令和元年となる2019年の5月22日。

新宿三丁目にINTI5店舗目となる「INTI新宿」がオープンした。

新宿オープンの準備でドタバタの最中、2019年3〜5月にあったことをザックリまとめておこうと思う。

⑴出版社から連絡があった。
本を出さないかと。

⑵大正製薬から連絡があった。
リアップのWeb媒体に出演してもらえないかと。

⑶ホームページに広告を載させて欲しいとの連絡が数件きた。

⑷家を買った。


一つずつ紐解くと

⑴出版社からの連絡
2019年3月中頃だったか、某出版社からメールにて一度会って話したいと編集者の方から突然連絡があった。
その依頼は取材などではなく、本を出版しないかとのことだった。
INTIのホームページを何かのきっかけで閲覧いただき、そのコンテンツの充実度に驚かれたそうだ。
ホームページの「薄毛の方に対する美容師目線のアドバイス」を書籍化したいとのことだった。
いつかは来ることだろうと思っていたので出版依頼についてはさほど驚かなかったのを覚えている。


そして数日後、編集長と編集者の方にお会いした。
私は初期費用や出版料などを催促されるのではないかと疑っていた。
(実際に先方からの依頼話であっても、初回に1〜3百万払って出版することも多々あるようだ。)

話していくうちに、どうやらそれはないようだった。

秋くらいの出版に向けて現在執筆中である。


⑵大正製薬から連絡があった。
育毛剤「リアップ」のウェブサイトに出演して欲しいと大手広告代理店依頼があった。
大企業からの依頼だったのでビックリしたが、快諾した。
それはもうアップされているのでリンクを貼っておこう。

⑶ホームページに広告を載せて欲しいと連絡が来るようになった。

1年ほど前のブログにも書いているが、ホームページリニューアルの目的は「稼ぐホームページ」を作ることが目的だった。

それは集客だけではなく、広告収入を狙ったリニューアルだった。
3年くらいかかるかなと思っていたけど思ったより早くそこにたどり着いた。

ただ実際話が来てみるとあまり乗り気になれなかった。

今のINTIのホームページは私たち作り手と見てくれる人との「信頼」で成り立っていると強く感じる。
INTIのホームページでは嘘をつかない、依怙贔屓や忖度をしない、など薄毛の人の本当に役に立つことや知りたいことを最優先に考え記事を更新し続けている。
そして、それを続けていることで「信頼」を積み重ねてきている。

そこに別にオススメでもない商品やクリニックの広告が入ることに抵抗が生まれてしまった。

私たちがサイトで発言する言葉に「力」が付いてきていることを感じていた。
INTIがオススメしたら売れる。
薄毛に悩んでる人はきっと手に取る。

それは嬉しくもある反面、自分たちの発言への責任の重さを考えさせられた。

今は「信頼」を一つ一つ積み重ねていく時期であると判断し、当初の目的であったはずの広告収入は当面見送りを決定。
全ての依頼を断った。


足元を見て大切なことを見失わず一歩ずつ。


⑷そしてこんなにバタバタな時期に家を買った。
もはや何の融資審査を受けてるかわからない。
電話の相手が何のどの件で電話してきてるかわからない。融資だけではない、それに伴う火災保険だなんだももうよくわからない。
他の店舗の火災保険の更新のハガキなども届くが、何がなんの保険で誰がなんの人なのかわからない。
そしてこれからリフォームの打ち合わせが始まる。
もうこの際なんでも良い。


最近売上のことを書いてなかったので次回まとめて書こうと思うが、おかげさまでブログを始めて以来ずっと新記録が続いている。
借金も増え続けこちらも新記録が続いている。


焦らず驕らず頑張ろっと。


【あとがき】
最近「脱依存」を特に意識している。

依存は思考回路を停止させ、成長を止める

集客サイトや求人サイトへの依存など最たる例だが、消してそれだけではないと考える。

私たちであれば「薄毛」というコンセプトへの依存。

「髪を切る」という技術への依存。

「美容」という事業への依存。


依存は様々なところに存在する。

いつか薄毛が治る世になれば、INTIは潰れるだろう。
原因は「依存」したからだ。


CDが売れなくなったらCDショップが破綻した。
これも「依存」によるものだろう。


次の一手を考え行動するものに勝利の女神は微笑むのだろう。

そろそろ次のことやらないと。


なーんてな。


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写真はINTI新宿。
今回は趣向をかえてラーチ材を使用し、サンメント(木枠の模様みたいなやつ)をあちこちに張り巡らせ高級感を出してみた。


数日後ヒデシマから電話があった。


銀行の判断は、提示した金額での預金担保が無理なら、プロパーでの融資は無しという厳しい結論だった。


しかし今後の経営を考えると提示された預金担保を受け入れることはできない。

プロパーでの融資計画は夢と散った。


とはいえ出店資金は必要だ。プロパーでの融資は即諦め、保証会社をつけての融資を提案した。

銀行はそれならオッケーということだったが、保証会社の審査にまた時間がかかる。


物件契約、入金期日まで残り1週間だった。


もし保証会社の審査がダメなら自己資金で行くしかない。


ソワソワしながら審査結果を待った。

結果、満額ではなかったが保証会社の審査は通りとりあえず出店資金はなんとか準備できた。


そんな日が3/21。

INTIが渋谷に誕生し、ちょうど3年が経った日だった。

内装打ち合わせも大詰めを迎え、
4/1
新宿店の工事が始まった。


今回の店舗はこれまでの店舗の中で一際大きな店舗となる。
広さは37坪あり、渋谷の3倍弱ほどの広さだ。

全席個室のセット面は8席
同じく個室のシャンプー台は6席用意し、オープンは5/22となった。

人事も一新し、大阪、東京、渋谷から各1名を新宿へ、さらに2名のスタイリストを雇用した。


さぁ。
INTI4年目の幕が開けた。


待ってろよ、新宿。


あ、最後に前回のブログから期間が空いてしまったので、新宿オープンの準備でバタバタの最中の2019年3〜5月にあったことをザックリまとめておこうと思う。

⑴某出版社から本を出さないかと連絡があった。

⑵某製薬会社から連絡があった。

⑶ホームページに広告を載させて欲しいと連絡があった。

⑷家を買った。

⑴〜⑷それぞれに物語があるので次回書く!

【あとがき】
今回はなし!余裕もなし!
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INTI新宿入り口

まず最初に連絡があったのは現地調査を行った内装業者からだった。

ガスや水道、電気容量などに特段の問題はなく、美容院ができる設備は整っているとのこと。

そして内見から1週間後に連絡があったのは不動産屋からだった。

オーナーへの架け橋はブッチャーしかいない。
ここは頑張ってもらわなければならなかった。

オーナーの判断が出る1週間の間もマメに連絡を取り
「私の中では宮本さんで決めてますから!」
と言ってもらえるほど信頼関係を築くことができていた。

その上での連絡だったので半ば安心して電話に出た。
話を聞くと、美容院のオーナーは良い顔はしてないようだ。
まあ、そりゃそうか。

しかしオーナーは大丈夫と判断したとのこと。
女性がターゲットではないというのがホームページを見て理解いただけたようだ。
ブッチャーもプッシュしてくれたらしい。

他のテナントがどんなに嫌がっても最終決定権はオーナーにある。
とはいえ、お客様を取り合う気はさらさらないので菓子折りでも持って挨拶にでもいっておこう。

何はともあれ良かった。
ブッチャーグッジョブ。


さて、これで美容院出店の条件は揃った。

残すは融資だ。


私は融資相談に必要となる内装費、什器、物件取得費などすべての見積もりを急いで集めた。
見積もりの総額を見てこれまでとの金額の差に驚いた。
今回の店舗は広さが37坪もある。
実に渋谷店の約3倍の広さだ。

美容院の内装費は大体、坪40万くらいが平均的だろう。
40万だとしたら1,400万くらいかかることになる。
これにシャンプー台やイス、ボイラーなどの什器が入る。
もちろん席数が増える分、その数も増える。
さらに保証金や仲介手数料などの物件取得にかかる初期費用だ。
トータルで2,000万では効かないだろう。

大きな会社なら何ともない金額なのだろうが、INTIにはバックグラウンドとなっているような会社はない。
出資先の会社もない。

ある程度は見栄えの良い売上や勢いの様なものを見せれてはいるが、まだまだ若造の会社だ。
銀行とのやりとりにも年月かけて積み上げたような信頼や実績がない。

ただでさえ、2018年1月から2019年3月までのたった1年2ヶ月で、今回で実に4度目の融資申込みとなる。

しかも額がこれまでで1番大きいときたもんだ。


銀行が今回の融資に慎重なのは当然のことだった。

さらに今回は保証会社は使わず、プロパーでの融資を希望している。
プロパーでの融資は銀行が丸々リスクを背負うので審査はより厳しいものとなる。

こうやって見つめ直すと飛んだ勘違い野郎にも見えてくる。


そんな勘違い野郎に担当のヒデシマからプロパーでの融資にあたり、初めて耳にする条件を提示された。

「預金担保」というやつだ。
初めて聞くその条件の理解に多くの時間はかからなかった。

これは読んで字のごとく、今ある預金を担保とし簡単に崩せない預金として一旦銀行に預け、同額もしくはそれ以上の金額を借りるといった感じだ。
例えば100万借りるのに60万の預金担保が必要としよう。
銀行としては60万抑えてあるので、万が一何かあっても回収漏れは残りの40万で済む。

預金担保が厄介なのは、原則返済が終わるまでは下ろせないので、多額の預金を担保として入れてしまうと有事の際には会社に余力がなく、キャッシュフローが圧迫されるというリスクがある。


具体的にお願いされた預金担保の金額公表は控えるが、マジかってくらいの金額を提示してきた。

その金額を聞いた上で税理士と相談した結果、その額での預金担保の提案は拒否することになった。
一旦初期費用の全額融資を断念し、今後問題のない預金担保の上限額を決めた。
その上で決めた預金担保額の範囲内で融資可能な金額の上限提示を銀行に求めた。

もし銀行が提示してくる融資上限が大幅に初期費用を下回る金額だと、自己資金で賄うか不足分は別の融資先を探さねばならなかった。


しかも問題はこれだけではない。
物件は未だ申込みの状態でストップしており、本契約には至っていない。
本契約の締結、および物件初期費用の全額入金は3月末というのが不動産屋の期限だ。
それもそのはず賃貸の開始日は4/1〜になっているのだ。


この時すでに3/13。

3/12〜13で福岡から東京を往復し、先ほどの銀行との交渉、ならびに内装打ち合わせを済ませた。

あと2週間ほどで審査の可否を。
なんて悠長なことを言っている余裕は微塵もなく、是が非でも早期に可決されることを願い、早急に融資実行されなければブッチャーがあんなに頑張ってくれた物件の本契約期日に間に合わない。


私は福岡に戻りヒデシマからの連絡を待った。



【あとがき】
ここまでが物件を内見した日から、たった15日間の出来事だ。
目まぐるし過ぎて吐きそうである。
特に今回のブログは「生」だ。
リアルタイムであればあるほどブログは活きる。
3/13に起きたことを3/13に書いてアップする。
これほど臨場感があってドキドキすることはない。
前にも書いたが、良い時もダメな時もこのブログに書くと決めている。
決して良い時だけを自慢するようなブログではなく、リアルな美容院経営を綴っていけたらと思っている。
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新宿物件の店内。
事務所使用のままカーテンで区切り、エステ店として使っているようだ。




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