月別アーカイブ / 2017年06月

最近ふと気づいたこと。私、文房具が大好きですが、実はその中でも特に手帳が好きだったんですよ。忘れていたわけではないのですが、最近「まきさんは文房具の中では特になにが好きなんですか?」と聞かれて、改めて思い出しました。

こちらは私がこの15年くらいで使ってきた手帳です。ところどころ見つからないので、みつかったものだけ。あとちょっと使ってやめたもの、買ったけど使わなかったものは除外しています(それがたーーくさんある)。

手帳の歴史.jpg

見つかったもので1番古いのは2003年のエトランジェのもの。私は高校2年生でした。

高校生らしく、大体テストの予定か、実行委員会の予定(大体通年なにかしらやっていた)、デートの予定などが書いてありました。

残念ながらそれより古いのは実家のどこかにあるのでしょうが、思えば中学時代はシステム手帳(ファンシーなのだけど、使い込んでいた)に夢中だった気がします。

2004年はSan-Xのみかんぼうやのマンスリー。

2005年はカミオジャパンの、ファンシーだけどハードカバーの正方形に近い手帳。ここから私のハードカバー手帳好きが始まったんだと思います(笑)

ちなみに中はこんな感じでした。大学1年生で、7月はテスト&レポート期間だったようです。

IMG_5299.jpg

2006年には初めてアーティミスの「ステッカーシリーズ」(A6サイズ)を使ってますね。それから3冊くらい色違いを使っているようなので、かなり気に入っていた様子。もちろん、今でも好きです。ブロックタイプ、いい。

その後、2007年か2009年あたりに「超整理手帳」をかなり愛用していたのを覚えているんですが、見当たらない。実家にあるかな……。「超整理手帳」も大好きでした。

2010年のは2005年のカミオジャパンのにサイズとハードカバーの部分はそっくりだけど、ハイタイドさんの。中はこんな感じの3分割バーチカル。ライターを初めて1年経たないころですね。なんか「ライターがんばる。本気でがんばる。」って書いてあるwその後5年くらいはがんばっていたよ、と過去の自分に言いたい。そしてバーチカルぽいのはこの時しか使っていない。私は週間レフトorブロックがすき。

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2011年には「トラベラーズノート」初使用。パスポートサイズですね。12年は再びのアーティミスです。

そして13年に初の「ほぼ日WEEKS」。ほぼ日ファンではなかったけれど、WEEKSにはかなり感動したのを覚えています。こんなに薄くて書きやすくてハードカバーで、こんなにページ数があるなんて!と。その後なかなか週間レフトでWEEKSを越える綴じ手帳はみつかりませんね……。

以下、今年のも含め、歴代WEEKSたち。2013年は唯一会社員だった年で、会議とか社長と食事とか書いてある。あと、ココフセンつかってる。

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そして!!!!

2014年はいろは出版の「花言葉手帳」。今の「NUMBER SCHEDULE BOOK」シリーズのもとになったもの(?)です。これが薄い・ハードカバー・センス良い、私の大好きな大好きな手帳だったのですが……(いろは出版の花言葉手帳およびにNUMBER SCHEDULE BOOKに関する愛はこちらこちらの記事で)

number.jpg

2015年も「NUMBER SCHEDULE BOOK」(木目表紙のもの)を使っていましたが、16年からハードカバー版がでなくなってしまったので使っていません。またぜひハードカバー出してください、いろはさん……このシリーズ、大好きなのです、よ……!!!2015年の木目風の、最高でした。いや本当に。本当に。

で、2016年以降はまたほぼ日WEEKSになり、今へと続いています。

ふう、長くなってしまったので、今日はこのあたりでやめておきましょう(笑)手帳の話はし始めるととまりません。手帳が好き、なんです。


次回はなぜ私がこんなに手帳が好きなのか、とか、語りたい。


★★★

最近の活動情報


6月28日発売 晋遊舎『LDK2017年8月号』
6月21日公開 ウートピ記事協力
にゃんこがいっぱい〜 こんなにあった!猫モチーフの文具6選

6月15日オンエア 日本テレビ「スッキリ!!」サラサ総選挙紹介VTR出演
6月
8日公開 読売新聞「YOMIURI ONLINE」深読みチャンネルへ寄稿
方眼ノート人気 理由は“懐の深さ”?


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文房具の魅力を紹介するウェブマガジン「毎日、文房具。」
(副編集長をやっています)

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先日発足した「猫文具を愛でる会」ですが、早速イベントへの参加が決まりました!



参加するのは7月2日(日)に渋谷・カルチャーカルチャーにて開催される「手帳夏祭り」。イベント内ミニ企画として「猫文具認定所」を開くことになりました!

当日は会場内にある「猫文具認定所」に猫に関係する手帳や文具お持ちいただくと猫文具を愛でる会 会長の私より「猫文具認定証」と「認定シール」を授与いたします(笑)

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会場には茶色い手帳・文具・その他の品を持参すると「日本茶色普及協会」から茶色認定証がもらえるコーナーもあるそうなので、ご一緒にぜひ!
茶色くて猫の文房具なら両方から認定してもらえるかも・・・・(笑)

そのほか、イベントでは手帳に関するさまざまな催しや物販が行われるようで、私も楽しみです。手帳に関するワークショップや手帳の最新情報の発表のほか、手帳検定なども……!

以前Kino.Qさんとイベントも開催した「紙神経衰弱」もパワーアップして販売されるそうで、わくわく。

手帳や文具好きの方や猫文具好きの方はぜひチェックしてみてください (ΦωΦ)ニャ

「手帳夏祭り」詳細

■日時
2017年7月2日(日)  開場:11:30、開催:12:00~15:00

■内容
http://nippon-techo.jp/techo_natsumatsuri_2017

■場所
東京カルチャーカルチャー
http://nippon-techo.jp/evt/TechoNatsumatsuri2017/#!index.md

■チケット申込(イープラス)
http://eplus.jp/sys/T1U14P0010843P006001P002226985P0030001



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6月21日公開 ウートピ記事協力
にゃんこがいっぱい〜 こんなにあった!猫モチーフの文具6選

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昨年夏に天王州アイルにオープンした画材ラボ「PIGMENT(ピグモン)」にやっと行って来ました!
オープン当初から行ってみたい〜と思っていたのに、こんなに遅くなってしまいました……。

ここはさまざまな画材が展示・販売されている、寺田倉庫運営のラボです。

「PIGMENT(ピグモン)」とは「顔料」という意味で、その名の通り店内には壁一面にたーーーっくさんの顔料が。

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これはすごい、の一言につきます……。約4,000種類の顔料があるそうで、日々少しずつ増えているとか。赤にもいろいろ、ピンクにもいろいろ……。特に顔料だとなぜか青が好きなので、青が沢山あるあたりをジーっと見ていました。

もともと絵を描いたり見たりするのが好きで、高校時代は美術部で油彩画や水彩画を描いていたわたし。大学では美術品の保存修復について学びたくて、とある美大のかなり特殊な学科に行きました。大学は中退してますが、その後も趣味でフレスコ画の先生のところに通ってフレスコ画を勉強したり。

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▲ピグモンには彩墨というカラーの墨や金銀箔などもたくさんありました


保存修復については学んだというほど学べてはいませんが、今でも素材や色にはとても興味があって、ボールペンや万年筆のインクの色や性質なども、とっても気になるタイプです。微妙な色の違いでも、ぜんぜん印象が違うんだもの。

なので、色とりどりの顔料を見ると無性にワクワクするんですよ、ねえ。

そもそも寺田倉庫さんはアート作品の保存・保管事業をしていて、保存や修復に必要な材料を揃え、販売する目的でピグモンをオープンしたそう、だということをこのブログを書いている途中で知りました。だから余計にワクワクするのかもしれません……

で、何故か、水や油に溶ける「染料」よりも、溶けない「顔料」のほうが好き。物質として明確だし、昔から壁画も油絵も日本画も、顔料で描かれてきたからか……? 染料はファブリックなイメージですしね。

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▲なんとなく顔料と染料の違いが分かるかもしれない図。

壁一面にあるのは鉱物や貝などからできた顔料たち。虫を砕いた顔料なども見せてもらいました……!虫……!

サンゴを砕くとこんな色。きれいですねぇ。

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日本画を描く時や絵を修復するときにもよく使う「膠(にかわ)」もたくさん。

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こちらの「太鼓(牛)膠」は10gで500円だとか……。こんな風に置いてあるものはほとんど販売もしていて、値段が付いているものもあれば、時価(???)のものもあるらしい。

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フリーズドライ膠というものも……!

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フィレンツェの老舗画材店「ZECCHI(ゼッキ)」の画材もここで購入できます(ゼッキについては知らないけどイタリアで修復の勉強をしている友達がなんか有名だと言っていました)。

こちらは「パンケーキ」という名前のはちみつを使った水彩絵の具。名前からして美味しそうだしパッケージかわいい……(食べ物ではありません)。

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なんでヨーロッパの人は卵テンペラとか壁画にチーズ入れたりとか食べ物で絵を描くのが好きなのかな?(笑)あ、日本のでんぷん糊とかもまあ食べ物だけれど。

ゼッキのジェッソ(ウサギ膠を用いた古典的な下地材)!

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ゼッキのインク!!!万年筆に使えるのかな……。

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筆やハケもいっぱい。

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ワークショップスペースなどもあって、定期的にいろいろなワークショップや講座を行っているみたいです。

見ているだけで楽しいので、たまに行って癒やされたいと思います。

色とか、絵の具とか、絵を描く道具が好きな人にはオススメな場所なので、ぜひ!


伝統画材ラボ PIGMENT(ピグモン)
https://pigment.tokyo/ja


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※9月1日追記
表記を「猫文具」から「ねこ文具」へ変更しました!
それに伴いハッシュタグも #ねこ文具 #ねこ文具を愛でる会 に変更いたします…!


以前こちらの記事でも書いたとおり、 猫モチーフや猫にまつわる文房具が大好きな私。



日本ホールマークさんに言われた「これはねこ文具に認定していただけますかっ?」という一言が気になっていて、ついに昨日、「ねこ文具の認定マーク」を作りました。

nekobungu.jpg
認定マークは私にねこ文具を見せてくださった方やメーカーさんなどに差し上げていければと思っています!(まずはやっぱりきっかけを作ってくれたホールマークさんに差し上げないと!)


せっかくなので「ねこ文具を愛でる会」もマークができた昨日(6月22日)に発足したということにしておきます。22日(ニャンニャン!)だし。

nekobungu-logo.jpg




「ねこ文具を愛でる会」は、私が会長となって、世の中のねこ文具を楽しむゆるい会にしたいと思います。

「ねこ文具が好き」「ねこ文具持ってる!」「ねこ文具、持ってないけど愛でたい」という人はだれでも今から会員です。ぜひ #ねこ文具を愛でる会#ねこ文具 のハッシュタグをつけてTwitterやInstagramで猫文具を見せてくださいませ!! もちろん直接お会い出来る方は会ったときにも見せてくださいね♪

みんなで「ねこ文具」を愛でましょう(ΦωΦ)


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6月某日。サラサ総選挙の取材でゼブラさんに行った帰り道、近所のクリーニング屋さんに立ち寄ると、いつもおしゃべりしてくれる美人主婦パートさんがいました。

その日も普段通り笑顔で迎えてくれたんだけど、ふと胸ポケットを見ると……

サラサクリップが!!!?(いつもは刺さってなかった)

しかも……!!!

_人人人人人人人人人_
>  ミルクパープル!?  <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄





なぜか激しく動揺するわたし。だってミルクパープル、ですよ。レアですよ。SRS46カラフル総選挙(サラサ総選挙)ではチームM、No.25で立候補、46色中23位というほぼ真ん中の、特別目立たない順位でした。

わたし「あの……それ、サラサクリップのミルクパープルです……よね……(ドキドキ)」

パートさん「?????」

わたし「その胸ポケットの…ボールペン……」

パートさん「ああ!これ!昨日100均で買ったんですよ〜!すてきな色だな〜って思って!」


何本か持っているとか、サラサファンとかならミルクパープルを持っていても分かる。でもサラサクリップだっていうことをぜんぜん意識せず、46色の中からミルクパープル1本を選ぶとは……さすが美人はレベルが高い(?)です。

もう驚きすぎて、その日は写真を撮ることも思いつかず、帰路につきました……。


そして約1週間後。再びクリーニング屋さんへ行くと、美人主婦の胸元にサラサクリップが増えてる!!!!!!

IMG_5031.jpg
(今日は無事写真が撮れました)

「まきさんがスッキリに出るって言ってらっしゃったから見たら、他の色も欲しくなっちゃって〜♪♪」とのことで、ブルーブラックとネオングリーンを買い足したそうです(ブルーブラックは人気すぎて、0.5がなかったので0.4にしたとか)。

IMG_5033.jpg
「ミルクパープル」その魅力は
紫のミステリアスと白のピュアさ
どちらも感じられる色だから。Ciao

ミルクパープルといえば、サラサ総選挙でミルクパープルの宣伝大使にも選ばれた踊場ちゃおさんを真っ先に思い出します。

彼女はミルクパープルが好きすぎて、自腹でミルクパープルの魅力を名入れ(名前じゃないけど名入れっていうのかな?)したミルクパープルのサラサクリップ(上の写真)を周囲の人にプレゼントしては、この色の魅力を伝え歩いているのだそうです……!愛が素晴らしい。ちなみに名入れはノベルティ研究所にお願いしたそうです。

彼女のミルクパープル普及活動の様子はブングスキーでコラムにもなっていますよ♪
https://bungusuki.jp/posts/view/704


ちゃおさん、私の近くでもミルクパープルを愛する女性をみつけました。きっとちゃおさんの思いがとどいているのだと思います♪ 

これからも東京中、日本中、果ては世界中のみなさんに、ミルクパープルの魅力を伝えていってくださいね!


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