月別アーカイブ / 2018年05月
勝負きまり手いろいろ
ほれみろ
こんなニュースが。
ほれみろ。
と思った。
タコもイカも膨大な感覚器官を所有している。
しかも自身が使い切れていないほどの神経が詰まっているという。
それはどういう事か?
彼らは単体で動いているのではなく、集団でその役割を網羅するために存在しているに過ぎないのではないか。
イカもタコも一匹はただの端末に過ぎず、
全体で地球を覆う事で、ひとつの観測・情報収集を成しえているのではないか。
その情報データを本来の"観測者"に送信する生体端末だとしたら。
SFや漫画で宇宙人がタコっぽく描かれるのは、きちんとした訳がある。
想像や創造の前に我々のDNAに刻まれた情報が具現化してるのだ。
だから、人はタコやイカを見て"異形の違和感"を感じるのだ。
だがしかし、
もし本当にタコやイカの祖先が地球外から来たとしたら
本能的に人類は嫌悪感を抱くのではないか?
毒を持つ生物の原色や模様にキケンを感じるように、
タコやイカにも何かしら拒否反応を抱くのではないだろうか。
生粋の地球生物からみてタコやイカが本当に地球外生命の破片を内包する部外者のならば、本能で排他的な危険信号を感じるはずだ。
現にグロテスクなデザインになっているとはいえ、SFに出てくるタコやイカ系のエイリアンに好意的感情を抱く事は少ない。そもそも侵略者として描かれている。
では、どうして実際のタコやイカは受け入れられるのか。
そこには、食べたら旨いだけじゃない明確な理由があると思う。
と、いう訳で仮説を2種類たててみた。
我々がタコやイカを受け入れる仮説①
地球外から到達して現在の姿に進化したタコやイカだが、ニュースのようにウィルス・微生物という形で何億年も前に氷の隕石で地球にやってきたとしたら、彼らは何を考え想うだろうか。
まず"帰巣本能"が働くはずだ。
なにしろ彼らのホームは地球ではないのだから、地球に来ちゃったからには家に戻ろうとする。
戻ろうって言ってもJRを乗り継いで帰れる距離ではない。現時点では100%不可能な訳で、何億年かかろうが戻る術を考えねばならないのだ。
そのために脳や感覚器官を鋭くして、本来のホームへ帰る能力に到達するまで進化する必要がある。
進化するには生存競争が必須。
だから必要以上に害悪な存在にならず、食べられてもOK的な身体に進化して食物連載・地球のルールに積極的に参加して、あらゆる海洋に順応し生き残っているのではないだろうか。
我々がタコやイカを受け入れる仮説②
このニュースだとあくまでタコ限定で書かれているが、
そもそも我々人類、そして地球生命体全ての祖先が地球外のウィルス・微生物から成り立っているとしたらどうだろう。
地球に存在する全ての生命の"素"は宇宙から飛来したとしたら。
タコ達とは違う派生で進化しているのが我々なだけで、共にホームが宇宙だとしたら互いに嫌悪する必要もなく、切磋琢磨して宇宙の何処かにある本来の故郷を目指すだけだ。
そう考えると、
人もタコもイカもその他の生物も皆、この地球で進化を続ける原動力はひとつ。
"ホームシック"
ただそれだけなのかも。