あのランチから、彼を
思い出さない日はなく、
どうしても気になる存在に変わった。

そして、また会う日がきた。
今度もランチ
ランチしながらまた、たわいもない会話で
たくさん笑った。

彼「家この辺にあるんだけど、少しお茶してから帰る?」
私「うん…(よっしゃぁぁぁぁ)」

この時既に覚悟はできていた。
下着は上下揃えてあるし、なんの問題もない。

彼の部屋は、茶系を基調とした落ち着いた雰囲気であった。
大人の男性の匂いがして、クラクラしてしまった。

しかし、いくら覚悟はできているとはいえ、
私の緊張はなかなかほぐれない。

そんな私を見た彼は優しく
後ろから抱きしめてくれた。
また心臓が暴れだしてしまうと思ったが、
何故か安心し心地よかった。



ランチしながらとても楽しい
時間を過ごすことができた。

このランチで心臓が飛び出してしまうかと思うくらいドキドキした場面があった。

それは、彼のマル秘テクニック
ソフトタッチである。

なんと、彼からではなく、
私から自然と触ってしまうような
シュチュエーションであった。

「心理テストだよ。
僕の手のひらに、手をのせてみて。」

私は何も考えずに彼の手のひらに手を重ねてしまった。

重ねた瞬間に彼が
真っ直ぐ見つめてきたので、
手のひらから身体中に
電流がはしったのかと
錯覚してしまうほどであった。

一瞬何が何だか分からなく、
彼の手のひらに重ねた私の手を
動かせなくなっていた。

これはもう彼のにハマってしまったのだ。

心臓の音が聞こえてしまうのではないかと、はらはらした。



連絡先を交換してから1ヶ月後、
約束の会う日がきた。

とてもオシャレなカフェでランチ
いきなりディナーではなく、ランチという
ところが大人の余裕なのだろうか。
張り切りすぎていないところがいい。

私好みのロングヘアーに、
セクシーなYシャツ。 
会った瞬間からドキドキが止まらなかった。

これから何を話したらいいのか、
何を頼んだらいいのか、分からず
凄く緊張した。

しかし、その緊張をほぐしてくれるように
話題をふってくれたり、
たくさん話しを聞いてくれたりした。

あぁ、なんて素敵な人なんだろうと
うっとりしてしまうほどであった。

と、同時に、
彼のあまりの優しさに、
寒気がする瞬間があった。

これから彼と始まる危険な恋の香りが
微かに匂っていると
この時気づいていたのかもしれない。

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