
[ネタバレ注意]
いやぁ…
観ちまった。
ものっすごい微妙だった。
一言で表せば[煮え切らない]。
人々が理由なく自殺し始めるんです。
で、そこには理由があって、それも中盤から判ってくるんですが、
なんかね、すべてが「えー」って。
この映画でも何度となく「えー」って言ってしまった。
途中のバアさんなんて、ただの時間の引き伸ばしじゃないかって。
コンセプトは面白いんですよ。
でも、その設定をまるで活かしきれていないのですよ。
表現の仕方が限りなくセンスないというかね。
取ってつけたようなブツ切り感を並べた感じで、ホラーにしたいのか、サスペンスなのか、人間模様なのか、SFなのか、ロリコンなのかさっぱり判らない。
ロードムービー属性なんだけど、
お約束の主役は理不尽に死なない法則。
なんかこの煮え切らない流れを最近観たなーと思ったんですが、
[ミスト]と[クローバーフィールド]がそうだ。
あの2大不思議映画と同じ香ばしさが漂っている。
それにしても、ここ数年のアメリカ映画って、こういう広い意味でのロードムービーが増えた気がする。
流行りかね。
ゾンビにしても、未知の生物相手にしても、一箇所に留まらずダラダラ旅をするよね。