文芸誌の編集者、美希のお父さんは
定年間近の国語教師
中野に住んでいて
美希が持ち込む
「日常の謎」を
鮮やかに解いてしまう
というシリーズの二冊目

今回もいろんな謎が解かれていくのです
文学史上の謎とかね


松本清張先生の話も面白かった

松本清張先生に「再春」という短編があるそうで
「主婦が小説を書き、賞を獲る
それが盗作だとされてしまう」
というような話ですが
これが松本清張先生の実体験であるらしい
ただそれだけでなく
別のミステリ論争に繋がっていきます

松本清張の横溝正史批判なんだけど
そういえば!
二階堂黎人先生の小説に
大横溝の話があって…
横溝正史記念館(架空の施設です)で
殺人事件が起こるんだけど
探偵が刑事に
「松本清張が好き、なんて刑事には
何も教えたくない」
みたいなこと、言うんですよね、たしか
横溝正史と松本清張じゃ
ミステリと言っても全然違うわけで
「そういうミステリは嫌い」
ってことかと思ってたけど
松本清張のその批判を踏まえてのことだったのかな

そして
思い出したのがこの本
松本清張先生は
子どもの頃に
ひどいいじめ経験があったんですね
そういう経験が
ああいう小説を書く土台にあったのかも
(読んだことないし、読むこともないかもしれないが)

あと、解説書いてる方が
文学記念館の学芸員さんで
「火鉢は飛び越えられたのか」に
関わった方なんだそうですが
恐縮しつつ、のその解説が
とてもわかりやすい!上手い!
それもよかったです

お花見、したのでした
川沿いの桜


ちょっと写真がボケてる



この後
焼き肉食べに行きました

ていうか
焼き肉のために歩いた感も…

選挙の時もそうだったなー
なぜか焼き肉

焼き肉屋も混んでたな
同じ人子ども考えるひとが
たくさんいるのかな?

原則、ビニールシートひいて
そこで飲み食い、は禁止なんですけど
やってるひといましたね
屋台もけっこう出てた
人出はかなりのものでした





日本酒仲間のWさんが
「面白かったから」
と貸してくれた

すごーく
面白かった

著者の稲垣さん
少し前にテレビに出てたんです
50歳で朝日新聞を退社
冷蔵庫のない一人暮らしをしてる、って
ガスもないらしく
カセットコンロで調理してるそうな

一人飲みのすすめと
その実践のコツ、奥義の本ですが、これ
生き方の本でもある
人と向き合う、つきあうための本
「それは
『一人で、丸腰で、世界と正面から向き合う』
経験である
孤独を恐れず、寂しさから逃げず、
堂々と生きるという経験である」

最後に
「女性の一人飲みで
へんなオッサンに絡まれたらどうしよう」
という問題についての考察、も深い

バリア張って周りを拒絶するのではなく
まずはその場にいる人を尊重し
その場に混ぜてもらうことを感謝することから
始めよう、と
自分が相手を尊重すれば
相手もこちらを尊重してくれて
そんなにひどい絡み方はされなくなるし
もし、されても
店の人や他の客が助けてくれたりするようになる、と

「一人飲みとは
単に一人で飲み食いすることではない
自分の心地よい居場所を
自分で作ることだ
そのために必要なのは
一にもニにも『周囲への気遣い』である
自分がどうしたいかは
ひとまず脇に置いておいて
場の雰囲気を良くすることを
精一杯やる
結局、みんなが良くなれば
自分も良くなるのだ」

ね?
生き方の本でしょ?


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