T.G

サッカーの魅力とは何だろうか、
私は次のように考える。

「速い試合展開」「感動的なゴールシーン」
「懸命にボールを追いかける姿」
「鮮やかなテクニック」「11人のチームプレー」

これを踏まえたうえで選手には
次の4つの要素を求めたい。

「闘争心(真摯な姿勢)」「積極性」
「フェアプレー」「精神力(90分間の集中)」

一般的にフェアプレーというと、
「汚いプレーをしない」「審判に抗議をしない」
「スポーツマンらしく振る舞う」という説明で
終わってしまうことが多いが、私はもっと深く
考察し、その意味をはっきりさせている。

「フェアプレーとは、ただのきれい事ではない」
「自分とチームの商品価値を高める非常に重要なものである」
「学校やクラブにとってのビジネス上の大切な商品である」

フェアに戦うことによって、観客は爽快感を覚える。フェアに戦えば、人々の共感を呼び、学校やクラブが支持され、観客を増やすことができる。

だから、フェアプレーとは大事な商品なのだ。

フェアプレーが価値を生み出す。
フェアプレーとは学校やクラブにとっても、
選手にとっても、大事な財産なのだ。
そう考えると、選手もフェアプレーを大切にする。

接触プレーがあって、主審が判定を下すたびに、文句を言っている選手がたまにいるが、
これほど見苦しいことはない。
選手が審判に詰め寄ることによって、プレーが寸断される。観客はサッカーを見に来るのであって、抗議のシーンを見に来るわけではない。
「さっさと次のプレーに移れ」と言いたくなる。

審判に詰め寄り、おかしな態度で異議を唱えると、イエローカードを出されることもある。これほどバカバカしいことはない。それによって、大事な試合で出場停止になったりしたら、目も当てられない。チームにとっては迷惑な話だ。

学生スポーツである以上、このような面を徹底しなければならない。フェアプレーの精神というのは日々のトレーニングで育まれるものだろう。

なぜ、私が商品やビジネスに関連付けたかと言えば、それは商業高校のチームを指導しているからだ。学校で学んでいることをサッカーにリンクされることで選手も学校教育とサッカーに繋がりがあることを認識させることが出来ると考える。

私が指導してるチームに一番足りないことを
今回は述べさせてもらった。
是非、選手にはこの記事を読んでもらいたい。
そして、ここから何か得られるものがあれば
それが私の本望である。

「技心体」や「体心技」と口にしてみると、
確かに「心技体」が最も語呂が良い。

では、この3つの要素を
大切な順番に並べるとどうなるか?

私は「体・心・技」になると思う。
ビジネスマンであれ学生であれ、仕事や勉学に
打ち込む時には体力が必要だ。
病気などで体力が落ちているときは、なかなか
気力も湧いてこない。人間の生活を根本的に
支えているのは体力だから、
まずは体力をつけておくことが肝要だろう。

技と心は序列をつけにくいが、
技術を持っている人間は心を病まないという
意味で技を先にした。セールスポイントあるいは
得意分野を2つ、3つと増やしていけば、
ちょっとしたことで悩んだりしないはずだ。
仕事自体が嫌いになるような状況にも
陥ることはないし、心の健康は保っていられる。

どこを鍛えるにも、まず体ができていないと
次の目標に向かえないだろう。
ビジネスパーソンでも同じことが言える。
体力をつけてから次のステップに進む。
体力をつけながら、技術や心を少しずつ
伸ばしていくほうが結局早いのだ。

常に私はこの3要素を順番を大切にしている。


まさか23歳になった今、
このような形で
サッカーに関われるとは思いもしなかった。

小学校3年生からサッカーを始め、
中学、高校と10年間。 。 。
一応、サッカーを続けてきた。

しかし…
選手としての自分はひいき目に見ても
四流、いや五流の選手と言えるだろう。

この10年で唯一誇れることがあるとすれば
高校時代にチームキャプテンを務めたこと。
監督、コーチに指名され、半ば強制的だったが…

ただ、ここでの経験が
その後の自分の人生に大きく影響することになる。決して良い思い出ばかりではないが、
多くのことを学び、成長させてくれた時間であることに間違いはない。

高校卒業と同時に指導者の道に歩みを進める
KONAMIスポーツクラブで幼稚園児から
小学生までのサッカースクールの指導に努めた。

日に日に成長する選手の姿は自分にとって
大きな喜びを感じるものであった。
この頃から少しずつ、
お世話になったチームに指導者として
戻りたいと思い始めるのである。

人生、そう上手くはいかなかった。
経営不振によるKONAMIスポーツクラブの閉鎖
そして突然の病が襲い、
約3年間サッカーから離れることになった。

この病については後日、
ゆっくり書かせていただくつもりです。

そして月日は流れ
今年4月、運命のいたずらなのか
縁あって母校の浜松商業高校サッカー部
コーチに就任。そして現在に至る。

契約は1年。契約満了日まで残り100日
来年度の事は分からないが、
今は選手たちと正面から向き合い
全力でサッカーを楽しみたい。


「サッカーが出来る喜びに今日も感謝する。」

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