【前回のあらすじ】
INTI渋谷が産声を上げ2年が経過した頃、渋谷店のキャパは越え、お客様の予約が取れない状況になっていた。
この問題を打破する為、私たちはもう一歩前へ進むことになる。


【第13話 INTI東京 出店へ】

大阪出店からのもう一歩。


それは東京駅へINTIの3店舗目を出店することだった。




渋谷が今ほど混雑するちょっと前。

それはちょうど大阪オープン間近の準備でドタバタの時だった。実は同時に都内でのINTI3店舗目の計画を密かに進めていた。
渋谷や新宿、東京、銀座など、INTIのコンセプトに合いそうな場所での物件探しはスタートしていた。

家賃、広さ、場所などの絶対的な条件だけでなく、同業が違う階に入っていないか、ガスが通っているか、そもそも美容院が可能かどうか。

物件はいざ探すとなかなか見つからないものなのだ。


そんな中、先月の3月中頃にJR東京駅八重洲口から徒歩10分、日比谷線八丁堀駅より徒歩3分にある23.6坪のある物件に巡り合った。


物件探しは縁である。


すぐに内見を申し込み、その数日後には内装業者に立ち会ってもらい、理想とする席数が取れるか、設備は足りているかなどチェックしてもらった。


その物件はINTIの新店舗に必要な条件を全てクリアしていた。



そう判断してからのスピード感は今までにないものだった。


すぐに物件の申し込みをし、その翌日には資金調達の準備に取り掛かった。
まず内装の図面を起こしてもらい、内装工事費や物件取得費、必要な什器や備品などをそれぞれの業者から見積もりをもらい、おおよそ必要な金額を算出した。

今回はスケルトンからの造作なのである程度まとまったお金が必要であることは明確だった。

おおよその必要金額が決まり、次は実際に資金調達に動いた。


INTI大阪での融資でお世話になった「西武信用金庫」。
INTI渋谷での融資でお世話になった「日本政策金融公庫」。


まずは地銀である西武信用金庫に出向いた。
言われた通り事業計画やらなんやら必要書類をたんまり準備し、融資相談に出向いた。

結果から言うと答えはNOだった。

理由は大阪店での融資から、あまりにも早すぎる追加融資だからとのことだった。
保証協会がNOと言っているらしい。

うーん、困った。



そしてまさに今日4/13、日本政策金融公庫の面談へ朝から出向いた。
渋谷が出来てからの業績の推移や、今後の展望や将来性を熱弁した。

結果は来週くらいには出るらしいが、ハラハラである。


そうこうしてるうちにオープン時期はどんどん具体的になってきた。

物件の契約開始日が5/15、それに内装工事や保健所立入検査など踏まえると6月の末には、セット面5席にシャンプー4席を備える「INTI東京」 が誕生する。



内見からまだ1ヶ月。
こんなスピード早いもんだっけか。


そんな私は今年が本厄なのはここだけの秘密である。





【あとがき】
まさかのスピード展開である。
自分でもこのスピードは予想していなかった。
と言いたいところだが、5年ほど前の起業時に書いていた夢と無理が溢れる事業計画を改めて読み返すと、まさに今起きていることが記されている事に驚かされる。

事業スピードがあがると、そこで生まれる様々な問題もスピードが付いた状態でぶつかってくる。

今一番の心配は融資審査の結果かなー。
ダメなら自己資金でやるしかない。
あーこわ。
審査結果もあるのでまたすぐ更新します。今回はこんな感じで。ではまた。

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写真は新店舗「INTI東京」の内装打ち合わせ。新店舗には専用のシャンプーブース付きのVIPルームも。

【前回のあらすじ】
バタバタの師走が無事終わり、年始のINTI大阪も無事オープン。
これまでの人生で一番の多忙だった一連の流れも少し落ち着き、季節も春を迎えようとしていた頃。
新たな問題が浮上していた。

【第12話】INTI 2周年 

売上0、顧客0からのスタートとなった大阪オープンもひと月が経った。

蓋を開けてみれば2018年2月のINTI大阪には34名の新規のお客様にご来店いただいていた。

お客様の来店動機はホームページを見た。というものが圧倒的に多く、次いでyoutubeだった。

この34名という新規人数が多いと感じるか少ないと感じるかは人それぞれだろうが、私は少しホッとしている。

とはいえ、これまでの顧客がいないので平均すると1日1人ちょい程なのだ。
カットブースは3席なので、一席あたり1万ちょいの稼働率。
渋谷店のそれと比べれば、まぁ暇である。


その一方、渋谷店では今年に入り新たな問題に直面していた。



渋谷の店舗は2017年の年末から師走の忙しさがずっと継続していた。

そのため、年明けからも土曜日の営業時間を10時〜22時に延長することにした。
それでも土日、平日問わず連日満席が続き、土日はもちろん平日にもキャンセル待ちが出るようになっていた。

思い返してみれば、今年に入ってから今日に至るまで平日、土日祝日、全ての日において予約に空きがあることはなかった。


それはとても有難いことだった。しかし両手放しで喜んでいられない深刻な問題でもあった。
なぜならINTI渋谷の予約がとても取りづらくなっていた。

たった3席しかないサロンのキャパはすでに限界にきており、予約が取れないとの電話がサロンに多くかかって来るようになっていた。


私は都内での2店舗目オープンへ向け新たな物件を探し始めた。



そんなINTIは今日3月21日で2周年を迎える。

3年目に突入するにあたり、やるべき事を自身への戒めの意味も込めて記しておこうと思う。

①新規出店
拡張ではなく新規出店を計画。
場所はまだ未定だが第1候補は東京駅。第2候補が新宿。第3候補に渋谷となる。

②ホームページの全面リニューアル
これ実は半年前から作り始めておりかなり時間をかけてじっくり進めている。
お願いした制作会社はチームラボ。INTI×チームラボでどんなホームページに仕上がるか楽しみだ。
近日公開予定。

③OEM商品の制作。
INTIの第1号オリジナル商品を作る。
作る予定の商品は「ハードスプレー」。しかしまだまだこれから。エアゾール系はハードル高い。



さて「INTI」の3年目が今日から始まる。

いざ勝負。



【あとがき】
挑戦を続けること。
これが会社を成長させるためにマストってのはよくある話で。
成長云々おいといて、自分の中では挑戦し続けてないと飽きちゃいそうで。

でもそんな新たなチャレンジの途中には多くの選択しなきゃな場面が多々あって。
自分はそんな選択を迫られた際、大切にしていることが1つある。

それは
「あ。そっち?」
って思われる方を選ぶようにしている。
その 
「あ。そっち?」
 に大きなチャンスが隠れているんじゃないかと考えている。
多くの人が選択する方にはすでにライバルも多く、すでにその市場は飽和状態なことも多い気がする。
OEM製品もシャンプーでなく、ハードスプレーで勝負する事を決めたのもその一つ。
(もちろんそれ以外の要素で比較したとしても、シャンプーではなく実はハードスプレーに圧倒的な勝算があるのだけれど。)

あとホームページのリニューアルも、5年10年後のINTIにとってかなり大きな役割を担うと考えている。
このホームページリニューアルは、ただデザインに飽きたからカッコ良くしようとか、集客数を今より増やそうとか、スタッフの魅力をもっと伝えようとか、そんなありきたりなことが目的のリニューアルではない。

今回のリニューアルの目的はINTIのホームページを
「薄毛に悩む男性の為の情報サイト」
にすることにある。
INTIのサロン紹介もするけど、ほんのちょっとでいい。
薄毛の男性が本当に知りたい情報を、INTI在籍の現役美容師が、数多くの薄毛症例を見て感じたことや、悩みを抱えるお客様から直接聞いた貴重な情報を、誰の贔屓目もなしのリアルで上質な記事にする。
この新たなホームページは5年後、想像以上に面白いことになっているかもしれない。


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写真は「薄毛」「美容院」でgoogle検索したところ。最近では1ページ目2〜3番目で必ず表示されるように。オープン当初は「INTI」で検索しても表示されなかった。ちなみにINTIの下もwezzyさんが当店を取材してくれた際の記事。


【前回のあらすじ】

11月末に大阪店開店資金となる1250万の融資が実行された。
それと同時に師走に突入。美容院が一年で一番忙しくなる、いわゆる繁忙期。
そんな中での、大阪出店準備。
これまで味わったことのない程、人生で一番多忙な月となった。

【第11話 2017年師走】

2017年12月。

師走の混雑を予想し、営業時間を10:00〜22:00に延長。 
定休日を2日減らして挑んだ12月。

その甲斐もあり新規のお客様85名、1席あたり 170万稼働という、今まで体験したことのない記録的な数字を叩き出すことが出来た。

私もサロンでの売上は170万を超え、スタイリスト全員が100万を超えた。
アシスタントは1人もいない状況でだ。




昨年と比較すると、全員が凄まじい伸び率だった。

ヘアメイクにサロン経営にサロンワークにと、12月は本当に忙しかった。




そんなバタバタの中、INTIは大きな動きに出た。



そう。
大阪進出だ。

渋谷店から1名大阪に異動してもらうことにした。
私も月5日ほど大阪に出向する。

同時に11月から、ホットペッパー経由での予約を打ち切り、全ての予約経路をリザービアのネット予約システム一本に絞った。

ホットペッパーさんにはオープン当初、藁をもすがる思いでお世話になった。
色々親身になって相談にも乗ってくれ、心強いパートナーだった。


大阪店でホットペッパーをやるかどうかも迷ったが、ひとまずやらない方向で進む事にした。




大阪店は顧客0、売上0からのスタートだ。

予約開始日を1/8に設定し、ホームページ上でその旨を告知した。
もちろん予約が入る保証など何もない。

自分のコネが何もない未開拓地で、お店をオープンすることの恐怖や不安といったらそりゃもう。。。

12月の味わったことがない忙しさと、様々な不安が重なり毎日吐きそうだった。これマジで。


大阪での新規集客はホームページだけだ。
ホームページといっても、自分で一から作ったアメーバオウンドだ。


それでもうちの、ホームページを探して、みてくれている人が大阪にもいるだろう!
そんな中での開店となった。



そして遂に迎えた予約開始日の1月8日当日、大阪店の予約システムの準備も整い、深夜0時ちょうどにネット予約受付を開始した。



すると受付開始15分で3件の新規予約を頂いた!



むっちゃくちゃ嬉しかった!

やっぱりこの大阪進出を待ってくれている人がいた!




ただ予約が入ったからと両手放しに喜んではいられない。

INTIにご予約いただけるお客様は、髪が伸びたから切りに来ている。そんな人は一人もいない。

本当に髪に悩んでいて、四六時中髪のことを考えて、どうしていいかわからず、何とかして欲しくて予約して来店するのだ。

そんなお客様に対し私たちは「おお!凄い!!」が生まれないとその先はないのだ。

圧倒的な知識と技術で悩みを解決し、その人の人生を変えるような感動を感じてもらえなければINTIに未来はない。


こっからが大変なのだ。



そんなこんなで、このブログを書き終える頃には大阪店もあれよあれよとオープンし、1月も終わりを迎えていた。


今日は記録的大雪から6日後の1/28。

1/25の大阪オープンの4日目が終わろうとしていた。


蓋を開けて見れば、この4日間で20名もの新規のお客様にご来店いただけた。



大阪進出は時期尚早かと思う時も勿論あったし、今でもそう思う時がある。


大阪ではなく東京にもう一店舗出店しとけば、もしくは拡張移転しとけば良かったか。と思う時もある。



しかし、一番最初に書いた3つの条件
『独創性』
『明確なコンセプト』
『永続的な需要』
の可能性をもっと試してみたかったのだ。



お客様0人の状態から1年でこのサロンがこの地でどう化けるのかを見届けていきたい。





2018年。
次は東京へ。






【あとがき】

このブログに売上のことや新規人数の事など書いていると、ふと自慢っぽいなぁ。って思ってしまうことがある。


今はたまたま良い結果が出てるからそれを書くと自慢っぽくなってしまう。

今回の12月の売り上げや伸び幅を受け、ブログ書くのやめようかなってすごく悩んだ。

でも書いた。

この先、大変なことも多くあるだろう。
それも書く。

売り上げがガタ落ちで、会社が潰れそうになっても書く。


大阪店を出店したことで、1店舗から2店舗になった。

1店舗経営と2店舗経営は全く別物だろう。
それをこれから体感することになるんだろうけど、感じたことを書いて行けたらなー。って思う。


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写真はINTI大阪の入口。

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