劇場版ラブライブサンシャインの感想。沼津に帰ってからです。

ーーイタリアから沼津に帰ってきたAqours。早速むつ達に呼ばれてそのまま分校へ向かいます。そこで目にしたものは新生Aqoursのライブ会場!の図案でした。浦女のみんなで考えたと言う会場の素晴らしさに目を輝かせるAqours。しかし、ひとつの問題が…。
そう。浦の星女学院生だけでは人数が足りません。それに、もう3年生もいない…。
そう言って花丸は不安がりますが、ルビィは前向きでした。そして、そんなみんなのもとに、月ちゃんが現れます。その後ろにいたのはーー
ステージ案を見て思ったのですが、スクールアイドルって風船好きなのかな…。風船が何を示しているのか考えてみましょう。
風船はきっかけさえあればすぐに膨らみます。そして衝撃を受ければ萎んでしまう。…浮き沈みしやすい思春期の少女の心を示している?
そして浮き上がってどこかへ飛んでいきます。どこまでも。そしていつか、割れて無くなってしまいます。…少女たちの夢の自由と解放?確かに、風船が一斉に飛び立つ様子は『巣立ち』『渡り』を連想させます。
どうしたって浦の星は人数が足りませんが、そこに現れたのは前世のヨハネを識る者でした。名前を覚えていたこと、『生放送をいつも観ている』ということ。少なからずあの頃にファンはいたということになりますね。ヨハネからしたら中学時代は消し去りたい黒歴史です。でも、この3人の登場は『過去は消せない』ということ、『それが今の自分を肯定してくれている』ということについて、とても重要な意味を持っていると思います。これはこの映画の主題にも通じていると思います。まああの3人には裏があると思いますけどね。有名になったヨハネに近づこうったってそうは問屋が卸さないぞ()
ちなみに沼津に帰ってきたルビィは、イタリアでのダイヤと同じ髪型をしています。あれは1人だと難しそうだからダイヤにやってもらったのかな。そして「はい。できましたわ。またやりたくなったらーー」「ううん。お姉ちゃん。もうルビィ1人でできるよ。お姉ちゃんに教えてもらったから…だから、大丈夫。」とかやったりしてあああああ尊い。やっぱりサンシャインは姉妹だけでごはん100杯は軽くいけますよ。涙が最高のスパイスです。
ーー新しい高校の生徒の力も得られるということで気合を入れて曲作りに励む千歌たち。3年生はそれを見守ります。しかし、そんな3年生にある一報が持ち込まれます。それはSaint Snow の聖良さんから、理亞ちゃんをAqoursに入れたいという提案でした。3年生はAqoursのみんなを集め、どうしたいか訊きます。『理亞ちゃんは一緒にラブライブを競い合った仲だから』Aqoursの意見は賛成に傾きますが、そこにルビィが待ったをかけました。ーー
千歌ちゃんと梨子ちゃんの会話、第二弾です。『始まりはいつも0だと思っていた』でも繋がっていると千歌ちゃんは話しています。全くその通りですね。元々Aqoursはμ'sの光という『1』から始まっているのです。その1を積み上げていくのが人生というものだと私は思います。ですが、人は往々にして絶望に囚われた時、『自分には何もない』と『0』を強く意識してしまう瞬間があります。一期の8話ですね。あの時だって、千歌にはAqoursのみんながいたし、Aqoursには浦の星のみんながいたんです。0からは何も生まれません。ずっと1を積み上げてきていたからこそAqoursはここまで来られた。それに千歌もようやく気づいたのかなと思いました。いつも気づいてるな。この主人公は。全く…。
聖良さんは理亞ちゃんのことを想って3年生の3人に相談を持ち込みました。しかし、理亞ちゃんの気持ちを考えていなかった。どうすればいいのか悩んだ結果、話し合いもせずに『こうすることが、あの子にとって一番良いのではないか』と、自分本位で考えてしまっていたんです。誰かに似ていますね。…そうです。果南ちゃんです。果南も鞠莉のことを想うあまり、その気持ちを考えずに行動してしまいました。それが分かっていたから、3年生はAqoursにこの話を持ってきたのでしょう。
しかし、理亞ちゃんも理亞ちゃんで頑固なので、恐らく聖良さんが言葉を尽くしても納得はできなかったでしょう。でも、Aqoursはその答えを知っていました。『想いが伝わらないなら、ぶつけてしまえ!』がAqoursマインド。それがラブライブ!サンシャイン!!の楽曲の素晴らしさのひとつでもあります。…と、いうわけで、AqoursとSaint Snowは一夜限りのスペシャルパフォーマンス、『ラブライブ!幻の決勝戦』を行うことにしたのでした。
『Bilieve again』
もう一度  信じて
曲のタイトルからして涙腺崩壊なんですが。鹿角姉妹のこの流れは本当にむせび泣くしかない。
曲自体はメッタメタのロックで、音楽的な知識はないので超カッコイイとしか言えませんがカッコイイです。階段をカメラがぐーっと上がっていきながら交互に現れて歌うシーンとか、間奏(アウトロかな?)でスっとすれ違ったり後ろの建物がプロジェクションしちゃったりと見どころは沢山あります。中でも楽しみなのは『Bilieve ( bilieve ) Again ( again )』というサビの合いの手を入れる部分でしょうか。今からライブで聴くのがとても楽しみな曲です。(その前に応援上映行かねば…。)
歌い始める前、ルビィちゃんが「甘えてちゃダメだよ!…ラブライブは…遊びじゃない!」と理亞ちゃんに言うのですが、本当はルビィだって寂しくて悲しくて離れたくないって思ってるはずなんです。でも、これがお姉ちゃんとの最後のライブだって分かっていたとしても、ルビィはそれに全てをぶつけて笑顔で前に進むことを決めた。Aqoursのみんなから距離を置いて、理亞ちゃんだけに伝えた自分の決意。その表情は、別離を感じさせる、でも前向きな笑顔でした。
『Brightest Melody』
理亞ちゃんからの輝きの羽を受け取って始まるこちらの曲。
輝きのメロディ
千歌がμ'sの曲の中で一番好きな曲は『ユメノトビラ』なんだと2人の前で語っていました。その千歌の好きが詰まってる曲なのかなと。屋上というロケーション、空撮したかのようなカメラワーク。Aqoursの生放送では『君ここ』との対比が紹介され、アンサーソングなのではないかと言われていました。でも私の中で最初からこの曲は『ユメノトビラ』のイメージが強かったです。一面の星空に光が差して、その先へ進むAqoursは輝きを増して衣装が変化します。ユメノトビラを開けた先には輝きを増したメロディー達がその先の未来へ向かって羽ばたく様子が映し出されていた。これはμ'sとのユメの先の物語なんですね。そんなことを思って涙したファン歴5年目です。

ーーそれからAqoursはライブの準備を進めます。『キセキヒカル』の歌声に乗せて時は流れ、とうとうライブ3日前。よいつむは「もう私たちに任せて先に帰りな」とAqoursを促します。渋るAqoursでしたが、ライブを成功させたいと願うのは浦の星女学院のみんなだけではありませんでした。『ラブライブ決勝ステージ』の動画を観た新しい高校の生徒が分校までやってきたのです。それを見て安心したAqoursは帰路に着くのでした…。ーー
『キセキヒカル』は劇伴のカトタツの曲だけあって、モノローグよりも雄弁にAqoursの歩みを表していると思います。それに詩を付ける畑先生も然り。ずっとラブライブの歩みを見守っている畑先生も、Aqoursで一旦お休みなのかなと思うと寂しいし、だからこそこれからの1曲1曲を大事に聴いていきたいですね。
ここで気になるのは梨子ちゃんが使っていた編集ソフトと3年生が持っていこうとしていたアレ、それにシャイ煮の材料でしょうか。
梨子ちゃんのやつは実際に作曲の人が使うやつなんでしょうか。そちらには明るくないので分かりませんが多分そうでしょう。
3年生はあわよくば手伝おうとしていた可能性もありますね。シャイ煮を作りに来たのかもしれません。でも、既にその空間は満たされていて、自分たちがいなくても完成されていた。だからその場を黙って立ち去ったのでしょう。自分たちが入ったら、その空間を壊してしまうから。そんなことは3年生自身が許さなかったのかなと思います。
そんなシャイ煮ですが、1年生が鞠莉から受け継いだレシピを参考に作られていました。肉のインパクトが強すぎて、(肉が入ってたな)くらいしか覚えていません(笑)。青系統の色っていうのは減退色で確実にシャイ煮は料理にそぐわない色をしていますが、美味しいらしい。そんなところでギャップ萌えを狙わんでもよろしいと思うのですが…ただ再現料理が作りづらくなるだけです。
ーー帰路に着くAqoursは、3年生がいつまでいられるのかという花丸の発言に黙り込んでしまいます。するとそこへ3年生が。「ライブを見届けたら発つ」と果南ちゃん。だからその前に…
Aqoursの9人は、一度浦の星女学院へ帰ることにしたのでした。ーー
沼津に帰ってきてからというもの、花丸ちゃんは善子いじりか空気読めない子発言しかしてないです。それが場面の変わるきっかけにもなっているのですが、なにも花丸だけにやらせなくてもよかったし、他にもっと良い言い方もあったと思うのですが…
「無くならないよ」と言って校門を閉じる千歌ちゃん。μ'sは『僕たちはひとつの光』になり、『MOMENT RING』の中で眠りにつきました。Aqoursは、想い出を宝箱(浦の星女学院)にしまって、『NEXT SPARKLING』その想いと共に先へ進む路を選んだんだなぁと、月ちゃんばりにそう思いました。
浦の星女学院から走り出したAqoursは、あの海岸へたどり着きます。小さい頃飛ばした紙飛行機。いつだって千歌はそれに想いを乗せて飛ばしていました。ヘタクソな千歌はいつも失敗続き。『もっと飛んでくれればいいのに』そう想っても、遠くへは飛びませんでした。でも、初めから隣には曜ちゃんがいて、後ろを振り向けば梨子ちゃんがいて、前を向いたらAqoursのみんながいてーー
千歌はようやく『紙飛行機』は独りで飛ばすものじゃないんだと気づくことができました。
ーーそしてライブ当日はやってきました。沼津の駅前は大勢の人で賑わい、その中にルビィのアナウンスが響きます。そして、新生Aqoursの6人はその先の未来へ向かって手を伸ばすのでしたーー
『NEXT SPARKLING!』
次のキラメキへ!
『会いたくなったら目を閉じてみんなを呼んでみてそしたら聞こえるよこの歌が』
『会いたくなるんだ分かってるみんなを呼びたいよいつでも聞こえるよこの歌が』
どうしても寂しくなった時、大切な人がココにいることを教えてくれるーー
そんな歌ですね。3年生が現れた時は正直度肝を抜かれましたが、あれはイメージ映像なのであまり気にしないようにしています。
そして最後、
沼津の海岸に2人の女の子がAqoursの聖地巡礼で訪れます。この2人はAqoursが叶えたくてどうしても叶えられなかった夢のカケラ。98人+2なのだと酒井監督は語っていました。この2人が現れて初めて、Aqoursの想いは結実した。そういうことなのだと。そして海岸に書かれた『Aqours』に紙飛行機が落ちて、『Aqours'』となっているように見えます。ダッシュを使うことによって、「まだ終わりじゃない」という監督からのメッセージが込められている気がします。OVA期待してます。なくても自分で妄想して書くのでいいです。
というわけで、長々と書いてしまいましたが終了です。チャオ〜

劇場版ラブライブサンシャインの感想のイタリア編です。


ーそんなこんなでイタリアへ。イタリアでは月ちゃんがガイド役として観光案内…ではなく3年生へナビゲートしてくれます。


そこで3年生から送られてきた写真を頼りに目的の場所へたどり着くAqours。そこで公衆電話が鳴り響きます。(公衆電話に電話をかけることは一応はできるみたいですが日本では犯罪みたいです。非公開ですからね。で、海外で鞠莉がなぜそれをできたのかというのは…もう小原家の力としか言いようがないでしょうね(笑))タイミングが良すぎると思いますが、多分あの位置は待ち合わせ場所から見える位置で、Aqoursが来たタイミングでかけたのだと思います。そして出るなり意味深なことを言って即切り。相手の声を聞く暇もないので月ちゃんが出ても気づかなかった。そしてありえない作画ミスも見つかってしまったわけです。(受話器取ったのにかかったままで、月ちゃんが戻すときに既にあった所へ戻すという珍妙なことが起きていました。)そこまでしたのは、携帯の電源を入れる時間を最小限にするため。鞠莉の母に居場所を晒し続けることのないようにしていたのだと思います。



ー3年生と再会するAqours。ダイヤの姿を見たルビィはたまらず駆け出して熱い抱擁を交わします。そこでAqoursの6人が鞠莉母にそそのかされて来たことを知った3年生は、投げ出したボーダーの制服にヒントを残して、その場を走り去るのでした…。ー


ここで月ちゃんの性癖も白日の元に晒されます。曜ちゃんと同じ重度の制服マニア。絶対父親の兄弟の娘だろ。きっと月ちゃんのお父さんは自衛官かなんかでしょう(適当)。飛び出した2人を引き止めたのは2年生の2人と1年生のヨハネとルビィ。ここで一番すごいのはヨハネとルビィです。千歌ちゃんと梨子ちゃんも止めに行ったとはいえ、その身体は半分投げ出されていました。故にこの2人は1人で約二人分の体重を支えていたことになります。お前らゴリラかよ。



そして次はお待ちかねの学年曲!3年生の曲が華やかに流れます。コーラス部分は1年生と2年生も歌っているそうですよ。要注目です。『G線上のシンデレラ』を彷彿とさせるようなダンスとメロディに目が釘付けになりました。G線が船上パーティだとしたら、迷走はミュージカルダンスフロアって感じですね。ミュージカル映画でよく見るような感じです。好きです。



そして3年生は潜伏先に着きます。「少しは時間稼ぎができる」この言葉は、『Aqoursのみんなが来た以上、このまま逃げ続けることは不可能』だと悟った上でのセリフでしょう。だから追っ手に追いつかれる前に、Aqoursのみんなからゆっくり話を聞きたかったのかもしれませんね。



ー一方その頃Aqoursと月ちゃんは、イタリアのフィレンツェに到着します。美味しいものを食べていると花丸ちゃんがヨハネがいないことに気づきます。なぜか過剰に反応する梨子ちゃん。いなくなった堕天使を探してたどり着いたのは街の中心、ドゥオモでした。ー


ここで月ちゃんが少し変化を見せています。料理をみんなに持っていく時に少し間がありました。3年生と会ったAqoursを見て、自分の立場を見つめ直したのかもしれません。物語的にも3年生が現れてから、話の主導権は月ちゃんから3年生、そしてAqoursへ引き継がれているように感じました。
それにしても、梨子ちゃんの堕天使への異常な執着心はなんなのでしょう。やたらとヨハネに突っかかるし、そのくせリリーって呼ばれると怒るし、でもノリノリでヨハネのネタに付き合ってくれる…!!!( ゚д゚)ハッ!!!!
これは…いわゆる『ツンデレ』!!!梨子ちゃんはヨハネのことが好きっ!!!(✽︎´ཫ`✽︎)グハッとよしりこおじさんはこうなるでしょうが私はなりません。梨子ちゃんキャラ変更南無南無となるだけです。でもまあ梨子ちゃんはヨハネが好きだと思います(白目)



ードゥオモの前で出会ったのは、堕天使…ではなくただの天使のヨハネでした。クーポラの丸天井の下(カテドラル…大聖堂)で自撮りした写真を自慢げに見せつけると、月ちゃんが閃きます。そう。3年生から渡されたメモのヒント。それの意味が、クーポラの展望エリアからフィレンツェの街を見渡せば分かるのではないかと考えたのです。入場料を払い階段を登ったAqoursは、ついに3年生の居場所を突き止めます。ー


ドゥオモに入るには、一応のドレスコードがあるそ
うです。聖堂なので、露出の高い服装は禁止されています。日曜日にはミサも行われます。イタリアではフィレンツェとミラノのドゥオモが有名みたいですね。今調べました。

この時も絶妙なタイミングで3年生はAqoursに合図を送っています。どんだけ高性能な望遠鏡持ってんだよ。赤い光が山の奥から届いたのです。どうせならモールス信号にして、それを曜ちゃんに解析してもらいたかった。そう思わずにはいられません。



ーそんなこんなで、3年生の潜伏先に着くAqoursたち。千歌ちゃんが大声でお邪魔します。(バカお前そんなことしたら聞こえるだろ)と思いましたが実際バカチカなので仕方ありません。
そして3年生から、潜伏の理由を聞く千歌たち。鞠莉の自由を奪うために縁談が組まれていると知ってみんなが憤っていると、ついにその門戸を鞠莉の母が開いてしまいます。そこで鞠莉は母親に宣戦布告。Aqoursはイタリアでライブをすることを決定します。ー


まあ居場所がバレたのは鞠莉母の狡猾なやり口もあると思いますが、主に千歌とヨハネのせいだと思います。もう…おバカさん。

『下らなくなんかない!』この鞠莉の言葉、なんかすごーく心に響きました。別に自分に重ね合わせて感動したわけじゃありません。鞠莉の今までが全て込められた言葉だったからです。確かにAqoursの活動を通して最終的に得たものは、ラブライブ優勝という功績と、優勝旗のみ。だけど、一番大事なのは名誉でも物でもない。そこに向かって努力した一分一秒、一瞬一瞬が全て宝物で、大切なものだったからーー。鞠莉はそれを否定する母親に反抗したのです。劇中最後の方で千歌が気づいたことは、鞠莉が初めから大切にしていたことだった。私はそう思います。



ーそうしてAqoursは9人に立ち返り、イタリアでライブをする場所を探すことになりました。3年生が主導となって話を進めていましたがここで立ち上がったのはルビィたち1年生。そうです。ここから、話の主導権は完全にAqoursーー新しい6人のAqoursに移ります。

そしてAqoursがライブの場所に選んだのはーースペイン広場でした。そのままライブパートに突入!軽快な音楽の『Hop! Stop! Nonstop!』です。それを見た鞠莉の母親は、どこか満足気な表情を浮かべ、Aqoursの前を去るのでした…。ー


泊まったホテルのロビーで、千歌と曜が鞠莉と果南にここまで来た理由を話すシーンがあります。『自分たちで決めなくちゃいけない』そう話しながらも、「どうすればいいと思う?」と問う千歌ちゃん。ですが、「自分たちで決めるしかないよ」と返され、そこで鞠莉は手を振ります。これが決定的な橋渡しの瞬間でした。Aqoursは6人になったんです。

レストランのシーンのみならず、ルビィが意を決して口を開くときは必ずダイヤの表情が映されています。そこには妹が成長して嬉しいという感情と、妹が自分の手を離れていくことが寂しいーーそういった感情が見て取れます。ー本当はずっと一緒にいたいーそれはダイヤもルビィと同じなんだなと思う瞬間です。


肝心のライブパートですが、私はこの曲で1番泣いてしまいました。(ここで!?)と思われるかもしれませんが仕方がありません。涙が溢れてくるんです。楽しい曲なのにまともに聴けません。なんでかと問われても自分でもよく分かりません。

この曲では鞠莉をセンターにしながらも、3年生は主にコーラスを担当しています。この曲だけではなく、沼津に帰ってからの2曲も、3年生は『+‪α』の位置づけで歌っています。完全にAqoursが6人になったことの裏付けですね。寂しいですが、ラブライブ!サンシャイン!!を愛する者としては望んだ先の物語。祝福すべき始まりです。その先駆けが『Hop! Stop! Nonstop!』というわけです。だから寂しくなっちゃったのかな…。ともかく、鞠莉の想いは、母親に伝わったのです。


そしてその母親がなぜあんなにあっさりと身を引いたのか、そのことについても考えました。もしかしたら鞠莉の母は鞠莉を試したのではないでしょうか。娘が自分の言うことを全く聞かないから苛立っていたのは事実だと思いますが、どうしても我慢ならないというのであれば交渉の余地もなく鞠莉をさらっていたはずです。Aqoursをイタリアへ連れてきたのも、鞠莉を煽って奮起させたのもイタリアでライブをさせて、鞠莉の想いを確認するため…とするのはさすがに考えすぎでしょうか。

ですが思い出してください。鞠莉も最初は果南やダイヤ、Aqoursのみんなに対して挑戦的な態度で煽ってやる気にさせてよりを戻そうとしていました。そう考えると、これは遺伝。鞠莉は母親に似たのではないかとも思えますね。

そうして鞠莉は母親に許しをもらい、自由をその手にしたのでした…。



それから、Aqoursは沼津へ帰ってきます。続きは後日!

こんにちは。起動するのすらひさしぶぅりです。LINEBLOGです。
Twitterで長々書いても見たくない人が読んでしまう可能性があるので、こちらでつらつらと書きます。(ネタバレ注意!)

まずは全体の感想から…現時点で2回観ました。2回目の方が良かったです。

最初の曲では(どこや!?誰や!?なんやこれ!!?)と思いながら観てました。沼津に1回も行ったことない人はそう思うかもしれません。私もそう。
でも、淡島の桟橋がそのシーンのおかげで直ったというエピソードを聞いて、(そうだな…サンシャインは最初から、地域共生型アニメだったな)と思い直し、2回目ではクリアな気持ちで観ることができました。

で、物語は進み月ちゃん、渡辺月ちゃんが出てきましたね。今回の物語では何気にキーパーソン。イタリアまでの物語はこの子が引っ張っていきます。
そんな月ちゃんですが、私が思うのは『渡辺曜の裏の顔』つまり、曜ちゃんが『陽』として月ちゃんは『陰』2人で『陰陽』の関係を担っているということを感じました。
月ちゃんにとって曜ちゃんは、曜ちゃんにとっての千歌ちゃんのようなもの。そう思うんです。でも、曜ちゃんは千歌ちゃんを選んだ。
曜ちゃんがもしも千歌ちゃんに出逢わなければ、曜ちゃんは間違いなく主役で飛び込みの青春物語を展開していたと思います。そしてその相方は月ちゃん。
そして千歌ちゃんは千歌ちゃんで、μ'sと出逢って、梨子ちゃんと出逢って…一期の11話で曜ちゃんが思ったように、曜ちゃんがいなくても千歌ちゃんの隣には誰かがいて、その誰かと輝きを手にしていたかもしれない。
…そんなことを思えてしまうほど月ちゃんの存在は大きいです。そして少し寂しい。イタリアで曜ちゃんと千歌ちゃんが2人で話しているのを影で聞いていて、黙って立ち去る彼女の表情にはえも言われぬものがあります。
まあそんな彼女も最終的にはスクールアイドルの輝きに魅せられて、本当の笑顔を見せてくれました。それだけで嬉しかったです。
話を本編に戻します。

6人になったAqoursは、新しい高校で評価してもらうため、そこの部活動活動報告会に参加します。
ですが、3年生の3人がいなくなってしまって不安でいっぱいだったAqoursは『初歩的なミス』をして大失敗。結局元浦の星女学院生のみんなはボロっちい分校への登校を余儀なくされます。
この辺りで梨子ちゃんと千歌ちゃんの夜の会話シーンがありますね。今回、ちかりこのシーンは中の人の気持ちが多分に含まれているイメージがあります。ここでも、『ステージの上ではいつも笑顔でいなくちゃいけない。だから真剣味が欠けているように見えるし、人によっては遊んでいるように見えるのかもしれない。』『それでも、辛いことや、苦しいことを表に出してしまったら、それが見た人にも伝わってしまう。』これはAqoursのキャスト陣にも言えることではないでしょうか。Aqoursも、μ'sの後ということで、最初から人気絶頂のコンテンツに放り込まれた人たちです。だから、『客が来るのは当たり前だろ』とか、『楽して人気を得ている』とか、そう思われていたのは間違いないし、私も少しそう思っていました。でも違います。AqoursはAqoursなりに頑張って、輝きを掴んでいます。どんな声を浴びせられても、挫けずに、私たちにユメを歌い続けてくれています。改めてありがとうと言いたいです。
本筋に戻ります。『初歩的なミス』がなんなのか気になりますが、恐らくラブライブで失敗してしまった理亞ちゃんと似たようなことをしてしまったのでしょう。立ち位置間違えてずれてぶつかって転んだりとかね。
ここでなぜAqoursが失敗したのか考えます。答えは簡単です。『6人に戻った』からです。
後にAqoursは答えを導き出しますが、この時のAqoursは一期6,7,8話の頃と同じです。心構えから緊張感まで、会場に入ってから歌いはじまるまでの全てがあの時と同じ。だから父兄からの賛同をひとつも得られず、また『0』を頂いてしまうわけです。
ここで重要なのは、『戻った』ということ。Aqoursの6人は3年生を送り出したあと、知らず知らずのうちに後ずさりしてしまっていました。なんでもできると思っていた9人のあの頃。その頃でさえ母校の廃校は防げず、頼りにしていた3年生は行ってしまった。
実際テレビアニメでも3年生が加入してからのAqoursの成長は目覚しいものがありました。聖良さんが言うように、想いだけで歌って踊っていたAqoursに華やかさと力強さが加わって、最終的にラブライブ優勝まで行くことができました。ラブライブを乗り切れたのは、3年生の3人がいたからにほかならないのです。
Aqoursはそれが分かっていたからこそ、3人がいなくなってしまってから先の1歩を踏み出せませんでした。その弱さをSaint Snowの2人にグサッと刺されてしまうわけです。

ですが、その場でSaint Snowもその弱さを露呈してしまいます。聖良さんがいなくなって、先の見えない不安に囚われる理亞ちゃん。Aqoursと違って理亞ちゃんは最初から聖良さんと2人でした。姉様が理亞ちゃんの全てだった。だからその全てが無くなって、初めて独りになった時、何をどうすればいいのか分からなかった。だから姉様とやっていたことをそのままやろうとして失敗してしまうわけです。(回想シーン、何となくにこちゃんに似てますよね。自分一人がアツくて、他のメンバーがついてこられないってやつ)
同じ失敗をして悩んでいるAqoursを見て当たり散らしてしまったのにはそういう背景があるのだと私は考えます。Aqoursにイラだっているのではなく、その姿に自分の姿を重ねて、前に進めない自分にイラだっていたんです。そしてその気持ちがなんとなく分かるのは同じく姉のダイヤが全てだったルビィちゃんでした。

と、ここで横槍が入ります。小原家のヘリがパラパラと砂浜へ飛来。そのヘリから現れたのは鞠莉の母親、Mari's mother デース!でした。
その鞠莉の母親から告げられたのは3年生の行方不明…大量のコインチョコをエサに、Aqoursに3人を探してきてほしいと鞠莉の母は頼みます。行くかどうか悩むAqoursの背中を押したのは聖良さんでした。「1度会って、話すべきだと思います」(おまいう)という感じですが、これでAqoursはイタリアへ飛ぶことを決めます。
ここで重要なのは鞠莉母の言動です。果南とダイヤのことを『ハグゥ』『デスワ』と呼んだり、Aqoursがイタリアに行くことを前向きに考え始めて黒い笑みを浮かべたり、まさにBOSSといった感じでした。これが罠だと判明するのは少し後です。
それよりも私が気になったのは、なぜあの場に月ちゃんがいた??鞠莉母のいい加減な性格のせいか、知らない人まであの場に連れてきてしまっています。あそこで月ちゃんがしたことと言えば、そのイケメンアイで理亞ちゃんを落としたくらいです。あれは絶対ホレたな。間違いない。まあ結局イタリアにはついてくるのですが、あの場にはいなくてもよかったんじゃないかと思います。

と、ここまで書きましたが予想外に長かったので3部に分けます。次はイタリアでの物語の感想!

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