ケシゴムの役割は、間違いを消すことじゃなくて——。

「人間って言葉は〝人の間〟と書く。人と人との〝間〟〝空間〟〝距離〟。それはどうやっても取りはらうことはできない——。」本当に人はずっと孤独なのか？すき間があるなら——。どこにでもあるような普通の高校を舞台に、青春の時を過ごす高校生たちのつながりをさわやかに描く。オムニバス形式のデビュー短篇集！表題作「ケシゴムライフ」をはじめとした「流星にて」「ZOOO」の計３作を掲載。

目次
第１回
『流星にて』


『ケシゴムライフ』
第２回
「コマのすき間」＜１＞

第３回
「コマのすき間」＜２＞

第４回
「ズボンのすき間＜１＞

第５回
「ズボンのすき間」＜２＞

第６回
「横断歩道のすき間＜１＞

第７回
「横断歩道のすき間＜２＞

第８回
「心のすき間」＜１＞

第９回
「心のすき間」＜２＞

第１０回
「思い出のすき間」＜１＞

第１１回
「思い出のすき間」＜２＞



『ZOOO』
第１２回
「ずっと遠くから」＜１＞

第１３回
「ずっと遠くから」＜２＞

第１４回
「思い出す言葉」＜１＞

第１５回
「思い出す言葉」＜２＞

第１６回
「音を立てずに」＜１＞

第１７回
「音を立てずに」＜２＞

第１８回
「お別れの歌」＜１＞

最終回
「お別れの歌」＜２＞