この件についてもう言及したくなかったのですが、
またまた心が痛むことがあったので…。

今回の報道の中に、
このような告発はリンチであるという
趣旨のものを見ました。

それを見て、告発しようとせっかく
勇気が出そうだった人の勇気がそがれてしまったかもしれないと思い、

「それは違う」ということだけ
書きたいと思いました。

もちろん、言いたくない人が
無理に体験を語るべきではないと思うのですが

「第三者への告発はリンチ」という考え方は
自分が被害者になる可能性が
全く想像できていないコメントではないかと思います。

今回の報道で私がやはり一番気になったのは
元同僚のリアクションでしたが、

大半がノーリアクション

(記事をシェアせず、コメントせず…
もちろん、それは立場や心境が
それぞれあるのだと思います)

そして、何人かから激励やお詫びのメッセージ、

(「私も困ってた、よくやった!」とか、
「あの時相談を貰ってたのに深刻にとらえなくてごめん」とか
「気づいてあげられなくてごめん」とか)

そして、何人かからの批判でした。

批判は直接、私宛にきたというより、
相互フォローしている先輩方が、
書き込んでいるのを
たまたま私が見てしまった、という感じです。

「インフルエンサー怒らせると怖いな~」

「自己顕示欲の強いおっさんとおばさんの痴話喧嘩」

「他人を理由に告発を正当化するのは、歪んでる」

「直接会って話して、お互いごめんなさいすればいいじゃん」

そんなコメントを見て、

「周りの誰も助けてくれない状況…

話を聞いて貰えなかったり、
信じてもらえなかったりする状況を

この人たちは知らないのだ」

と感じました。

私の場合は
「直接会って話してお互いごめんなさいすればいい」
状況ではなかったと思います。

当時、岸さんは「はあちゅうと絶交した」と周囲に
言いふらしており、

何人かの先輩には

「早く謝ったほうがいいよ」
「何したのかわからないけど、お前が一応下なんだから、謝っておけ」
「俺が飲み会セッティングしてやるから」

と岸さんに謝罪することを促されました。

業界のコンテストで私のいるチームが外されるのも、
状況を知らなければ、周囲にはただ
能力的なものと見られていたはず。

退職後も、とある媒体での対談候補として
候補欄に岸さんの名前があったことがありました。

会社を出ても、この人の名前が追ってくる。
また接点が出来たらどうしようと、恐ろしかったです。

今回これだけ報道されれば、
もう、この先の人生で、良かれと思って
私と岸さんとの接点を作ろうとする人はいないと思うので
その点で、私はほっとしています。

告発することの一番のメリットは第三者の理解です。

「告発はリンチ」というなら、

誰にも信じてもらえない、
助けてもらえない状況を変えたいと個人が思い、
行動しようとする時に

社会の手を借りることは卑怯
ということです。

裁判のような方法ももちろんあるけど、
多くの人にとっては自分から遠い選択肢だろうし、

いざ弁護士事務所に出向いてみると、
これからかかる途方もない時間と金銭面での負担に
心が折れてしまい、

そんなことをするよりは
自分が我慢したほうが楽、
と思ってしまう人のほうが多いと思います。

「被害者だと言い張るなら裁判すればいい」
というコメントを見て、
そういう手段を迷わず選べる状況なら、
こんなことにはなっていない、と思いました。

それから、書籍宣伝のために
今の時期にぶつけたと言われている件ですが、

今回の記事のための取材は、
9月の前半から受けています。

いつ記事が公開されるかは
誰にもわかりませんでした。

このタイミングで出たのは
岸さんがご自身のnoteで記事を公開したので、
あまり時間を置かずに記事を出したほうがいいという
バズフィードさんの判断です。

記事は岸さんがnoteを公開した翌日に出ました。

私は、公開される予定だったバズフィードの記事を
公開前には一切確認しておらず、私の発言の
どの部分が使われるかも知らされていませんでした。

(バズフィードは個人の代弁メディアではなく
報道機関なので、それは当たり前ですが…)

好奇の目が集まり、
アマゾンレビューが荒らされると
わかっているこのタイミングで
本が出ることを私自身はデメリットしかないと思っています。

本の宣伝であるはずがありません…。
これは、はっきり言わせてください。

…そして、この件は、もう絶対に
これ以上触れたくありません。

普通の日常が欲しいので、
今後のブログではこの件には触れません。

このブログも書こうかどうか迷いましたが、
「リンチ」という言葉には
我慢が出来ませんでした。以上です。


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