普段はオリンパスユーザーですが、リオパラリンピックの取材では大人の事情でニコンカメラを使う必要が出て、オリンパスプロサロンの方々に合わせる顔がない西川隼矢です。
先日ニコンから機材をお借りしてきたのですが、カメラ&レンズの総額が400万近くなっていました。
盗難にあったら自腹弁償とのことなのでリオ中はカメラを抱き枕代わりにして寝たいと思います。
アクアサイネージはカナヅチを救えるのか?
さて、多くの方の協力を経て380万円かけて開発できた世界初のアクアサイネージですが、最近ふと新しいアイデアを思いつきました。
「上手な人の泳ぎを見ながらずっと泳げたら、上達スピードがアップするのではないだろうか」
アクアサイネージの詳細はこちらをチェック
自分のフォームが確認しづらいスポーツ、それが水泳
他の種目はいろんな角度から撮影できたり、鏡を置いて自分のフォームをチェックしやすいのですが、水泳は撮影するのも難しかったり、上手な人の動作も横アングルから確認するしかなく、鏡を見ながらずっと泳ぐことも物理的にも金銭的も厳しかったりするので脳内でイメージしづらかったりします。
どういうフォームが正解なのか頭で理解できておらず、また、自分の今の泳ぎはゴールと比べてどう違うのか頭で理解できずにただコーチが言われる事を鵜呑みにするしかない人も多いのではなかろうか。
しかし、正解となる映像を見ながら泳げて、そして、自分の泳ぎと正解の泳ぎをリアルタイムでパチパチスイッチして確認しながら泳げたらどうなるだろうか。
脳内でイメージに近づける作業が容易になるのではなかろうか。
最初は映像はゆっくりで、手と軌道や足のタイミングを映像を真似しながら確認。
徐々に映像のスピードをアップし、早く動いても同じ動作ができるように反復練習。
手の軌道や、足を打つタイミングがダンスダンスレボリューションのようにゲーム感覚で体験できたら最高ですね。
なんだか、楽しく、簡単に上達できるような気がする。
このシステムを作るのに大掛かりな装置は必要か?
このシステムを必ずしも流水プールでやる必要はないかなと思うので、ちょっと大きめの組み立て式プールがあれば十分できるような気がします。
腰にベルトをつけて、紐をつけて固定し、前に進まないようにして、アクアサイネージの真上でずっと泳ぐ。
呼吸はセンターシュノーケルをつけてずっと顔を入れたまま映像を確認。
泳いでる映像は真下に水中カメラを設定して中継。
出来れば引っ張る強さをデジタルで表示できて、泳速や距離に換算して表示させれたり、スピードに合わせて映像が変わったら最高ですね。
ん〜楽しそう。
そしてできそうな気がする。
こういうことを日々開発、研究できるラボと仲間が欲しい。
そして開発資金も...(切実)
そして開発資金も...(切実)
日本から世界の水泳習得の常識を変えるのも夢ではない!かも。
Rockin’Pool!