月別アーカイブ / 2008年11月


秋が深くなるにつれ、先週末あたりから冷え込みが増してきましたね。
肌が明け方の冷え込みを感じ、季節はいよいよ冬に向けて動き出したかのようですね。

そうなると急に、秋が恋しくなったりするもの。
まだ紅葉も見ていない、外苑の並木通りの銀杏も見ていないのに…と。
ただ、近所の銀杏の木は多くの実を実らせ、路地にはちょっとした香りを充満させていたような。
今年は拾わなかった、銀杏。
新鮮な銀杏、翡翠色した銀杏を食べ損ねてしまったのかと思うと、ふと残念ではあります。

そして、「秋」という言葉は、なんて便利なのでしょう。
なんでも秋のせいにしたくなるのも、正直なところ。

食べ過ぎれば、食欲の秋。
寝すぎれば、睡眠の秋。
物欲に溺れれば、お買い物の秋。
本の虫になれば、読書の秋。
舞台の虜となれば、藝術の秋。
尽きる事はありません…

それが,この秋のすべて。
ちょっと身勝手な言い訳すらも、「言い訳の秋」と言えます(笑)

そして、もうひとつ、「ご報告&感謝の秋」

この度、2008年12月号をもちまして、『GRACE』(世界文化社刊)が休刊する事になりました。
誌面でもお伝えさせて頂いておりますが、この場をお借りして、皆様にお伝えさせて頂きます。

2008年2月号の初出演以来、11号に出演し、うち9号は表紙を飾らせて頂きました。
短い間でしたが、その間プライベートでは結婚し、自らの人生を見つめ直すという
人生においても大切なこの時期をGRACE読者の皆様と歩めたことは、
ひとりの人間としても、ひとりのモデルとしてもとても幸せな事でした。
いつも応援して下さった読者の皆様に心より感謝申し上げます。
どうもありがとうございました。

また、いつも支えて下さった関係者皆様、本当にありがとうございました。

そして最後になりましたが、定期購読にして下さった皆様、いつも感想を伝えて下さった皆様、ありがとうございました。

ファッションと写真は、まだ少女だった私を魅了した唯一のものです。
これからも、我が道を一歩ずつ歩み続けて行きたいと思います。
今後とも、どうぞ宜しくお願い致します。

お写真。
先日、エトロのイベントに出席した時のものです、
秋の装い…秋の深〜い森をイメージしたロングドレスです。
この日は、ファッションショーに加え、着席でディナーがふるまわれ、とっても素敵な一夜でした。
また、この日は主人も一緒に出席。仕事とは言え、夫婦揃ってエトロの華麗な世界を堪能させて頂きました。

エトロファミリーの方のお隣で、一際楽しく笑い顔。
たまには、こんな私もいいのかな。。。

春香


連日の秋晴れの後は、めっきり寒くなってきましたね。
とは言え、もう11月ですから、そんなものなのかな…

この週末、祖父母に会いに実家へ帰省しておりました。
お盆にお正月、そして、ちょっとお休みがあると、祖父母に会いに帰りたくなります。

何をするでもなく、その二人の顔が見られるだけでいいのです。
ささやかなお土産、プリンとか和菓子とかを持って、渡すだけでもいいのです。

耳元でおっきな声で喋りかけて、たわいもない事を,日常のつまらない出来事を伝え合うだけで。

今回は庭の柿の木にたわわに実った柿のことで盛り上がってました。
数年前に植林したばかりのまだ小さな木。
敷地内に3本の木があり、どの木に実った柿が甘くて、どの木の柿が渋いのかとか。
その後、祖母と柿の実をもぎとり、段ボール一杯、こちらに送りました。

昔は庭に柿の大木があり、背丈よりも高い場所で実った柿を収穫するために一工夫。
竹やぶから竹を伐採して持ち帰り、丁度実った柿の小枝を挿めるように先端を二つに割り、
柿を見上げながら、手先の業を駆使していたような。
そんな懐かしい思い出もふと蘇ってました。

もう一つの盛り上がり。
米寿を迎えた祖父が退職した企業の会報誌での「米寿お祝い記念」という企画に取り上げられ、
取材を受けたとのこと。もちろん、顔写真付きで♪
その写真、とっても良く撮られていたので訊ねたら、自宅玄関前で祖母が撮影したものだそう。
その腕前自慢がなんとも愉快でして、光りの加減が良いのだそうで。
微笑ましいものです。
そのお手柄自慢、決して他人事ではなく、どこか、私に似ているのかな…。
逆ですね、私が、どこか似ているのかな。

そして、その気になるコメント。長寿の秘訣。
それは「夫婦で育てた新鮮な食材を使って、妻が毎日作る料理を規則正しく食べ、野良仕事に励むこと」だそう。
農家でもある祖父母は、農業を野良仕事と言います。
一年中土に触れ、米や、旬の野菜を育て、日々収穫の時期を迎える。
それを当たり前に野良仕事といい、日常に当たり前に存在させる。それでいいのですよね。
その気負いのない感じが、私は好きですね。

また、長寿の秘訣は、生きる秘訣でもあるかと思います。
その秘訣を「妻が作る料理」と普通に言い切る祖父が、とても眩しく感じました。

祖父母自慢のようなコメントですね…。
でも、自慢かな…。

人間の原点を見失わないために、大切な存在と言った方が良いでしょう。
おそらく祖父母にとっては、すべてが当たり前なのですけど。

写真は、三本のうちの一本。
祖母曰く、この木の柿はまだまだだそう(笑)
そして、此処は我が家の記念写真スポット。
ことあるごとに(卒業式など)この前に立たされ,記念写真を撮影してました(笑)

春香

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