夜の部三演目を鑑賞
一つ目、松本幸四郎の「引窓」
親子、兄弟の義理人情が交錯する世話もの
子を思う母親の姿に涙。
二つ目、片岡仁左衛門の「けいせい浜真砂」
春爛漫の南禅寺の山門が舞台。豪華な衣裳や色鮮やかな舞台が、歌舞伎ならでわの様式美に圧倒された。
二人だけの短時間の演目だが幕引き後、美しい❗と思わず声が漏れた。
幕間にちょっとお腹に入れて
一口いなりの『鶴亀いなり』
絶品❗
最後は、市川海老蔵の歌舞伎十八番のひとつ『助六由縁江戸桜』❗
前半は江戸時代の吉原の花魁の言い回しに象徴されるように時間がゆっくりと流れる。後半に助六登場、海老蔵の圧倒的な演技力と美しさ❗に酔いしれた。
助六が花道で舞う…側のお席だったので間近でその美しさに、これが日頃の鍛練の賜物と堪能させていただいた。また芳しいお香の匂いが漂い色男を更に洗脳させられた。今も脳裏で匂う
歌舞伎=市川海老蔵 絶対的なものを感じた。
新しくなった歌舞伎座で、歌舞伎の魅力や新しさを感じた舞台だった。日本の伝統文化として素晴らしいものを観させていただいた。
歌舞伎座いいな🍀