております。
また、コメント執筆もしています。

1年後が楽しみ♪
きっと、もっと、きもの通になっているはず(笑)
目標だけは高く、持ちたいものです。。。

ご興味のある方は一緒にきもの通になりましょう♪

いつか時間を見つけて着付け教室にも行かなくちゃ!!です。
いつか…!?

いつになることでしょうか…!?

春香

一昨日、久しぶりに舞台を観に行きました。
世田谷パブリックシアターで上演されている「春琴」。

実は、昨年の初演も観に行きたかったのですが、
チケットの手配をと思い立った頃には、すでに全公演SOLD OUT。
自分の出遅れ感にがっかりしつつ、ご縁がなかったものと諦めておりました。
そのうち、その舞台のことは忘却の彼方へ。。。

が、海外公演後の凱旋公演となる今回の再演を、幸運なことにも観ることができました。
いやぁ,実に感激しております。
本当はご縁があったのかなとさえ、勝手に思うほどです。

当然,当日は立ち見のお客様がいらっしゃるほど。
その人気ぶりは再演でも凄いものでした。
初演から少し演出も変わり、初演を観られた方が仰るには、
再演の方が見応えがあったとのことです。

感想はといいますと、想像以上の舞台でした。
私はもっぱら観る側専門ですが、
演劇というもの、舞台というものの概念が変わりました。
そして、題材が題材なだけに、また、演出されている方が外国の方なだけに、
日本生まれの日本育ち、生粋の日本人としても考えさせられるものでした。

さぁ、私は、残りの人生、日本人として何が出来るのでしょうか。。。
そんなことさえ考えてしまいました。

今の私が出来ること、谷崎潤一郎の古本を眺めてひとり喜ぶことくらい。。。(涙)



この本、とあるご親切なご婦人から頂いたもの。
書庫の奥にしまわれ、お引っ越しを機にもう廃棄するとのことでしたので、
自称古本好きとしては我慢出来ず、
初対面のご婦人であったのにも関わらず、図々しくもお願いして頂戴しました。

日本人としてのこころ…
文豪の古本を眺めてニタニタすること…そんな独りよがりではありますが、
今はこのくらいでいいのかな…と、これまた独りよがりの納得をしたのでした。

春香

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