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昨日はフランスのテレビ番組の収録でした。

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収録チームの皆さん、お疲れ様でした…
(今週末にまた別の番組が生放送されます、追って告知します!)

朝から晩までよく歩いて疲れたので今朝はボサっと過ごしています。廃人です。
でも疲れた翌日にはちゃんと休める今の生活のありがたみを感じました。

というのも会社員 兼 作家として過ごしていた頃は、作家活動で前日どれだけハードな1日を過ごしても翌日は何事もなかったかのように出社しなければいけないのが結構しんどかったのです😩
(会社の休日出勤だともちろん振休とれるけど、当然ながら個人の活動は趣味と同枠なので別)

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当時の様子①


サラリーマン兼作家のころの生活はというと、

・土日も容赦無く作家業のイベントやら展示やら出張やら入って、月曜はヘロヘロだけど休む間も無く出社
・平日にテレビ収録が入った時は、午後半休するために早め出勤して怒涛の勢いで仕事を片付ける(欠席する会議のフォローとキャッチアップも、、)
・作品がバズったりすると殺到するメディアの取材対応が間に合わなくて、会社の昼休みにダーッと近所のカフェに駆け込んで校正作業や各所への連絡(まともに飯を食う時間がない、メール打ちながらカフェのパンを胃に詰め込む毎日)
・色々間に合わないので睡眠時間と食事の時間や質と遊びの時間をガシガシ削ることになる(20代のキラキラOLライフはどこへ…)


会社自体はウルトラホワイトで業務量もコントロールしやすい環境だったのですが
副業があるばかりに1人ブラック企業みたいになってました。しかもそちらは私宛に問い合わせが来るし現場に自分の身がないといけないので代理がきかない。会社の仕事は複数人でカバーし合えるのですが。。
(育児しながら働いてるお母さんとかも、こういう感じだったんだろうなぁ、と勝手にシンパシーを感じていました)

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当時の様子②

それでもちゃんと真っ当に社会人(会社員)として働くのが大人のスジだ、と思い込んでやっていたのですが
今思えばそんなにそこにこだわらなくても良かった気がします。あえて苦行をしなくても。。

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当時の様子③

今は作家業を仕事の中心に一本化したので、そういうコンフリクトがなくて心身共に健康です。
対外的に見ると活動量は増えてるので忙しそうに見られたりするのですが、体感的にはすごく楽になりました。

睡眠時間もたっぷり確保されて(なんなら昼寝もできます)、毎日ゆっくり自分でご飯をつくる時間もあります。

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平日昼に作った油淋鶏


副業も本業もいっぱいいっぱいでもうどうしようもならん!と思った時は
10年後に自分がどっちをやっていたいか?を考えて取捨選択すると、いろんなものがラクになるかもしれません…😇
何かを諦めるのもだいじ、、いや諦めるというか、頑固な思い込みを解除すると楽になれます、、

ではでは〜
まだまだ桜が咲いてますね🌸
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アーティスト、妄想監督。1988年、愛知県生まれ。早稲田大学文化構想学部表象メディア論系卒業。日本的な文化・習慣・信仰を独自の観点で読み解き、テクノロジーを用いて新しい切り口を示す作品を制作する。アートの文脈を知らない人も広く楽しめる作品性から、国内の新聞・テレビ・Web媒体、海外雑誌等、多様なメディアに取り上げられている。主な作品に、大根が艶かしく喘ぐデバイス《セクハラ・インターフェース》、虚構の美女と触れ合えるシステム《妄想と現実を代替するシステムSRxSI》、家庭用ロボットに死者の痕跡を宿らせ49日間共生できる《デジタルシャーマン・プロジェクト》等がある。 2016年にYahoo! JAPANを退社し独立、現在フリーランス。2016年 総務省異能vation(独創的な人特別枠)に採択。2017年 第20回文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門優秀賞(文部科学大臣賞)を受賞。