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こんにちは。
リオから無事、問題もなく帰ってきた西川です。

今この記事を書いてる時間は午前3時。
これがJet lagというやつか。
おっと、失礼。
Jet lagとは時差ぼけという意味だ。
長い滞在のおかげで自然と英語が出てしまう癖が付いたようだ。(英語力は出川並み)

リオ滞在後記

今回リオには5日から19日までの2週間滞在していました。

リオパラリンピックの開会式が7日で閉会式が18日。
8〜17日の10日間は競泳競技だけを撮り続け、ひたすらパラスイマーを撮る日々。

正直、リオのリアルな人たちとあまり交流してないし、街中もあんまり歩いてないので、私が見たリオは100あるうちの1にも満たないであろう。
ずっと競泳競技だけしか撮ってないので、私が見たリオパラリンピックは10あるうちの1にも満たないであろう。
しかし、その中でも感じた2つの事をつらつらと書き残そうと思う。長いです。

1.スポーツの楽しみ方

ニュースではすごくリオは治安が悪く、歩きスマホしたら盗られるだの、カメラ首からブラさげてたら狙われるだの色々脅かされていましたが、行ってみると治安は良く、全然普通でした。

危険を感じたことは一度もなく、リオっ子は行儀もよく皆暖かい人たちでした。

印象的だったのはレースの時の彼らの応援スタイル。
自国のブラジル選手が出た時にすごく盛り上がって応援するのはもちろんですが、出ていないレースも声を出して応援するし、最後の選手が一人泳いでるレースは自国の選手が競っている時と同じくらいの熱量でエールを送っていました。

これは国民性がすごく関係あるのかと思いますが、彼らは《競泳の試合を楽しむ》ために来てるんだと感じました。

普通は誰か特定の人やチームの選手が出ていたら応援するし、声を出します。
私もそうです。
知らない人が出てるレースは応援しないし、楽しくない。

でも彼らは知ってる人が出ていようが出ていまいが関係なく、誰でも応援し、誰にでもエールを送ります。
だから楽しそうだし、それを見ている私も楽しい。
そうして楽しいの連鎖が会場を包み、みんなが楽しい空間になる。

なんという素敵な連鎖だろうか。

私はリオに来る前まで、こう考えていました。

スポーツは観てて楽しくないとダメだ!
 観てて楽しくないスポーツは視聴率が取れない!  
視聴率が取れないとスポンサーがつかない!  
スマホで観る情報を選べる時代は観てて楽しいスポーツしか生き残れない!

と。
なので、どうやったら競泳というスポーツが楽しく観れるようになるかを考え模索していた。

しかし、今回リオに行って考えが変わりました。

観る人の気持ち次第でどんなスポーツでも楽しく観ることができる。
楽しく観れない人は、楽しく観たいと思ってないから。

日本の競泳の試合を観に来てる人達が競泳の試合を『観る』ことを楽しんでいるか、というとそうではないと思う。
実際レースに出て泳ぐことを楽しみに来ている人達がほとんどなので、観ることに楽しさは見出していない。

だから会場は盛り上がらないのです。

でも泳ぐことよりも観て楽しみたいという人がいっぱい来たらどうだろうか。
競泳の試合を観て楽しいという人の楽しさの連鎖が生まれるのではないだろうか。

なので私は今後の行動をシフトすることにしました。

『競泳を観て楽しい種目にする』

『観て楽しみたい人を競泳会場に集める』


選手のファンは好きな選手が引退したら観に来なくなりますが、観て楽しみたい人はずっと来てくれるはず。

では、どうやったらそういう流れやシステムを作ることができるのか。

【日本人、ブラジル人化計画】

というのは冗談で、まったく思いつきませーーん!
でも今回の経験がすごく言いヒントになると感じています。 
ゆっくり考えたいと思います。

2.障がいという圧倒的個性

今回のリオパラリンピックの撮影は国際障害者スポーツ写真連絡協議会、通称パラフォトのカメラマンとして参加しました。

 

パラフォトの活動をお手伝いをするきっかけは東京2020でした。

写真家として写真で何か東京2020を盛り上げることはできないだろうか。

そんな事を色々な人に話していたらパラフォトの理事長の佐々木さんに声をかけていただきました。

今回リオパラリンピックを撮影してみて感じたことは、それは

障がいってクール。
障がいを持つことって、有利だな。

でした。

私はこれまで障がい者に対して、どこか可哀想という目で見てしまっていました。
私が普通にできることも彼らはできない。という哀れみの目です。

しかし、リオパラリンピックに出場してる人達は皆『できる』人達でした。

私ができないことも平然とやってみせる人達を目の前にして、可哀想とか、哀れみの目でみることは一切ありませんでした。

リスペクト。
ただただリスペクト。

閉会式で踊った片足のプロダンサー大前光市さんが閉会式後の記者会見で

片足が無い人でもテーブルにつくと障がい者ではなくなる。
障がい者は何か不便なことがあって始めて障がい者となる。
私は不便を感じないので障がい者と思っていない。

という風なことを語っており、目からウロコでした。

こうなると『できる』障がい者は健常者より圧倒的な個性を持った人間になります。

自分のアイデンティティーを表現しやすく、ブランディングもしやすくなる。

差別化がしやすいわけなので、ビジネスでもかなり有利です。

大前さんやモデルGIMIKOさん、檜山さんの話を聞いていると、ポジティブでクリエイティブで『できる』障がい者は最強だなと感じました。

これから手や足に障がいを持った人と話す機会があったら「そうなんだ!いい武器もってるね!」
と話すと思います。

でもこういう心の変化があったのは障がいを乗りこえてポジティブに生きる障がい者に会ったから。

卑屈で『できない』ことを盾に努力しようとせず、周りに頼ってばかりの障がい者に出会っていたらこういう考えにはなっていなかったと思う。

パラリンピックは世界中から『できる』障がい者が集まった超ポジティブな空間になります。

2020年の東京パラリンピックもこの超ポジティブな空気が日本全体を包み込み、多くの人達の意識が変わってくれることを願います。

私が2020でできること

リオが終わり、次は東京2020。

今回リオパラリンピックを経験して、オリンピックパラリンピックに絡んで盛り上げたいという想いがより強くなりました。

私ができることは撮影すること、そしてプールの楽しさと魅力、可能性を伝えること。

もっと強いチームを作る必要があり、もっと多くの人々を喜ばせる力をつける必要があります。

去年の9月にスタートした東京プール研究室は今月一周年を迎えます。
来週開催予定の東京プール研究室では研究員の皆さんと次なる挑戦に望みます。

日本のプールはもっと楽しくなる。
絶対変わります。
変えます。

Rockin’Pool!



最後に、今回パラフォトという素敵なチームに入れて一緒に活動できて幸せでした!
感謝!
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Photo by 世界のマント
 

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