月別アーカイブ / 2008年02月

屹立する高層ビルの谷間に沈む夕日を眺めて過ごした、ここ数日。
リビングに差し込む西日も、落ちて行く夕日も、ボーっと見るにはなかなかいいものです。

その間ボーッと何も考えていなかったりもするのですけれど、それもいいかなと。
リビングのグリーンが橙色の西日を浴びて美しいなぁと惚れ惚れしながら、
我が子の成長を見守るように日に日に葉をつけていくアラレアの発育とその逞しさに賞賛。

鉢を黒にして、培養土も黒い石で隠して、本当にカッコいいんですよ、うちの子は。
可愛さ余って、葉を湿らせた布で拭いてみたり。。。

そんな日々。
そこに嬉しい写真が届いたのです。
私のデザインしている『BIANCAROSA BY HARUKA』のウェディングドレスを着て下さっている花嫁さまのお写真です。
昨年5月に発表し、昨秋頃からレンタルショップで展開されているのですが、
そのデビュー作ともなるドレスを着て下さっていて。。。
実際に花嫁の方がお召しになられているのを初めて目にした私。
ビアンカローザのドレスを纏って幸せ一杯に笑う花嫁さまの表情に感無量です。
一生に一度の大切な日に着て下さったこと、そんな大切な日のお役に立てた事、
本当に本当に嬉しかった。。。
パソコンに届けられた数枚の写真を見ながら、ひとり喜びの笑みとともに涙も溢れました。

ブランド名を考えるところから始めたウェディングドレスのお仕事。
届いた。。。何かが。。。そう実感しました。
何かを届けることしか頭に無い私は、写真もそうですが。。。
それが一番の喜びであります。
喜びの涙は、次への原動力ですね。
もっともっと、もっと・・・と逸る気持ちがおさえられません(笑)

おかしいな。。。。
先日、サロンで読んだ雑誌の後ろページにある占いによると、
今年は静かに過ごそうってお告げがあったのですが、どうも関係ないみたいです。

静かに燃えろ!!ということなのでしょうか・・・、謎。

いずれにしても、良かった。本当に。
嬉しかったという感情があれば、私には十分。
今夜は幸せな眠りにつけそうです。


春香

今や冬真っ盛り。
昨日の雪景色は、大変だということを抜きにしたら本当に懐かしい光景でした。

子供の頃は、冬はとてつもなく寒く、しもやけにあかぎれはあたりまえ。
学校の教室では、今でもあるのだろうか…
ストーブ上にはに薬缶ではなく水を張ったタライが置かれていて、
私の記憶が正しかったら、室温が7度より低くなったら,そのストーブに火が灯る。
何枚も重ね着をしながら、ストーブで暖をとるのを心待ちにするような、
はたまた、いつの時代??と疑いたくなるような子供時代のある場面を雪の寒さで思い出していました。
もちろん、雪の日の雪合戦や雪だるま作りは冬の定番の遊びでした。
テレビに映し出された都会の子供たちの無邪気にはしゃぐ姿に懐かしさを感じ、
子供の戯れに思わずひとり微笑む私でした。

そして、マンションの窓から見えるいつものお寺にも雪化粧。
日本の建物ってどうして雪がお似合いになるのでしょうね。
とっても美しくて、懐かしかったかな。

そんな中、スタジオでの撮影を終え無事に帰宅してからは、
最近友人から教えてもらったレシピを参考に、プリン作りをして遊んでいました。
これも懐かしいつながり。

子供時代の趣味は、ズバリ「お菓子作り」の私。
クッキー、ショートケーキ、アップルパイ、ババロア、フルーツケーキなどを大量生産して、
家族のおやつにしていた子供時代。
モデルを職業にしてから、体型維持が出来なくなるのを心配してすっかり封印していたのですが、
ついつい復活させてしまいました。
ボールに投入される大量のお砂糖に、若干の恐怖を感じながらも、美味しく出来上がりました。
友人はお子さんのおやつにと手作りしているのですが、添加物の心配もなく新鮮で美味しいプリンは身体に優しいかな。。。と、ナチュラル思考が私にも芽生え、
なんだか良いことをしたような自己満足に浸っていました。

先月はN響の演奏会や、英国バーミンガム・ロイヤルバレエ団の舞台を観に行くなどと
出掛けることが多かったですが、2月は寒いですし、お家で遊ぼうかなと思っております。

そして、今日アマゾンから届いたばかりの
宮本輝さんの全短編(上下)をお供にぬくぬくとした毎日を送ろうかなと計画してます。

皆さんも、暖まる日々をお過ごし下さい。

春香

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