自分の存在にも言葉にも多分なんの価値もないんだろうと思う瞬間がある。
そういった時というのは、自分の中から物語が今にも生まれようとしてる時でもある。物語という残せるものに価値を持たせようとするとき、自分という存在や自分の言葉など、つまり残らないものに対しては殆どの興味を失っていく。自分は役者という職業を選んだわけだけど、実際に物語の中に存在できる瞬間や本当に素晴らしいと思える物語を残せたと思える瞬間なんて僅かなわけで、ということは一人の人間として自分の存在や言葉にどう価値を持たせるかということに悩まなければならない。それはどう人生を充実させていくかということだ。そうしなければ常に自分は何者でもないかもしれないという不安と戦い続けるハメになってしまう。もしくは死にものぐるいで物語を求め続けるか、生み出すか。

LINEやSNS、親指ひとつで感情を簡単に伝えられるようになったこの時代、たまに自分の言葉やそのネット上の存在に何も意味や価値を感じなくなる瞬間はありませんか。でもその時はチャンスかもしれない。きっとすぐそばに物語が。何かを残したいという感情が
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