【前回のあらすじ】

銀行の融資は保証会社の審査が降りず断念。。
日本政策金融公庫の面談を受け、審査通過への望みをかけた。

【第14話 】全力疾走

そんな審査結果がちょうど出た日。


東京駅から10分、八丁堀から3分の物件の契約をしていた。

広さは23坪あり、これまでの渋谷、大阪と比較すると1番広い物件となる。

広さとともに家賃が上がる。
比例して上がるのは家賃だけではない。

店舗内装の費用も物件の坪数(広さ)に比例して上がる。
だいたい美容院だと坪当り40〜60万といったところではないだろうか。


そんな初期費用を調達するための融資の審査結果が出た。



結果は満額での融資決定。

ほっ。



しかし、借入先は公庫ではなく銀行だった。
実はあの後、日本政策金融公庫にも申し込みをし面談も済ませたのだが、銀行から違う保証会社で融資審査を受けて見ないかと連絡が来ていた。


政策公庫がダメだった場合も考慮し、念のため審査を依頼した。


結果、銀行側も審査に通り、政策公庫側も審査に通った。

どちらにお願いするか迷ったのだが、今後のことも考え今回は銀行にお願いすることにした。


同日に契約した物件は5/15〜の契約となり、その日から家賃が発生することになった。

なるべく早く内装工事を終わらせ、営業開始したい。

並行して行っていた内装の打ち合わせも大詰めを迎え工事完了が6/15に決定した。
それと同時に6/20にINTI東京がオープンすることが決定した。


物件が決まってからオープン日までのスピードが半端なく早い。
こんな早いんだっけ?


そんなINTI東京オープンに向けバタバタな中、追い打ちをかけるような事があれこれ起きる。



まず1つ目。

突然、美容業界誌「月刊SHINBIYO」から取材依頼のメールが届いた。
SHINBIYOは美容師なら知らぬ者がいない有名な雑誌だ。
薄毛に悩む人をカットで幸せにしているという事で、私の特集ページを組んでもらえるそうだ。
これまでも有難いことに他の媒体の取材は何度かさせて貰っているが、自分の考えや初心を口に出してアウトプットする事は、自分が今どこを歩いているのか、なぜその道を歩んでいるのかを確認する意味で、とても大事なことなんだといつも気づかされる。
中でもINTIの使命を話すときは熱くなりすぎ、感情的になりすぎていつも泣きそうになる。今回も危なかった。いや、ちょっとアウトだった。
(ちなみにそのインタビューはSHINBIYO8月号に4ページほど掲載される。)

そんな数日後、お店に一本の電話があった。
NHK「あさイチ」という番組の方からだった。

薄毛に悩む男性についての特集を企画しているので、ぜひ美容師代表として私に出演して欲しいと言うのだ。

「薄毛」についてネットでいろいろ調べてたらINTIのホームページにたどり着き、コレだ!と思ってもらえたらしい。



な、なんだなんだ。
立て続けに。。そろそろ死ぬのか?

(とりあえず、「あさイチ」は再来週の火曜に収録し、6月11日にO.Aされる。)




そんなこんなで、INTI東京オープンまで1ヶ月ちょっと。


焦らず、驕らず。ゆっくりと。




全然ゆっくりじゃない。



【あとがき】
SHINBIYOのインタビューのなかで、最近のメンズ市場についてどう思うか。と質問があった。
そう言われたら考えたこともなかったなと。
とりあえず「わからないです。」って答えたけど。
もちろんINTIも美容業界に属しているんだろうし、てか間違いなく美容業界で頑張ってるんだけど、その質問受けた時に全然周り見てなかったんだな。って思った。
競合がすごい多いと周りとの差別化の為に、他店のリサーチとか今の流行りとかに敏感になるんだろうけど、自分たちがやってることって周りがどうとか流行りがどうとかじゃなくてどうやったらコンプレックスを軽減できるか。しかないから、周りとの戦いじゃないんよなー。

なーんてな。

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写真は内見時のINTI東京。もともと料理教室だったらしい。