今日も、秋晴れの清々しい一日でしたね。
お天気にも恵まれ、まさにこの世に存在するもの全てが祝福しているような雰囲気が漂うなか、
横浜で行われた親戚の結婚披露宴に出席して参りました。
新しい出発の時に立ち会うことが出来るというのは、出席者にとってとても嬉しいものですね。
初々しいご夫婦は、とっても可愛らしく、目映いばかりに輝いてました。
我家族も勢揃いして、久しぶりの集合に楽しい一日となりました。

また昨日、文化の日ともあって、このシーズンに相応しく「文化に親しもう計画」を実践。
サントリーホールへ、クリスティアン・ティーレマン指揮による、ミュンヘン・フィルハーモーニー管弦楽団の演奏を聴きに行ってきました。
同楽団の10年ぶりの来日公演、またティーレマン指揮による来日公演は今回が初めてともあって、音楽好きな聴衆で会場はとても賑わっていました。

感想。。。
美しかったです。
やはり、美しいものは美しいの一言につきますね。
付随するものなんて一切必要ないくらいに、完成されたそのものが美しかったです。
奏でられる演奏も、演奏者の方々の佇まいも、会場を包み込む空気さえも美しく感じました。
また、美しいものは、ただそれだけで、人の心にすんなりと届き、感動を与えるものですね。

身体中のあらゆる器官をフル活用させて鑑賞する音楽に、久しぶりに出逢いました。
肌で感じるとはよく言いますが、皮膚でさえも奏でられる音色を吸収しているよう。

あまりにもの感動に、同席した友人と目を潤ませてました…
そのまま、その美しさに包まれて眠りについたらなんと幸せでしょう…。
あらゆるものから解放されて、美しいものだけに囲まれる世界。
会場に居合わせた誰もが、そう思ったのではないでしょうか。
演奏中に眠るなんてもったいないから、帰宅後のCDでのお楽しみですよね。

ティーレマンさんが操るタクトの先、そのしなやかな動きを目で追いながら、すっかり夢心地でした(笑)
つられて身体が動いてしまいそうになるのをおさえながら、心はすっかりつられて動きながら見とれてました。
「文化に親しもう計画」は、我ながらなかなかいいものです。

最後になりましたが、ご報告です。
この度、2007年12月号をもちまして、3年間カバーモデルを努めてきました女性誌『Domani』との専属契約が終了致しました。
長い間、誌面を通じて応援して下さった皆様、どうもありがとうございました。

また最終号発売に際して、温かいメッセージを贈って下さった皆様、本当にありがとうございます。
いただいたお言葉のひとつひとつが、私の心を感謝の気持ちで満たしてくれました。
嬉しくて嬉しくて、何度も読み返しています。
これまで一緒に過ごした時間は、きっとこれから訪れる『私たちの時間』に必ず繋がっているのだと、心から信じています。

皆様、いつも応援して下さって、本当にどうもありがとうございました。
そして、これからもどうぞよろしくお願いします。

写真は、編集部の方々が催して下さった送別会にて、贈って頂いたメッセージボードです。
3年間のカバー36枚のなかに、愛するスタッフからのメッセージが添えられています。
とっても大きな大きなメッセージボード。これと同じものが、もう一組あります。
大切な大切な宝物です。一生大切にさせていただきます。
何年後かに再びこれを見る時、その瞬間がこれからの人生の楽しみになりました。
改めて、この場をおかりしてお礼の言葉をお伝えさせて下さい。
これまで支えて下さったスタッフの方々、どうもありがとうございました。
そして、これからもどうぞよろしくお願いします。

始まるものには、必ず終わりというものがあります。
たまには時の流れに身を任せてみるのも、なんだか楽しいです。
ひとつの転機は、何かしらの新しい風を運んできてくれるものです。

また最近、自分にとって何が大切で、私は何を願っているのか、いっそう明確になってきました。
32歳って、そういうお年頃なのかもしれませんね。

これからが、ますます楽しみに♪

今後とも、どうぞよろしくお願いします。
昨日、心に届いたような『美』を目標にして、私も頑張ります。

春香