最新シングル「嵐のあとで」のライブセッション映像が公開されました。この映像は、札幌にある彼らのプライベートスタジオ“わんわんスタジオ”で撮影されたもので、ニューヨークの映像プロジェクト“Neue Vox（ヌー・ヴォックス）”が手掛けた作品です。

“Neue Vox”は、ニューヨークを拠点に、弱冠24歳にしてディレクター兼プロデューサーを務める“Charlie Gilette（チャーリー・ジレット）”を中心に、様々なアーティストと親密なセッションを行い、それを映像として抑えることを目的として活動している新進気鋭のプロジェクト。「アーティスト達が自分たちの愛する場所で自分たちの愛することに取り組んでいる瞬間」をテーマに、数々の映像作品を発表しています。

今回のコラボレーションが実現したきっかけは、チャーリーが、動画配信サイトで、偶然“Galileo Galilei”がオリジナル日本語詞で歌っている洋楽カバーの動画を見つけ、洋邦の垣根を越えた水準の高いその音楽性とオリジナリティーあふれる世界観に感銘を受け、知人を通じて“Galileo Galilei”の日本サイドのスタッフに熱烈なラブコールを送ったところ、Galileo Galileiのメンバーも快諾。



今回のコラボレーションに関し、チャーリーは「Galileo GalileiがNeue Voxに登場してくれたことを心から光栄に思っています。そして、言葉の壁なんて関係のない、素晴らしいセッションが捉えられたと確信しています」とコメント。それを受け、尾崎雄貴(Vo.&Gu.)は「ニューヨークから“ライブ映像を撮影したい”とオファーが来た時、何かの間違いかと思いましたが、嬉しかったです。とてもカッコいい映像に仕上がっているので、ぜひ観てね」とコメントするなど、お互い確かな手ごたえを感じた素敵なコラボレーションになっています。

＜尾崎雄貴(Vo.&Gu.)コメント＞

ニューヨークから“ライブ映像を撮影したい”とオファーが来た時、何かの間違いかと思いましたが嬉しかったです。チャーリーさんは、僕と同い年の女性で、札幌の僕達のプライベートスタジオ“わんわんスタジオ”まで足を運んで撮影してくれました。なんでも、僕達のスミスとウィルコのカバー映像を観て興味をもってくれたらしく、色々カバーをしたことが報われた気がします。とてもカッコいい映像に仕上がっているので（特に仁司がシブい）、ぜひ観てね！！

＜Charlie Gilette（チャーリー・ジレット）コメント＞

Galileo Galileiを初めて知ったきっかけは、The Smithsの「The Boy With The Thorn in His Side」のカバーをYouTubeで発見した時でした。The Smithsはもともと大好きなバンドだったので、英語のカバーを想像しながらその動画を観たのですが、それがなんと日本語のカバーだったのです。バンドの演奏もカッコ良く、なんと言ってもヴォーカルの雄貴くんの声が魅力的で、気づけば他の動画も全部観ていました。そして、すぐさま彼らのファンになっていました。彼らがアップしているカバーはどれも素晴らしく、正直、原曲より良いと思えるものもあります。彼らは本当に他にはない特別なバンドだなぁと感じ、それからというもの、ずっとGalileo Galileiを聴いています。

今年の夏に日本に行くことになった時に、絶対にGalileo Galileiのライブに行きたい！と思っていたんですが、残念なことにタイミングが合わず...。諦めがつかない私は、ダメ元で自分が手がけていたNeue Voxというミュージックセッションを一緒にできないかと勇気をもってアプローチしてみることにしました。Neve Voxは、そのアーティストにゆかりのある場所でスペシャルなセッションを行っている企画なのですが、これまではニューヨークを中心として行ってきました。これをきっかけに、日本の音楽をもっと海外に発信したいとも思ったのです。普段の生活から、海外で日本の音楽を知るのってとても難しいことなので。Galileo Galileiが大好きな私は、海外でももっと多くの人に彼ら音楽を広めたいと思い、このセッションを一緒に行いたいと熱望していました。

そして、願いが叶い、彼らとセッションすることができました！Galileo GalileiがNeue Voxに登場してくれたことを心から光栄に思っています。そして、言葉の壁なんて関係のない、素晴らしいセッションが捉えられたと確信しています。撮影中のGalileo Galileiはとてもリラックスしており、その落ち着きと適応性に、さすがだなぁと感じました。彼らの生の演奏が素晴らしすぎて、どんどんいい映像が撮れていきました。こんなにも自分が心から尊敬して愛するアーティストと一緒にコラボレーションできたことをとても嬉しく思っていますし、国境を越えてこういうことができたことに感動しております。またGalileo Galileiとコラボレーションすることを新たな目標にしています！