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伊藤ふみおです。

KEMURI722()大阪、服部緑地音楽堂で開催されたMOONSTRUCK JAMBOREEに参加、演奏させて頂きました。

このイベントは大阪を拠点とするバンド、DOBERMANが主催しています。

会場入りすると、DOBERMANのメンバーがどのスタッフよりも動き回って、見ていて心配になるほど働きまわっています。会場入りする出演者にとどまらず、スタッフにまで丁寧に挨拶してまわってくれています。こういう気づかい、大好き。

楽屋は大部屋で、出演者は皆、一緒。同じ室内でケータリングスタッフが美味しい食事をふるまってくれるし、飲み物あるしで、導線的にすごく楽で好きでした。

何か、すごい気分が楽。

会場内、至るところに手づくりのアートや、手書きの看板があって、それらが妙に心に響いたな。前向きな意味でだけど、主催者や、主催者の意図に共感して協力している人たちの一生懸命さ、来場者、出演者への温かい心、おもてなしの心が伝わってくる感じがした。

「どうだ、このラインナップ?このスケール感?この設備?スゲーだろ?」的な、上から目線ビンビンのフェスやイベントとは一線を画した感じが好きだったな。それが意図的に行われているのかどうかは別として。丁度良かった、色んなことが。

赤犬、浅草ジンタ、UKULELE GYPSY、夏木マリ、SCOOBIE DO、そしてDOBERMANや出演者の方々のライブも、MC鈴木、原両氏のMCにも「ようこそMOONSTRUCK JAMBOREEへ!お互いにささえあって最後まで、心ゆくまで楽しんでいってください!」っていう来場者への愛情があふれていたように思います。

音楽的にもオリジナリティーにあふれていたし、共感できて面白かったな。

楽屋と会場が近いし、出演者が多過ぎないから全出演者満喫することが出来たし。

伊藤ふみお独りだけでしたが「プチサイン会」もマーチャンダイズスペースで開催してくれて、個人的に応援してくれている人たちとふれ合えたのが嬉しかった。KEMURIは活動期間が長いから子連れファンも多いんだよね。僕は(こう見えて)子ども大好きだから、

本当に嬉しいんだよな、KEMURITシャツを着た子どもたちにふれ合える機会が。

会場はドーム型にしては音響環境が良かった。

欲をいうなら、もう少し、モニターにパワーがあると嬉しかったな。

後、ああいう建造物は床面がコンクリートでガッチリ造ってあって、ジャンプから着地する時に身体に優しくない。次回は、もすこしクッションの良い靴を履くことにする。

気温が高かったこともあるけれど、もう少し、テンポの遅い曲を混ぜても良かったかなぁと、真っ赤な顔をして応援してくれている観客の皆を見て思った。

それも含めてライブだよな。

MOONSTRUCK JAMBOREEで、色んなものをもらったし、色んなことを思い出した。

…1992年に日比谷野外音楽堂でSKA EXPLOSIONという世界のSKAバンドが一同にかいした最高なイベントがありました。SKA FLAMESは一番格好良くて、それにすごく憧れて、もっとSKAやりたくてしょうがなかった自分

1998年にSKA OF IT ALLというイベントに参加させてもらい、大阪、東京と野外音楽堂でライブができたときの景色。自分の中に生まれた達成感。皆が「その時代のSKAを真ん中にして盛り上がっている雰囲気。バックステージのピリッとした空気。そのすべてが凄く嬉しかった自分

あの頃の心持ちや空気感を思い出した。

こう、物事の中心にバンドじゃなくて、音楽ジャンルがあった感じ。

そして、それに興味を持っている人たちが全力で楽しみながらもサポートしている感じ。

「仲間」で全てを一括りにしない感じ。

 

201711月にKEMURIは無料ライブツアーSKA BRAVOを東京、名古屋、大阪で開催します。

海外から2アーティストを招待して行います。

応援してくれる人たちと、いちから、一緒に、イベントを創っていきたくて、クラウドファンディングも活用させて頂きます。

開催発表をした今、未来に待ち受けている様々な「成功」と「不成功」を受け止めなくちゃと思っています。

一番大切にしたいのはDIY精神。MOONSTRUCK JAMBOREEにふれ、あらためてそう感じた。

SKA BRAVOを、今の時代をしっかりと反映した、DIY精神あふれる、何ともいえない

面白いイベントにしよう。服部緑地の緑を眺めながら感じた日でした。

DOBERMANの皆、ありがと。

https://camp-fire.jp/projects/view/27517/

KEMURI “SKA BRAVO 無料ツアー” 開催プロジェクト - CAMPFIRE(キャンプファイヤー)
海外から仲間のバンドを呼んで、イベント「SKA BRAVO」を入場無料で開催したい! KEMURIによる”SKA BRAVO” 無料ツアーを開催するためのプロジェクトです。
camp-fire.jp

https://kemuri.com/
PHOTO 三田周


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世はフェス。

先日、北海道の岩見沢で開催されたJOIN ALIVEに出演させていただきました。

とても良い時間でした。ありがとうございました。場があるって、ありがたいね。


フェス、大好きです。

今では「フェスは別腹」的なところで楽しませていただいてます。

大観衆の前で演奏できるし、ライブ会場でリハーサルができないから本番一発勝負。

ライブ観てんだか、ピクニックしに来てんだかわかんない観客も多くて、皆、超自由で、色んな意味で、物すごく面白い場。

 

KEMURIが日本で初めて出演させて頂いたのが1998年のフジロックフェスティバルだったので、もう20年近く色んなフェスティバルに出演させてもらっています。

 

当時、日本にはフジロックしかロックフェスがなかったので、超有名海外アーティストと競演可能なフェスに出演できること自体、無名のKEMURIにとっては大きなステータスに成り得て、アルバム(CD)の売上げにも、バンド単体のライブ動員にもつながった幸せな時代でした。

フェス主催者にも、彼、独自の哲学があって、それが集客目的の興行とは一線を画していてモノスゲー格好良かった。こういう場を応援したいなーと、生意気にも心底思いましたから。話をきけばきくほど、腹の括りかたが半端なくて、想像を絶するリスクを背負ってまでフェスを日本でやるっていう気概に驚きました。誰もやっていないことを実行しちゃうヤバさに憧れたな。何より、音楽やミュージシャンにたいしての尊敬の念、そして、訪れてくれる観客に対しての愛情を感じた。人が集まれば良いってもんじゃないな生半可な気持ちでフェスとかやれないな僕はそう感じて、自分たちでも開催していたフェス的なイベントを開催するのをやめたほどですから。

何が面白かったかというと、それまでは海外有名アーティストを観るためには高額チケットを購入して、何ていうか、ちょっと高級な、メニューを見ただけじゃどんな料理なのかわかんないような、お洒落なレストランに食事をしにいくみたいな感覚で、ある程度の覚悟を決めてライブを拝見しにいくような感じだったけど、それが、変わったこと。

高級レストランにいかないと食べられなかったものが、食べ放題バイキングの一品として、焼きそばやシュウマイと一緒に並んでいる。メニューを見ながら悩む必要もなく、皆でワイワイガヤガヤ、気軽に楽しめるものになりました。

フェスにいくと驚きもありました。

観たことも、聴いたこともない音楽にフェスで出会って、頭をブン殴られたような気分になったりね。山を眺めながら歌ったり、ずぶ濡れ&泥だらけで踊ったり、出演者でも観客でも有り得たり、色々と驚いて、これってスゲーと思った。

 

「フェスに行く。これが日本で日常的なことになったら良いですよね」って、主催者の人と話したことがあったから、今は良い時代だと思います。色々と変わったけど、基本的に幸せな時代だと思うな

でも、何か、もっと新しい感覚の場を欲しがっている自分がいるのも事実だな。

もっと日常的で、新しい音楽に出会えて、頑張らないで楽しめる場

仕事を休まないでも、時間のやりくりさえ何とかできれば楽しめる

そんな場を面白く、新しいやりかたで創りたいのが、最近の気分です。

2017年、KEMURIはクラウドファンディングを活用しての無料ライブ開催に挑戦しますが、その根っこにあるのは、フェスからもらった熱なんです。

なので、色んなことを面白がる姿勢を忘れずに挑戦し続けたいと思ってます。

https://camp-fire.jp/projects/view/27517

https://kemuri.com/

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今回は、何故、今、無料ライブを開催するのか? 今、この心に宿る言葉で記します。

 

ファンの人たちに面白い経験をしてもらいたい、ファン愛が一番。

KEMURIを観たことがない人が気軽に遊びにこられる場を創りたい、が二番。

後は外国からアーティストを招待して行うライブが無料って有り得なくて面白いんじゃないか、が三番。

です。

 

ファンって何だ? 

 

自分にとって「ファン」とは「貴重な時間や想いを捧げてくれる人」かな。「身銭を切って真剣に応援してくれる人」でもあるな。

 

応援してもらえるって凄いことだと思う、本当に。

 

僕、ファンの人たち大好きだから。

 

基本的に褒められるの大好きだから、褒め上手なファンは超好き。時として苦言を呈してくれたりする熱意あるファンも大好き。ファンのことをディスって笑ってる奴とか、最低だと思うし大嫌い。僕は(基本的に誰とも話をしないし、愛想笑いしないから信じられないかも知れないけど) 何だ彼んだいって、とても信用しています。ファンを。

 

彼らや彼女たちがいてくれるから、ツアーで30曲、約2時間もの間、飛んだり、跳ねたり、歌ったりができるから。

笑ってんだか、泣いているんだか、嬉しいんだか、キツいんだかとにかく真剣な、あの人たちの顔が、僕に新しい曲を創る動機も、勇気もくれるから。

だから、本当、お節介かも知れないけど、KEMURIファンの人たちにはKEMURIを通して、面白い時間をすごして、色んな経験をしてもらいたいな。そう思っています。

 

 

じゃ、面白い経験って何だ? 

自分にとってという前提だけど、面白い経験って、自分の中にある常識をアップデートできるような行動であり、それを自分流に解釈する思考的工夫です。

(「常識をアップデート」という言葉は大好きなキンコン・西野氏のブログから拝借しました。(参:https://lineblog.me/nishino/「魔法のコンパス」キングコング西)

 

ライブを観るためにはチケットを購入する必要がある。

これがKEMURIにとっても、KEMURIファンにとっても、この20年間 (除く解散期間。泣。にわたる常識でした。この常識を『LITTLE PLAYMATE』発売20周年の今、アップデートしたら面白いんじゃないかな?と、思ったのが始まり。

 

今まで、常識的に基づいてチケット代金を支払い、定額のチケットを購入してライブを観ていたファンの人たちが、それを一切せずにライブを観られる場を創りたかった。

 

「あ、こんなのも有りなんだ〜!」という感覚、それ自体を面白がってもらえたら嬉しい。

今までしたことのない行動をとってもらい、常識をアップデートしてもらえたら嬉しい。

 

そう感じたからです。

 

そして、そんな思いで創られた場は、KEMURIファンじゃないけど我々に興味をもってくれている人たちや、そのまわりにいる友人たち、色んな人たちも訪れ易い場でもあるんじゃないかと思ったからです。

 

今回の無料ライブツアーは前例がないし、当然リスクも大きいけど「大好きな人たちに、面白がってもらいた!喜んでもらいたいっす!」っていう気持ちを研ぎすますほど「やるなら、今!」が大きくなって実施にいたりました。

 

伝わるといーなー、この文章で、この想いが。

 

以上、僕なりの「ファン愛」に基づく無料ライブ開催の理由を記しました。

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