月別アーカイブ / 2020年07月

Logic

引退するってよ


ラストアルバムをリリース!
Logic_No_Pressure_album_cover.jpeg

「No Pressure」




1990年生まれのラッパー。


彼の名を世界的にした曲の一つに、

世界にも響いた大ヒット曲

「1-800-273-8255」


がありますね。

2017年の曲です。


タイトルはアメリカの自殺防止ホットラインの番号です。

「モアナと伝説の海」のエンディングテーマで一躍有名になった
アレッシア・カーラと

大人気シンガー、カリードを
フィーチャーした曲です。



そんな人気ラッパーのLogicが、

引退を表明


ラストアルバム
をリリースしました。


アルバムはラップ多め、歌少なめ、という感じでしょうか。
こだわりのリリック、90年代を彷彿とさせるサンプリングが光るトラック、
めちゃくちゃかっこいいアルバムだと思います。




さて、引退に関してですが、

精神的に参ってしまうぐらい自分を追い込んで
音楽業界で名を上げるために頑張ってきた。
アリーナクラスでツアーが回れる、アルバムチャートも常に上位を獲得し続けてきて、
成功している状態であるにもかかわらず、それを受け止めきれない状態が続いてきた。
ずーっと「これからが期待できる」みたいに言われ続け、もっと、もっとやらなきゃいけない、
という状態に陥ってるような気がした。

挙句SNSなどで実を伴わない評価みたいなものに苦しめられるし、余計な苦しみを味わなければいけなかった。

一方で音楽的には、ありとあらゆることをやってきた。
ジャズっぽいのから流行りのトラップっぽいのまで、出し尽くしてきたと思う。

もうLogicのキャリアを続けることで
常にまた一からやらなければいけないのか、、、

何度も自分の身を削り続けなければいけない状態に持っていくことへのモチベーションの欠如、
そして

「成功してるのに不幸せ」

な状態から一度離れて、心身ともに健康な状況でファンと向き合う方が絶対お互い幸せだろうと思っている。

・・・インタビューでこんなことを語っていました。



私が思うに、

それができる状態であるという
絶対的なステータスを手に入れているから、
引退ができるんだと思います。

将来に不安の残らない収入、
実は小説がベストセラーでもある音楽以外の才能。
新たにファンと繋がり続けることができるツールの獲得(配信プラットフォームTwitchとの大型契約)
クリエイターと自分の創造をあらたなエンタメにするプロジェクト
他のアーティストのサポート。
もちろんグッズだったり、ファンが喜ぶ既存のプロジェクトもあるでしょう。




などなど、収入だけでなく、


まだまだやることいっぱい!

というLogicです。


音楽も大好きだから作り続ける、とは言っていますので、

自由なモチベーションからラップをすることももちろん考えられますが、

今までやってきたようにはやらない、という感じでしょうかね。




そんな彼の才能の一つに影響を与えているのは

ゲーム、漫画、アニメ好き、ということでしょう。


ドラゴンボールシリーズは、夜寝るとき奥さんが寝た後にベッドサイドから取り出して読んでいたりするそうです。

インタビューでも、作品の中にも出てくる、

「カウボーイ・ビバップ」への愛。


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アルバムの曲間にある寸劇ドラマを脚本を書いて、
主人公スパイクの英語版の声優、ジェームズ・ブラムを起用して収録したりとか。
アルバムジャケットに絵で登場させたりとか。

Incredible.jpg

オタ熱炸裂してるのです。


ラストアルバムだけでなく、

いろんな作品を聴いてみてください!

そしてTwitchから繰り広げられる配信で近況をチェックしたり、
今後のプロジェクトも楽しみにしています。

あの、スターウォーズ でもお馴染みの監督、

J.J.エイブラムスとやりとりしてるとかいう話ですよ!
何が起きるんですかねー。



さて、このトピックは配信で語った動画もあるので、

あげられたらいいなーと思っています。

テイラー・スウィフトのバージョンもあわせて、編集がんばります!










 

Taylor Swift

先日ツイキャスで音楽番組ばりに解説配信しました!

さて、それと連動してというか、そのネタをブログに回せば
いいじゃない!と思って、少し内容は違うところもありますが、
書いていきますね。

さてさて、世界の歌姫、テイラー・スウィフト

ニューアルバムがリリースに。


Taylorflklore.jpg


新作「folklore」


POPアイコンとしての進化、


というよりは、コロナ禍におけるディスタンスや

社会不安、他人との交流を避け自分の中に世界を広げる、、、


そんなムードからなのか

煌びやかなサウンドよりも、


ゆったりと、そっと、自分に寄り添ってくれるような、

かつ目を閉じれば、ふわぁーっと音が大きく広がっているような気持ちになる

浮遊間と距離の近さと温もりを感じる音世界です。

ネイチャーなジャケからもそれは伝わりますね。


いろんな曲がバラバラに入っているのではなく、

トータルでとても統一感のある優しい音像。

サプライズリリースということもあり、

ラッパーでいうミックステープ的な立ち位置なのかなとも
勝手に想像しています。

あ、ミックステープっていうのはいまはとても曖昧な定義になりますが、

煮詰めてそれぞれの個性が際立つアルバムらしいアルバムというよりは、

制作のスピード感と自由な空気感のある作品で、
煮詰めるよりは少しラフな感じでまとめる、

そんな立ち位置の作品として理解していただければと思っております。

(僕の中途半端な理解の上ですが・・・ミックステープは、もともとDJがいろんな曲を集めて、既存の曲の上で新人にラップさせたりとかもしちゃって、新しい才能の発見や旬な部分をいち早くラジオのように集めて情報発信するようなヒップホップの文化から来てい流・・・とかだった気がする)

今のこの特有な時期に製作したものを、今湧き上がってくるインスピレーションにまかせてまとめる、そんな彼女のスタンスなんじゃないかなと想像しています。



そしてファンの間で話題になっているのが、

謎の「William Bowery」という人物が2曲クレジットに入っている。

そんなソングライターはいないとのことで、

これは彼女が過去に偽名を使って作品のクレジットに表記を入れたことがあることから、

今の彼氏、Joe Alwynなのではないかと言われています。

「exile」


そして「betty」


の制作を共にしたそうです。

本人からの説明がないので、推測でしかないのですが、、、。

とにかくとても良いアルバムなので、

リラックスしたい時にぜひチェックを!




あ、ちなみにソングライティングの凄さ、というか、
彼女の描き出すストーリーがいろんな曲にちりばめてあって、
そういう創作の仕方が面白いなと思ったポイントがあるのですが、


2曲目「cardigan」
8曲目「august」
14曲目「betty」


この3曲は、高校生の三角関係のそれぞれの人物から見たストーリーという
トリロジーになっているという噂です。



ほっほー、なかなか読み解くと面白そうですね。


色々想像しながら聴いてください!!









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まず最初に、

こんな時期にでも、J-WAVEの僕の担当番組のロッカー(すごく分かりづらい位置にあるww)

わざわざCDを入れてくださったユニバーサルミュージックの担当の方、心から感謝してます。気にかけてくださる方もこうやっていらっしゃるので、精一杯心を込めて書かせていただきます。
(他にも直接連絡をくださる方、精一杯お応えできるよう頑張っていきます)

さて、

ハルカミライ

大好きなバンド、ハルカミライのアルバムです。

THE BAND STAR



期待どおりの傑作でリピートして聴いております。

今これを書いているのはアルバム、、、7周目くらいでしょうか(笑)

タイトルチューンのイントロ、
「THE BAND STAR」でかき鳴らされるバンドサウンドとみんなで歌う合唱のフレーズからもうハルカミライスイッチがバーン!と入って、

スピード感と少し切な目な爽やかメロディ、
でもストレートなロック、バンドサウンドで
グイグイ引っ張って行ってくれる。

と思いきや、スッと音が減ってギターのアルペジオにしっとりとマナブ君が呟くように歌い、、、

からーのーーーー

大サビ、ドカーン!!

そして拳を上げて合唱したくなるアウトロ。


ご馳走様です。

強く、

優しく、

ストレートに、

感情豊かに、

高らかに、

パンクなテイストに、
J-POPを織り交ぜ、

あの時のハイロウズみたいに、
スッと入ってくると見せかけて、
ズン、と居座ってくれる。

あと、何度も言ってますが、
ハモよりもユニゾンが特徴的で、
みんなで合唱してる画が浮かぶんですよね。


思いをまっすぐ伝えるエネルギー、

より想像力豊かに表現される歌詞。

曇り空を吹き飛ばす夏のあアルバム。

是非聴いてみてください!









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