まず最初に連絡があったのは現地調査を行った内装業者からだった。

ガスや水道、電気容量などに特段の問題はなく、美容院ができる設備は整っているとのこと。

そして内見から1週間後に連絡があったのは不動産屋からだった。

オーナーへの架け橋はブッチャーしかいない。
ここは頑張ってもらわなければならなかった。

オーナーの判断が出る1週間の間もマメに連絡を取り
「私の中では宮本さんで決めてますから!」
と言ってもらえるほど信頼関係を築くことができていた。

その上での連絡だったので半ば安心して電話に出た。
話を聞くと、美容院のオーナーは良い顔はしてないようだ。
まあ、そりゃそうか。

しかしオーナーは大丈夫と判断したとのこと。
女性がターゲットではないというのがホームページを見て理解いただけたようだ。
ブッチャーもプッシュしてくれたらしい。

他のテナントがどんなに嫌がっても最終決定権はオーナーにある。
とはいえ、お客様を取り合う気はさらさらないので菓子折りでも持って挨拶にでもいっておこう。

何はともあれ良かった。
ブッチャーグッジョブ。


さて、これで美容院出店の条件は揃った。

残すは融資だ。


私は融資相談に必要となる内装費、什器、物件取得費などすべての見積もりを急いで集めた。
見積もりの総額を見てこれまでとの金額の差に驚いた。
今回の店舗は広さが37坪もある。
実に渋谷店の約3倍の広さだ。

美容院の内装費は大体、坪40万くらいが平均的だろう。
40万だとしたら1,400万くらいかかることになる。
これにシャンプー台やイス、ボイラーなどの什器が入る。
もちろん席数が増える分、その数も増える。
さらに保証金や仲介手数料などの物件取得にかかる初期費用だ。
トータルで2,000万では効かないだろう。

大きな会社なら何ともない金額なのだろうが、INTIにはバックグラウンドとなっているような会社はない。
出資先の会社もない。

ある程度は見栄えの良い売上や勢いの様なものを見せれてはいるが、まだまだ若造の会社だ。
銀行とのやりとりにも年月かけて積み上げたような信頼や実績がない。

ただでさえ、2018年1月から2019年3月までのたった1年2ヶ月で、今回で実に4度目の融資申込みとなる。

しかも額がこれまでで1番大きいときたもんだ。


銀行が今回の融資に慎重なのは当然のことだった。

さらに今回は保証会社は使わず、プロパーでの融資を希望している。
プロパーでの融資は銀行が丸々リスクを背負うので審査はより厳しいものとなる。

こうやって見つめ直すと飛んだ勘違い野郎にも見えてくる。


そんな勘違い野郎に担当のヒデシマからプロパーでの融資にあたり、初めて耳にする条件を提示された。

「預金担保」というやつだ。
初めて聞くその条件の理解に多くの時間はかからなかった。

これは読んで字のごとく、今ある預金を担保とし簡単に崩せない預金として一旦銀行に預け、同額もしくはそれ以上の金額を借りるといった感じだ。
例えば100万借りるのに60万の預金担保が必要としよう。
銀行としては60万抑えてあるので、万が一何かあっても回収漏れは残りの40万で済む。

預金担保が厄介なのは、原則返済が終わるまでは下ろせないので、多額の預金を担保として入れてしまうと有事の際には会社に余力がなく、キャッシュフローが圧迫されるというリスクがある。


具体的にお願いされた預金担保の金額公表は控えるが、マジかってくらいの金額を提示してきた。

その金額を聞いた上で税理士と相談した結果、その額での預金担保の提案は拒否することになった。
一旦初期費用の全額融資を断念し、今後問題のない預金担保の上限額を決めた。
その上で決めた預金担保額の範囲内で融資可能な金額の上限提示を銀行に求めた。

もし銀行が提示してくる融資上限が大幅に初期費用を下回る金額だと、自己資金で賄うか不足分は別の融資先を探さねばならなかった。


しかも問題はこれだけではない。
物件は未だ申込みの状態でストップしており、本契約には至っていない。
本契約の締結、および物件初期費用の全額入金は3月末というのが不動産屋の期限だ。
それもそのはず賃貸の開始日は4/1〜になっているのだ。


この時すでに3/13。

3/12〜13で福岡から東京を往復し、先ほどの銀行との交渉、ならびに内装打ち合わせを済ませた。

あと2週間ほどで審査の可否を。
なんて悠長なことを言っている余裕は微塵もなく、是が非でも早期に可決されることを願い、早急に融資実行されなければブッチャーがあんなに頑張ってくれた物件の本契約期日に間に合わない。


私は福岡に戻りヒデシマからの連絡を待った。



【あとがき】
ここまでが物件を内見した日から、たった15日間の出来事だ。
目まぐるし過ぎて吐きそうである。
特に今回のブログは「生」だ。
リアルタイムであればあるほどブログは活きる。
3/13に起きたことを3/13に書いてアップする。
これほど臨場感があってドキドキすることはない。
前にも書いたが、良い時もダメな時もこのブログに書くと決めている。
決して良い時だけを自慢するようなブログではなく、リアルな美容院経営を綴っていけたらと思っている。
_var_mobile_Media_DCIM_116APPLE_IMG_6579.HEIC
新宿物件の店内。
事務所使用のままカーテンで区切り、エステ店として使っているようだ。




私たちINTI(インティ)は
「ヘアデザインで人生を変える」
をコンセプトに掲げ、薄毛で悩む男性のコンプレックス軽減に特化する、美容師のプロフェッショナル集団です。

INTIでは現在スタッフ(美容師)を募集しています。


=================================

【代表より美容師の皆様へ】

初めまして。
INTIの宮本です。
ホームページをご覧いただきありがとうございます。

募集概要へ進む前に、皆様にお伝えしておきたい事があります。


もしあなたが現状に不安を感じ、
変化を望むのなら、この求人はただの求人ではなくこれからの美容人生に大きな影響を与えることになるかもしれません。


直感を大切に、少しの間お付き合い頂ければと思います。


--------------------------------------------------

私は3年前の2016年3月21日、東京・渋谷に「INTI(インティ)」をオープンしました。


渋谷といっても駅からは10分と遠く、雑居ビルの4階に入る3席しかない小さいサロンです。



オープン時のスタイリストは私1人。

そんな私の個人売上げは月50万ほどしかなく、無謀とも思えるこの独立は多くの人に不可思議に写っていました。



しかし、当初50万だった私の個人売上げは、3年経たずして月300万を超え、渋谷にしかなかった「INTI」は「INTI渋谷」「INTI東京」「INTI大阪」「INTI福岡」と全国に4店舗を展開。

新規人数は毎月250名を超える、いわゆる「予約が取れない店」へと変貌を遂げました。



これは自慢などという低俗なものではなく、挑戦と失敗そして成長を猛スピードで繰り返しているサロンが、同じ時間を過ごし、同じ美容界に存在するという現実をまず知っていただきたいと思います。



そして今、多くの美容師はこれから訪れるであろう2つの「未来」に大きな不安を抱えています。


一つは、「自分の未来」への不安。

もう一つは、「勤務先の未来」への不安です。



まず「自分の未来」への不安について、多くの美容師と話し感じたことをお伝えします。


あなたは「男性の薄毛に特化したサロン」にどんなイメージをお持ちでしょうか。

「ダサい」「華がない」「かっこ悪い」・・・

そのようなイメージを持つ方が大半なのではないでしょうか。


そんなあなたに一つ、紹介したいエピソードがあります。




ある日私は一度カットを担当させていただいた男性から、一通のメールをいただきました。


その方は長年ずっと薄毛のことで悩んでいました。


会社に行けば薄毛を嘲笑され、辛くなり休職していること。

美容院からも足が遠のき、人の視線が気になる余り活発だったはずの自分が、次第に塞ぎがちになりうつ病を患ってしまったこと。

ネットで私を知り来店を決意したものの、当日は緊張のあまり店の前を何度も行ったり来たりして、予約時間になってもなかなか店に入れなかったこと。

気になるところにハサミが入る瞬間、心臓が口から飛び出しそうなくらい緊張していたことなどが綴られていました。



その後メールはこう続いていました。



切ったあとの心の開放感は言葉で言い表せられないくらい素晴らしいものでした。

その日から外出も少しづつ増え、古い友人や、職場の仲間に会えるようになりました。

本当、少しづつ少しづつ良くなり、来月から職場に戻る事になりました。

宮本さんのテクニックは、うつ病も改善するほどの素晴らしいものです。

本当に感謝しています。これからもよろしくお願いします。




私は何度も読み返し、何度も涙しました。

そしてこのメールを機に、INTIの立ち上げを決意します。

今も数多くのお客様から日々寄せられる感謝の言葉により、INTIは成長を続けることができています。(お客様の声はこちら




「今っぽい」「華がある」「カッコイイ」

「外人風」「グレージュ」「ゆるふわ」




この先いつまで流行を追い続けますか。


美容師の喜びや充実感は、決して流行りを追うことではなく、お客様から「ありがとう」を頂くことです。

この魔法の言葉は、何年たっても決して色褪せることのない自分への最上級のご褒美です。


今一度、「美容師」という職業の可能性や素晴らしさに「誇り」を持っても良いかもしれません。




そして、あなたを不安にさせるもう一つの原因は、勤務先の未来への不安です。

「フリーは若い子が入るから自己集客するしかない」
「売り上げをキープするのがやっと」
「新規に入れない(呼べない)」
「空いている時間が多く、何をして良いかわからない」


集客や売上不足はあなたの努力が足りないのではなく、すべて勤務先サロンの努力不足が原因です。


私は成功する美容院には「3つの条件」と「1つの信念」が必須であると常々唱えています。


独立を検討中の方も美容院を存続させる上で非常に重要なことなので、よく読んでぜひ参考にしてみてください。
そして、今の勤務先サロンがこれから伝える条件をいくつ満たしているかチェックしてみてください。


美容院が成功する必須の3つの条件は

「明確なコンセプト」

「独創性」

「永続的な需要」

です。


とても重要なことなので少し詳しく説明します。



「明確なコンセプト」

あなたのサロンのコンセプトはなんでしょう。

隠れ家サロンとかヨーロッパ風とかは店舗内装や立地の話であってコンセプトではありません。

誰をターゲットに、何を提供するのかが明確になっていなければ、コンセプトは生まれません。

アシスタントを含む全社員がコンセプトを深く理解し、共有していることが重要になります。



「独創性」

そのアイデアを持ったサロンは巷に溢れていませんか。

どんな小さなことでも良いので、日本一のシェアを狙えることが重要と考えます。



「永続的な需要」

そのアイデアへの需要はこの先あと何年続きますか。

流行りなどの一過性のものではないことも重要です。




いかがでしたか?

お勤めのサロンは幾つ当てはまりましたか?
1つでも条件を満たせないと、集客や売上をまかなおうと様々な割引やキャンペーンを行うことになります。
そして、スタッフ各自が思い思いに得意分野に注力しだし、店(組織)としてのまとまりはなくなります。




INTIはどのクーポンサイトにも広告費をかけた掲載はしていませんし、値引きも一切していません。
ホームページでは薄毛に悩む方の為になる情報以外は一切発信していません。



チーム全員が同じ目的を持って努力し、先ほどの3つの条件が揃えば驚くような結果を出すことができるのです。



そして4つ目の重要な条件とも言える「1つの信念」。


「1つの信念」

やっていることは正しいんだと胸を張って言える、心の中の「正義」


どんなに3つの条件を満たした好条件の話でも、そこに「正義」がないと虚無感は拭えないのではないでしょうか。


-------------------------------------------------

最後に

私たちINTIは 「ヘアデザインで人生を変える」 をコンセプトに掲げる、薄毛に悩む男性のコンプレックスを軽減する美容師のプロフェッショナル集団です。
_var_mobile_Media_DCIM_116APPLE_IMG_6692.JPG
全員が「美容師」という職業に誇りを持って仕事をしています。
これまでのあなたの経歴や売上に興味はありません。

「未来を恐れず、過去に執着せず、今を生きる」

これは私の好きな言葉の一つです。

INTIはこれからのあなたを全力で応援します。


長文乱文にお付き合い頂きありがとうございました。

2019年3月吉日
INTI 代表 宮本洋平

==============================
株式会社インティ
【募集要項】
・勤務地
東京、大阪、福岡、名古屋、札幌、仙台
・募集人数
東京:男女不問 3名
大阪:男女不問 1名
福岡:男女不問 1名
名古屋:男女各1名
札幌:男女各1名
仙台:男女各1名
・応募資格
要美容師免許
35歳くらいまでの健康な男女 
・福利厚生
社会保険完備有給休暇研修制度あり
・給与
スタイリスト25万+歩合給(指名・フリーともに歩合対象です)現状より好待遇を保証します
アシスタント18万+能力給
・休暇
火曜日、第1・3水曜日
・メディア掲載歴NEWSのメディアカテゴリよりご確認ください
・その他
独立願望のある方、時短勤務希望の方、出産などでブランクのある方、美容師歴がまだ浅い方、キャリア不足が不安な方、など
INTIではそれぞれに合ったベストな働き方を提案させて頂きます
土日のみ働きたい、19時までに上がりたい、自分の店を持ちたいなど、どんなことでもお気軽にご相談ください


【応募方法】
当ホームページ「求人募集フォーム」よりご応募ください。

まずはサロン見学だけでも構いません、
皆様のご応募心よりお待ちしております。

=============================

【スタイリスト売上実績一例】
※以下の売上実績に一切の虚偽はありません。

・Aさん 30歳 女性
<入社0ヶ月>
2018年5月
地方より上京、INTI入社
客数0人
売上0円

<入社1ヶ月>
2018年6月
客数104人(フリー89人)
売上976,536円

<入社6ヶ月>
2018年12月
客数126人(指名92人)
売上1,195,020円


・Bさん 27歳 男性
<入社0ヶ月>
2018年10月
ヘアメイク中心からサロンワーク中心へ
客数10人(指名10人)
売上93,000円

<入社2ヶ月>
2018年12月
客数100人(フリー81人)
売上917,568円

<入社4ヶ月>
2019年2月
客数108人(指名50人)
売上1,009,692円


・Cさん 41歳 男性
<入社0ヶ月>
2018年6月
大手サロンからINTI入社
客数79人(指名59人)
売上845,802円


<入社3ヶ月>
2018年9月
客数200人(指名177人)
売上2,174,482円

<入社6ヶ月>
2018年12月
客数236人(指名208人)
売上2,569,482円


【店舗別売上実績一例】
・INTI渋谷
<開店0ヶ月>
2016年3月
客数45人(新規3人)
売上468,558円

<開店9ヶ月>
2016年12月
客数201人(新規50人)
売上2,104,631円

<開店1年9ヶ月>
2017年12月
客数507人(新規153人)
売上5,419,824円

・INTI大阪
<開店0ヶ月>
2018年1月
客数22人(新規22人)
売上245,916円

<開店6ヶ月>
2018年6月
客数100人(新規43人)
売上1,004,400円

<開店12ヶ月>
2018年12月
客数295人(新規64人)
売上2,749,412円

============================
_var_mobile_Media_DCIM_116APPLE_IMG_6693.JPG

【スタッフより美容師の皆様へ】


・居石郁佳 (INTI福岡)

美容師歴は7年目に入ります。現在スタッフの中で1番最年少です。
INTIでは3社目となる美容師人生を過ごしています。
感動を与えれる美容師になりたい!一人でも多くお客様の心のケアをし救いたい!との思いでアットホームなサロンから全くお店の雰囲気も違うINTIを選びました。

今までは毎日楽しく笑って後輩のレッスンの指導をするのが当たり前となっており、現状維持が続く中いざ、自分の将来を見返した時に不安を感じながら半年、一年…とあっという間に過ぎて行きました。

心配症でなかなか勇気が出せない性格でしたが、代表とお会いした際に、そこで私は胸がいっぱいになるお話を聞き涙がでました。
こんなにも感動溢れるサロンに出会えたのは初めてのことでした。
福岡からでたことがなく、初めての東京での研修。

営業はとても刺激的なことばかりで、ここで働くスタッフはみんな全力でお客様と向き合い、同じステージに立ち一人一人がとても輝いています。
私が知らない世界があった事、INTIに出会い感動を与えれる貴重な時間をわたしも過ごしている今に感謝しております。

こんなにもお客様の人生を変えれる事を研修で受けた技術、接客の仕方、営業に対する思いと言うものは、多くのサロンを調べ見学する中には決して無い物です。
INTIだからこそスタッフみんなが活躍できる場所です!


・田中慎吾(INTI大阪)

大阪、東京で美容師として働き、30歳を前に漠然とした将来への不安と、自分の理想の美容師像との隔たりになんとなく焦りを感じながら日々を過ごしていました。
今動き出さないと可能性はどんどん狭くなる、と思っている時にINTIに出会いました。

メンズ美容の需要に将来性を感じていたのと、INTIのコンセプトと信念に深く共感し参加することを決めました。
今までのサロンとはまた違った知識と技術が必要になりますが、自分が努力した分は必ずお客様の反応に表れます。
ご来店の時とお帰りの時の表情の違いや、必要とされている実感を直に感じられるのは、美容師としての喜びを感じる瞬間です。

まだ日は浅いですが、テレビや新聞の取材など多方面からの関心の高まりを目の当たりにする日々に、これまでにないやりがいと充実感、そしてこれからのINTIの発展を肌で感じています。


・大島あかり(INTI東京)

INTIにご来店頂くお客様は人に相談しにくいお悩みを抱えている方が多くいらっしゃいます。
普通の美容室とは違い、私達美容師の責任感は大きく「ヘアデザインで人生を変える」というINTIが掲げるコンセプトと共にお客様と真剣に向き合う事が出来ます。
技術はもちろんの事、習得しなくてはならない知識は多くありますがカリキュラムも整っており、全スタッフが技術・情報を共有し、日々成長を実感しています。
更に、美容師という職業は年齢を重ねると活躍出来る場が少なくなりがちですが、INTIは30代、40代になっても自分の頑張り次第で売上を伸ばし続ける事が出来る会社です。

私自身、フリーランスの面貸しサロンで長く働いていましたが、30歳を目前に周りの美容師は独立、結婚を機に美容師を辞める人も増え
「10年後、美容師として働き続ける事が出来るのだろうか」と悩む時期がありましたがINTIに出会い、今後美容師として更に成長出来る環境に喜びを感じています。

女性も永く活躍出来るINTIではお客様だけではなく、スタッフ一人一人の人生もきっと変わるはずです。


・堀本俊治(INTI福岡)  

私は前の会社には8年ほど勤務していたのですが、
常に心の片隅に「このままで良いんだろうか」という思いがありました。
しかし、慣れた環境から動くことが出来ませんでした。
このままではいけない、動いてみようと思い、代表と話をする機会を頂きました。
代表の熱い想いを聞き、INTIの一員としてもう一度チャレンジしてみたいと思いました。
研修もしっかり組まれており、これまでの美容師経験があるので大丈夫だろうと思い、いざ始まったのですが今まで自分は何をしていたんだと思うくらい、これまでの技術が通用しませんでした。
徹底された高度な技術、お客様に対する姿勢や思いなど、ここでは書き出せないくらいでした。
研修期間では沢山のことを学び、日々成長していることを実感できました。
まだ入社したばかりですが、今の時点で今までの美容人生で一番濃い美容師としての時間を過ごしているなと心から実感できます。
同時に動かずにそのまま前職場にいたらと思うと、本当に動いてよかったと感じています。


・日高裕子(INTI東京)

美容師を続けていて気付いたこと、それは髪に対する悩みやコンプレックスを持っている方がとても多いことでした。
私はいつからかお客様の悩みやコンプレックスを少しでも軽減して解消して差し上げれる美容師になりたいと思うようになりました。

その為にはもっと勉強しスキルアップしなければいけないし、自分が変わらなければお客様を変身させることは出来ない、このままじゃいけないと思い20代最後の年に約11年務めたサロンを辞め、何も決まっていない状況で上京しました。
色々なサロンにアポを取り、話しを聞きに行きました。
そして最後に伺ったのがINTIでした。
代表の宮本と話し、その熱い想いに感動しまた共感しました。

地元を離れた顧客0のスタート。本当に一からでした。今考えても無謀な挑戦だったと思います。
でもINTIには毎月数多くの新規客が来店し、キャリアのあるスタッフが親身になり技術指導してくれます。
そして何よりお客様の喜んでくださった表情や言葉が私の力になっています。心から美容師になって良かったと思う瞬間です。
お客様から必要とされる喜び、カットすることでそのお客様が前向きに生きれるお手伝いができる。これは大げさではなくINTIのコンセプト
『ヘアデザインで人生を変える』
そのものです。
そんなやり甲斐のある仕事ができるサロンがここINTIです。
INTIはスタッフ全員が同じ方向を向き、それぞれが活躍し、色々なチャレンジと経験ができる会社です。

==============================


ご応募・ご質問はこちら

どんな些細なことでも遠慮なくご質問ください。
ご応募お待ちしております。



2019年3月7日
小春日和の穏やかな日に「INTI福岡」はオープンした。

福岡の物件探しは不動産屋さんに恵まれた。

美容院出店において最初の運が試されるのは良い不動産屋さんに巡り合うかどうかだろう。


どの地域にも必ずそのエリアに強い不動産屋さんがいる。
1つの物件を多くの不動産屋さんで共有している場合、良い物件に巡り会える確率は低い印象だ。
たとえ良い物件があったとしても、多くの不動産屋さんで共有している場合、多くの不動産屋さんがお客様に紹介するわけなので当たり前だが競争倍率は上がる。

地域に強い不動産屋さんは自社管理の物件をいくつか持っている。
なので良い不動産屋さんに出会えれば良い物件に出会う確率が格段に上がる。

福岡の出店は運良く、良い不動産屋さんに巡り会えた。(天神などで美容院をやりたい人はash不動産がオススメ。地域に強く、自社管理物件が圧倒的に多い。)


そんな福岡オープンと同時に、スタッフも知らない新たなプロジェクトが猛スピードで進んでいた。




福岡オープン10日前の2月26日火曜日。

私は6日後に新店舗オープンに伴うい約1ヶ月に及ぶ福岡での長期出張を控えていた。
東京最後の休日となるその日は、福岡出張の準備や買出し、しばらく空ける部屋の片付けなどをする予定だった。
ほんの2日前までは。


ここ数ヶ月、毎日のように物件情報をチェックしていた。
いつものように新着物件に目を通している時だった。


「本日公開」と表示がある、新宿3丁目の物件に目がとまった。


立地、駅近、坪単価、広さ、ワンフロアワンテナント、空中階、普通借家etc.

その物件の全条件がまさに理想的で、毎日チェックしていた私は、一瞬自分の目を疑うほどだった。
同時に、この物件の借り手がすぐに決まることは容易に想像できた。

すぐに取り扱う不動産屋に電話をし、東京最後の休みとなるその日に内見の予約を入れた。



私の前にはすでに3組の内見が入っていたが、運良くまだ申込みに至っている会社はなかった。

どの会社も会社規模が大きいため担当が内見し、上司に伝え、上司が社長の判断を待っている状況とのことだった。
(物件の契約はまず申し込みをし、そして本契約へと進む。申し込みをすることでこの物件の本契約に名乗りを上げ、物件を抑えるといった感じ。)


そんなことにも運命を感じながら、私は3分ほど内見をし申込みを決意した。



しかし一方的にどんなに気に入り、勝手に申込みを決意したところで、美容院として営業できる(機能する)設備が整っているかは素人では判断できず、ビルの配管の太さやガス、電気容量などの問題は内装業者じゃないとわからない。

かといって内装業者に調査してもらい、設備オッケーなら申し込みます!
と言いたいところなのだが、調査の日程を調整している間にこの物件は間違いなく申込みが入る。

現にこの物件は今日だけで5〜6件の内見希望がすでに入ってくる人気物件である。

なるべく早く、かつスムーズに契約者を決めたい不動産屋は、あいまいな状態での申し込み(仮押さえ)はやめてくれよと釘を刺してきた。


わかっている安心しろ、とよく分からない自信をのぞかせながら、深く刺さっているその釘を抜き捨て、とりあえず不動産屋さんの事務所に向かった。

道中、内装業者に電話し、この状況を少し大袈裟に伝え、無理くり翌日に内見に来てもらうことになった。
私は本気で本契約しようとしている意思を伝え、明日の内装業者の調査が終わるまで物件を抑えさせてもらえるよう頼んだ。


私の本気さや必至さが伝わったのか渋々承諾しかけたが、申込みには法人印などの必要書類が必要だと言われた。

侮るなかれ、私も過去に4回申込みをやってきている。
こんなこともあろうかと印鑑や登記簿謄本など、申込みに必要な書類は全て持ってきている。

用意周到さに少し驚きながら不動産屋は新たな問題を私に伝えた。


それは、このビルの他階にすでに美容院が入居していることだった。
同ビル内で競合になることを嫌うオーナーや入居者がどう判断するかという点だった。

オーナーが美容院はダメ。といえばこの話は終わる。

とりあえず私は、INTIは薄毛に悩む男性専用の美容院だ、一般の美容院は競合ではないと伝えた。
ただオーナーの判断には素直に従う。ダメならキッパリ諦める。
だから今日申し込みを済ませ、物件を抑えさせて欲しいと再度頼んだ。


こんな時に役に立つのは20年の接客業で培ったトーク術だ。

私は基本的におしゃべりは苦手ではなく、打ち解けるのが得意な方だ。
たまたま借りた不動産屋のボールペンの書き味が抜群に良く、そこから話を無理くり広げ、独立の経緯や、業界の景気など様々な話を聞いた。
話の終盤にはブッチャーとあだ名で呼び、ボールペンを頂くほどの関係を築くことができた。

そして私は申込書にサインし、無事物件を抑えることに成功した。


とりあえずは一安心だったが、オーナーが「美容院オッケー」というかどうか。
こればっかりは仲良くなるのが得意な私でも、オーナーと直接話せないのでブッチャー頼みだ。

そして美容院として営業できる設備を備えているか。
他階に美容院が入っているので大丈夫だとは思うが、前テナントがガスの容量を下げてしまっていたらしく、他の階のテナントがその余剰分のガスを契約し、使ってしまっていたらウチで使うガスが足りないってことになるみたいだ。(よくわからないけど)

実は問題はその2つだけではない。


出店資金だ。
融資はこないだ受けたばっかりもばっかりだ。
まだ福岡分の返済が始まってもいないどころか、保証協会の兼ね合いもあり全額融資されていない状態での追加融資の申し込みとなる。

しかもこれまでのどの店舗よりも広く、かつ事務所使用からの造作になるため、出店費用もこれまでの比ではない。

私はその足で融資担当者「ヒデシマ」の元を訪れた。

「ヒデシマ」との関係は2店舗目の大阪出店後から担当についた若手だ。若手といっても30歳くらいだろう。
背は高くスラっとしており、一見クールに見えるのだが、実は感情を前面に出すのが苦手なだけで情熱的な男だ。

そのヒデシマには東京店や福岡店の融資のような有事の時だけではなく、日々の会社での出来事やメディアへの露出、今後のビジョンなどを全て逐一報告していた。

相談に行ったこの日もヒデシマはクール風に私を出迎えた。

「やあ。」
「前々から話していた都内3店舗目の計画なんだけど。良い物件に巡り合えてさ。」

「場所はどこですか?」

「新宿なんだ。立地も良くてね。」

「良いですね。」

「今回の店舗はこれまでで1番大きいこともあり、まとまった資金が必要になりそうなんだ。」
「力を貸してくれるかい?」

「もちろんです。頑張ります。」


これまでの細かすぎるとも言える、報告や実績で培った信頼が功を奏したのか、ヒデシマはやけに乗り気だった。

とはいえ、ヒデシマに融資実行の決定権はない。
これから上席に話し、上席から支店長に話が行き、支店長から本部に話がいって審査が降る。

ヒデシマは

「全力でプッシュします」

と強い口調で言った。




さて「オーナー」「設備」「出店資金」これら3つの問題。


どうなるやら。



【あとがき】
借家契約には2種類ある。
「定期借家契約」と「普通借家契約」である。
今、都内は定期借家契約の物件が非常に多く店舗を探すのは一苦労だ。
定期借家契約の場合、原則として更新はできず決められた年数で出なければならない。
間違いなく造作などにかかる初期費用は回収できない。


にしても福岡は飯がうまい。
今は天神のマンスリーマンションに住み、INTI福岡に勤務しているわけだが、鳥好きの私にとっては見渡す限り焼鳥屋だらけ。
まるで天国のような街なのである。
初めて繁華街に住んで気づいたのだが、朝の目覚めが住宅地のそれとは違う。
スズメのちゅんちゅんといった爽やかな鳴き声で目覚めるのではなく、カラスのカーカーという甲高い鳴き声で目覚める。
決して心地よいものではない。

それはさておき、このスピードはもう何が何だかといった感じだ。
福岡オープンの余韻に浸る暇もなく、またオープン前に戻ったような感じだ。

不安が私を成長させる。

10代の頃から使っているメールアドレス「fullaccel555」が25年経った私の背中をそっと押す。

頑張ろっと。

_var_mobile_Media_DCIM_116APPLE_IMG_6646.HEIC
_var_mobile_Media_DCIM_116APPLE_IMG_6648.HEIC
INTI福岡の店内。
INTI東京と似た造りになっている。

↑このページのトップへ