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期待せずに借りた新作ホラー「キャビン」がツボにはまる。


【ちょいネタバレ注意・これから観る人は読まないで】


物語はバカ学生たちが湖のほとりにある小屋に泊まりに来ることで起こる惨劇…
と、いうとお約束の眠い内容かと思うが中盤から事態は予想のはるか斜め上を突き進む展開になる。斜め上すぎてその頂上が見えなくなる。

この映画、最初はライトなゾンビ映画である。
そしてそのゾンビ発生の謎も冒頭からネタバレ進行するのだが、もうそのネタバレがどうでも良くなるほどテンポよく別次元にイッちゃう。その高低差を見事に出した部分がまずこの作品の勝因。

たった5人のアメリカの山小屋での一夜かと思いきや、日本も出てくるスケールのでかさ。

キャッチコピーである「あなたの想像力なんて、たかが知れている」も誇大宣伝としてJAROに訴える必要なしの意外と的を射た宣伝文句。

そしてこのキャビン、B級映画で片付けられないほど、細部までこだわり丁寧に作られている。愛情もって真面目にバカをした好例。
ホラーといっても怖くはない。R-15なのでそれなりのシーンは出てくるが怖くはない。後半はむしろ笑うし驚く。
大物女優もサプライズ登場し、ホラー映画の定番をうまく利用してツギハギして、新しい形を創り出した部分で高得点。

映画の良し悪しってやはり作る側の愛情深度で測ることができるよなぁって、なぜかこの映画で再認識させられた。
タグがあるなら、まさしくこれこそ【もっと評価されるべき】だ。


21日土曜日、個展します。詳細はこちら(。・ω・)ノ゙