人に質問された時は質問内容にそのまま回答してると、必ずまた同じ質問が返ってくるようになります
『どの竿がいいですか?』
『どんなセッティングがいいですか?』
質問にはいくつかの目的があると考えます
① 会話をしたいだけ
② あらかじめ用意している答えに同意が欲しい
③ 答えを知りたい
そして目的が一番薄い質問というのが③ 答えを知りたい です
普通ならば、何らかの答えを知りたくて質問をしていると人は認識してしまいます
ほとんどの場合、相手の回答はあってもなくてもどちらでもいいんです。
例
恋愛相談をしてくる女性がいても、自分の【答え】を述べ出せば次から相談されなくなります
何故なら【承認する】だけでいいからなんです
とにかく聞いてあげて、相手の辛かった感情を引き出す
ただそれだけで悩みは解消します
彼にフラれてショックで私こんなにも凹んでる。私は彼のことを想っているのに。どうしたらいいのだろう。。。
そんなニュアンスの相談があったとして、、、(一度ある。)
そんな時は承認し繰り返す(リフレイン)ことがポイントです
あ〜そうなんだ〜それは【ショック】だね
彼のことをそんなに【想っている】んだね
それはどうしていいか【分からなくなる】ね
相手が欲しいのは答えではなく【承認】なんです
自分の気持ちを分かって欲しいと無意識に感じています
私どうしたらいいの??
と質問されたとしても答えを述べても意味はありません
そんなに悩んでるんだね
真剣に考えてるってすごいね
答えを述べれば返ってくる返事は『でも....』です
どんな竿がいいですか?
の質問に対して、まず相手の意図を把握するために聞いてあげることからスタートします
どんな釣りが好きですか?
憧れるプロは誰ですか?
普段どんな場所で釣りをしますか?
ここに『好きな竿を使えばいい』と回答すれば必ずまた同じ質問が返ってくるでしょう
ブーメランです
面倒くさっ!
っと思った時はあらかじめPDFや記事などを作成して、質問が来たらそれを見て貰う工夫が必要です
それすら用意するのが面倒くさいのなら一人一人対応しましょう
またはスルーです。
本当に答えを知りたい方の質問というのは具体性がまるで違います
そして必ず一度自分で試し、調べ、壁にぶつかり、迷子になっています
それらが文章に表れているでしょう
そういう方は文字が多いはずです
質問内容を明確に相手に伝えなければ、欲しい情報が貰えないと知っているからです
【因果】を述べているのかも重要です
因果とは、原因と結果のことです
気温が高い(原因)からアイスが売れた(結果)というように、事象が起きるのと同様に関係の深い結果が表れることです
ほとんどの場合は結果は明確に答えられるけど、原因までは分からないと思います
その物事の背景(コンテクスト)を読み解き、結果から相手の思考を確認します
〇〇な思考が、結果を作っているため思考が原因となることが分かってきます
原因のほとんどが知識不足です
答えを述べるよりも、分かりやすい記事や動画を紹介し後で感想を貰う
答えを知りたい方は勉強家です
回答者に薦められた記事ならば好んで見るでしょう
すると原因だったことが目的に変わります
大事なことは実行に移したくなる演出が必要になってくることです
原因であったことが解決するのなら、やってみたいという好奇心が湧いてきます
回答をするのなら、情報を与えて終わりより
『これでデカイ魚を釣ってくださいね』
『また情報を教えてください』(フィードバック)
情報が来たら『承認』します
『嬉しい報告ありがとうございます』
を、伝えた方が効果的です
これは仕事や友人関係で必ず役に立ちます
あくまで僕の主観的な方法ですが
別の案件で父親に試したところ物凄く楽しそうに電話をしてくれます
人が変わったように話しの内容もイキイキとしてました
これらを意識するようになって相談に対しては僕なりに対応することができるようになってきました
まだまだ事故もありますが。。。
しっかり学んでいきたいと思います
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