とある本を読んでいたら、思い出したことがありました
私がまだ20代のころに、職場の同僚が言っていたことです


思い出したと言いながらも、文脈や内容の多くは記憶にモザイクがかかったように思い出せませんが、




要は、女の打算に幻滅した、みたいなことを言ったんじゃないかな、と思います





自分が彼に答えたセリフははっきりと覚えていました



『え、いつから男って純粋な生きものになったの?』




その同僚は、女は腹黒い、計算高い、

というようなニュアンスのことを伝えたかったのだと思いますが、
そんなことはいまに始まったことではないし、

だいいち男もけっこう計算高いのでは?
と思った気がする
(少なくとも私は、インド人もびっくりなくらいしたたかです)

10年くらい前の話だと思いますが、そのへんの見解はあまり変わってないですね





もう少しだけ正確に言えば、男も女も腹黒さもピュアな部分も併せ持っていて、

それを何処でどのタイミングで出すのか、
誰に対してどのようなかたちで出すのか、


そんな違いがあるだけでしょうね
もっと言えば気分もあるでしょうし 笑


同僚はだいぶ落ち込んでいたようなので、
わざわざそんな追い打ちをかけるようなことは言いませんでしたが..



自分のなかの『闇』に気づいていない


または気づいているのにその存在を許さない、認めない





自分は純粋な存在だと信じ、

たまに浮かぶ汚いものを押し込めようとしている人は




正直危うい、と思います





そういう人たちは誰かが『失敗』をしたときに、
これでもかと『正義の鉄槌』をくだし批判する側にまわる

ここぞとばかりに叩く。そして





自分が失敗をする側になってしまったとき
耐えられずに自死を選んでしまったりするのです






自分がやっていることは、他人もやって、当たり前
わたしが僕が、気をつけているんだから、あなたも気をつけてよね



という姿勢だと、世界の半分しか許容していないのと同じです


やる側とやらない側があり、やらない人間はおかしい。許せない





じゃあ社会的に抹殺してしまえばいいじゃない?

デモで徹底的に批判してやればいいじゃない?


コミュニティの輪からハブってわからせてやればいいじゃない?

身体に爆弾を巻きつけて自爆してやれば奴らも気づくんじゃない?







『もう半分』を許せれば、世界はすべてあなたのものなのにね

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迷惑をかけるのはお互いさま、だから





それ以前に



光と闇とか、善と悪とか、男と女とか


世界はそんな単純な二元論で成り立ってはいない

人間はもっと、グレーな生きものだし

とても美しく、醜い
素晴らしいポテンシャルを持っていながら、まったく頼りにならない







一定以上の歳になったとき、
おじいちゃんなのかおばあちゃんなのか、わからない人がいたりしますね
(失礼だけど)




男か、女かではなく

最後はみんな、人間として死んでいくんですよ

自己啓発、ビジネス(というより仕事の経験)のお話に続き..




またちょっと唐突ではありますが、
今回はちょっとだけ『アート』に寄ったお話になります

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ただ、人生(自己啓発)やビジネスのお話がおもしろいと思って読んでくださっていた方もご安心ください




ビジネス、もう少し言えば『ビジネス戦略』は、アートです
そして継続的に、しっかりとした基盤をもって活動をしているアーティストはすべからく、



ビジネス的な戦略をもって動いています
当人たちにその素養がある人たちもいれば、
マネージャだったり、それぞれですけどね



もっと言えば、すべての要素は『本質』で繋がっています

たとえばあなたが『ビニールジャンキー』で、
毎日毎日レコードを〝掘っていた〟経験があったとして


その本質的な部分は、必ずビジネスにも活きるし、他の分野でも活かすことができます


さて何のお話かと言うと..



『狂気』についてです


狂気と言っても、目いっぱい狂ってしまってはいけません
おそらく誰にも相手にされなくなってしまうし、けっこうな確率で社会からはじき出されます 笑





ほんの少し、で良いんです


そう、スプーン一杯くらい



『ひと匙の狂気』って感じでしょうか

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音楽家、俳優、画家、ダンサー、小説家、数学者..

ぱっと思いつく『アーティスト』はいろんな種類の人たちがいますが




わかりやすいところで、画家を例にとってみましょう
あなたは、美術館でもなんでもいいですが、絵画を鑑賞したことはありますか?



または街中に溢れている『グラフィックアート』とかでもいいですね
人によっては落書きにしか思えない、カラースプレーで書かれているあれです
(落書き的なのが多いのはたしかですが、グラフィックアートは既に世界を動かす影響力を持っています
偏見のメガネは、捨てておいたほうがいいかもしれないですね)

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ふっと立ち止まってしまう
なぜだかわからないけど、もの凄く惹かれ、見入ってしまう


そんな絵に出会ったことはありませんか?


その絵に含まれている成分。それが、『狂気』です





どれだけ技術的に優れていても、アートはダメなんです
(上手いに越したことはないですが 笑)





たとえばアコースティックギターの穴に猫を入れて弾いていた、

一時期の(ピンクフロイドというバンドの)シドバレットのように、
狂気がほとばしり過ぎていても、理解の範疇の外側過ぎて誰もついてはこれないでしょう



なかには共感できる人もいるでしょうが、
多くの人にはギターの穴に猫を入れてしまうほどの『何か』を経験してはいないので、

共感ができない。追いつかない


でも村上春樹さんには多くの人が共感するでしょう?
あの人の狂気もなかなかだと思いますが、あれがギリギリくらいでしょう

多くの人が共感できる、ギリギリのラインを表現するのがとても巧い人だと思います


そう、ほんの少しで良いのだけれど
狂気がなければ、ダメなんです

スプーンひと匙の狂気が含まれていないアートは、


イチゴの載っていないショートケーキと一緒です


食べたらもの凄い美味しい可能性はあるけれど、
ショーケースに並んでいても選ばないでしょう?わざわざ


ビジネスにしても同じです
ビジネスパーソン、としてもそうだと思いますが、


独立してやっていこうという人ならなおさら


成功する要素はいろいろあれど



詰まるところ、
『おもしろくない人』の話は誰も聴かないし、
(たくさん情報があるし、時間も限られていますからね)




おもしろくない人は成功できません




お笑いのことじゃないですよ?笑


誰にも真似できない、家族や友達には話しづらい
あなたのその『おもしろいところ』『おもしろいと思うもの』を追及するんです、どこまでも


没頭するんです、周囲を省みず
(準備ができている人、本当の意味でバランス感覚に優れている人は、多少省みながらやることもできますが)


あなたのなかの『小さな狂気』を研ぎ澄ませてください


研ぎ澄ますんですよ?
育てて、巨大にしてはいけません 笑



それはそれで、成功や幸せからは、遠ざかっちゃいますから




磨き上げてください

受注モンスターとして2社のコールセンターを渡り歩いたわけですが..


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ここまではこれで良かったけれど
このままでは、ダメだ





東京で務めた次のコールセンターは、
そんな私にうってつけでした



もちろん?
最初は『動きやすい』状況をつくるために、
狙って件数をつくりました


商材は『通信系』から『クレジットカード』に変わりましたが、
仕事の本質は変わらないので、電話をかけ始めて3日目でふた桁の成約をつくりました


受注モンスターの本領発揮です 笑




しかし一ヵ月も経ったころ
「これをしにここに来たわけではないんだよな..」



と感じ始めたとき、それは起きました
『獲得件数』の掲示板が廃止されたのです



そう、その会社はクライアントが『クレジット会社』というのもあり、

成約だけを目的とはしていない、対応品質などにも重きを置く会社でした





しめた!!
と思った私は、それでも(自分に求められる)最低件数を駆け足で取り、


そこからの時間は『自分の課題』を追う時間にしました




お客さまと厚いコミュニケーションを取ったうえで、成約を取る

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ということです
いろいろやりましたが、それはここでは割愛します
(細かくお伝えできる機会があれば、お話しします)


扉が開きました

肩の力を抜き、ごり押しせず、お客さまとコミュニケーションを取りながら..




どんどん契約が取れるんです





『刈り取るセールス』から、
私が理想とする『種を撒くセールス』への橋が渡った瞬間でした





この会社では私は、

・獲得件数を完全にコントロールする


・比較と競争の世界から降りる




という課題も追っていましたが、いずれも達成しました


そしてやはりモチベーションの火が尽きた私は、
今度は『架空の父』に倒れてもらい、会社を去るのでした..笑

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