月別アーカイブ / 2008年12月


2008年の終わりがすぐそこに近づいて来ました。
新しい年を迎える準備はいかがでしょうか?

私は、今日は自宅から一歩も出掛けず、掃除してみたり、テレビを観てみたり、
実家に電話してみたり、まったりと過ごしていました。
夕方、窓から見た夕景が綺麗だったことが、今年最後の想い出になりそうです。

さて、パソコンに向かいながらですが…
振り返ると今年も盛りだくさんな出来事に溢れていましたね。

プライベートでは、結婚が一大イベント。
イベントと言ってしまう事が、現代人の悲しい性のような気もしますが…。
ひとつの選択をしたことは、人生において大切なことだったと思います。

選択をしながら生きて行くことが、私の重要なポイント。
流されるという選択もまたひとつですが、(そういう時期ももちろん必要ですが…)
自分の考えと、意思のある選択が人を成長させると信じています。
振り返れば、後悔した選択も数多くありますが、それも良き思い出。
その後悔すらも自らの選択の結果であればそれでいいのですよね。

他は、書作展が嬉しい出来事。
実は出品に関してかなり思い悩んでいたのも事実…。
それは、創作にあたり、かなりの時間と労力と精神力をそこに費やさなければならないからです。
普段、あまり弱気になることはないのですが、私の恩師に、
今年は出品を見送ろうかなという相談を一度だけ、たった一度だけしてしまいました。
好きな仕事もして、築き始めたばかりの家庭もあって、
その上さらにと望んでしまうと気持ちだけ焦ってしまって、中途半端かなというのが理由。

ですが、人間やって出来ない事はないなというのが結論。
確かに、必死すぎて、夏あたりの記憶が若干薄いのですが、結果が残りました。
その結果を実感することは、おそらくもっと先のことかもしれませんが、
実感出来る権利がすぐそばにあるだけで、今年はもういかなと感じています。

仕事も充実の一年。
「GRACE」のカバーを飾らせて頂いたり、
化粧品の広告撮影にも想い出がたくさんあります。
写真って本当に素晴らしい!!というのが、いつもの感想ですが、本当にそう思います。
いつまでも写真の魅力を感じ続け、静止画という切り取られた瞬間の美しさを、
視覚を通じて皆様にお伝えして行ければと願っています。

そして、最後になりましたが、今年も多くの方から応援メールを頂きました。
本当にどうもありがとうございます。
同じ時代を共に生きている皆様からのお便りは、
仕事をするうえでも、日々の日常を送るうえでも、本当に励まされています。
丁寧に、想いを込めて綴って下さっている文章は、大切に拝読しております。
直接のお返事はできないものの、コラム中にお返事をこっそりとちりばめつつ、
ささやかではありますがお礼とさせていただいています。

新年の豊富は、また来年!!
良いお年をお迎え下さいますよう、お祈り申し上げます。

春香

写真は、私がイメージモデルを努めております、
カネボウ化粧品トワニーの撮影でスタッフ皆様から贈っていただいたお花。
いつも素敵なお花を贈って下さり、ありがとうございます。
この場をお借りして、お礼をお伝えさせていただきます。
本当にありがとうございます。


いよいよ今年の終わりを迎えようとしているこの時期に、
思いのほか実感が伴わないものですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

今日は、仕事納めの方が多かったのではないでしょうか?
かく言う私も、今日が仕事納めとなりました。

そして、なんと、私、年賀状を元旦に届く様に準備しました。
(この自慢、たいした事で無いのは重々承知しておりますが、これは勘弁して下さいね)
ここ数年、いつも出遅れてしまい、気がつけば新年が明けてからのスタート。
もちろん届くのは、1月も数日が経過したころになっていました。

…が、今年は気分良く、年賀状の準備も完了し、晴れてすっきりとした心持ちです。
まず、これまで宛名は拙い手書き一辺倒だった私が、パソコンで住所録作成。
これが作成し始めたらたらけっこうハマるものでして、調子づいてきてしまい、
毎晩遅くまで作業していたり…。
そして、印刷などが楽しくて♪
私…時代の波に乗っているのでは?と勘違いまでもしていました。

また、これも結婚したせいかしら?自覚というものが芽生えたのかしら?
なんだかその立場に勢いづいてます。

届いた方々が喜んで下さるといいなと、精一杯の期待に心も踊っております。
年賀状印刷など当たり前のことかもしれませんが、ちょっと嬉しいものです(笑)

贈り物…「年賀状も贈り物」というキャッチコピーがあったのを思い出しました。
年賀状に限らず、贈る喜びと贈られる喜びが同時に存在すると、
物の行き交いだけでなく、素晴らしい心の交流にもなるのですよね。

私も贈り物をするのが好きですが、ただただ喜んでもらいたい一心ですからね。
また、贈り物をいただく時は、プレゼントそのものはもちろんのこと、
そのプレゼントが私の手許に届く迄の光景までもが嬉しいものです。

人の想いは込められる…そう思うと、想う事が楽しくて。
人の想いは必ず届けられる…そう思うと、届けようと願い、精一杯努力する事が楽しくて。

年賀状に限らずですが、ここ最近はそう考えていました。

最近の贈り物…。
姪や友人の子どもからもらう、メッセージカードやお絵描きが嬉しく、
我が家の冷蔵庫などは、可愛らしい絵で一杯です。

今、読みかけの本。天童荒太さんの「悼む人」
発表された作品のほとんどを愛読していた私は、今回の発表作を7年待ちました。
待つ事は悪くないな…と、あらためて時の経過の素晴らしさを感じています。
その当時、希望を掬いとるかのように手にしていた本の記憶や薄れていた感情がが甦り、
7年の歳月がもたらす現実を見極める良い機会になりました。
最後に読者に向けられた「信頼関係」という響き…素敵な言葉ですね。

さて、お写真は美しい光景を!!
虹がデジカメに写るということに驚いた私です。
この冬、撮影のために訪れたグアムのホテルから見た美しい虹です。

春香


先日、友人の挙式へ出席するためにハワイへ行って来ました。

実は、ハワイでの挙式、いや、ハワイだけでなく海外での挙式に出席するのは初めて。
それも由緒正しきチャペルでの厳かな挙式は、初体験でした。

そして、もうひとつ初体験。
友人と一緒にブライズメイトをお引き受けさせて頂きました。

お恥ずかしながら、当初ブライズメイトという言葉さえ知る由もなく、
花嫁の友人から海外の映画を例にあげ、結婚式のシーンで、
花嫁のお隣でお揃いのドレスとか着て写真に写っている、ほら、見た事な〜い?
と、説明してもらい、あ〜いるいる、確かにいた気がするみたいな遣り取りをしてました。
そして、既婚者はダメなのでは?という意見もある中、花嫁がOKって言えば大丈夫とか、
海外挙式のあれこれを学びました。

日本で友人とレンタルした可愛らしい淡いピンクのお揃いのロングドレスを纏い
リハーサル、そして本番を迎えました。

リハーサルがあるからと当日の本番寸前のリハーサルまで、
実は何をしたら良いのかきちんと把握していなかったりもして、
お手伝い出来れば嬉しいなという気持ちだけで、迎えた当日。

気がつけば、すごく大役でした。本当に私でいいのかしら?というくらい。
経験された方もいらっしゃるかと思いますが、花嫁入場の際に、列席者に見守られる中、
大きな大きな教会のバージンロードを先頭に立って誰よりも先に入場し、
その後、挙式中に指輪を神父さまにお渡ししたり、ブーケを預かったり、
ドレスの裾を整えたりと、花嫁の友人の一挙手一投足を近くで見守らせて頂きました。

近くにいたから、感激もひとしお。
一緒にブライズメイドをした友人と、感極まって感激の涙を流しながらの挙式でした。

ウェディングドレス姿の友人はとっても綺麗でした。
幸せに溢れた女性は本当に美しいですね。キラキラしてて。
本当に素敵なハワイ挙式でした。

帰国してからは、ウェディングドレスデザインを頑張ろうって思いました。
『BIANCAROSA』(ビアンカローザ)のドレスを纏って、多くの女性の方々にキラキラして頂けたら嬉しいなと。
それを目標に頑張ろうって。

さてさて、お写真。
そのような訳で、挙式中は写真撮影の余裕も無く、そして、
滞在中の挙式当日以外はお天気がすぐれず…(挙式当日は快晴でした)
お土産は、挙式当日、ホテルのレストランにて私が食す前の目玉焼きのお写真です。

春香


昨日の曇り空は、今日の青空へと繋がりましたが、いかがお過ごしでしょうか?

皆様に嬉しいご報告があります。

これまで雑誌などのインタビューで少しお話しさせて頂く機会もありましたが、
私、熊谷玉燕(ぎょくえん)という書家名で書道をしております。

過去数年にわたり、一般公募の書作展に出品を重ねて参りまして、
この度、第30回東京書作展におきまして、文部科学大臣賞・東京書作展準大賞をいただきました。

これもひとえに日々、モデル・デザイナーのお仕事と書との両立を支えて下さった方々のおかげと思い、
この場をお借りしまして、心より感謝申し上げます。
どうもありがとうございました。

昨日はその表彰式に出席して来ました。
撮影以外で、久しぶりにお着物を着てのおめかし姿です。

撮影本番でないとモデルとしての仕事モードに切り替えられない私は、
普通の記念写真ふうに写っていますが…(笑)

作品は、現在、東京池袋にありますサンシャインシティ文化会館2階にて展示中です。
他にも素晴らしい作品の数々が展示されております。(12月7日(日)までの会期となってます。)
書にご興味がおありの方は、是非行かれてみて下さいね。

これから、ますます頑張らねばと心に決めた出来事でした。

春香

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