昨日、滋賀県高島市にて開催しれた「Wings for Life World Run」にランナーとして参加してきました!
 
初めてのマラソン大会参戦。
普段走っているとはいえ、僕の目的は"トレーニング"。マラソンに向けたウォーミングアップの方法もわからないし、他のランナーの方々のペースすら想像できません…。
 
しかし初心者にも関わらず、当イベントのアンバサダーを務める現在"エクストリームアーティスト"として世界が注目している松嶺貴幸こと"タカさん"が率いる「team TAKA」の一員として走らせてもらうことに…!スタート前は足を引っ張ることになるのではないかとプレッシャーを感じて不安でした。。
 
それでもチームメンバーの皆さんは親切で優しい方ばかり。少しでもチームの力になれるよう頑張る覚悟を決めてスタートを切りました。
 
このイベントの面白いところは、我々ランナーの前にゴールが存在しないことです。
ランナーがスタートをした30分後に「キャッチャーカー」と呼ばれる車がスタートします。後ろから追いかけてくるこのキャッチャーカーに追い抜かれた時点で自動的にゴールとなります。つまり、ランナーは出来るだけ長い距離を目指して走ります。体力とペースが重要です。
 
我々"team TAKA"は車椅子のタカさんを交代で押しながら走ります。スタートした時点では沢山いたメンバーも、3キロ、5キロ、10キロ…と進むにつれて減っていきます。気がつけばタカさんのまわりには僕を含む3人のみとなっていました。
 
僕も12キロを過ぎたあたりから先日のアメリカツアーで特に疲れが溜まっている個所(足首、ふくらはぎ、太もも)が本格的に痛み始め、足をかばいながら少しペースを落とさざるおえなくなり…タカさんとの間に距離ができ始めます。少し離れたところに見えるタカさんを2人の メンバーが交代で押して走っています。。
 
タカさんはもともとフリースタイルスキーのアスリートでした。転倒事故により脊髄を損傷し四肢麻痺(両手両足が動かせない)となってしまいました。だけど今ではアートを武器に僕が知ってる誰よりも行動力があり自由な人です。口でペンを加えて描く作品からは本当にエネルギーが溢れています!そのパワーに魅了された人達がタカさんの周りにはいつも集まっていて、現に僕の前を走っているのです。
 
もう少し力になりたい…、もう一度タカさんを押して走りたい…、という気持ちが僕に痛い足を上げる作業を繰り返させます。
 
なんとかタカさんに再び追いついた時には距離が15キロを超えていました。
 
この「Wings for Life World Run」の参加費は全額、脊髄損傷の治療研究の資金となります。
 
僕は過去に脊髄を圧迫する怪我を経験しています。幸い手術することもなく再び滑れる身体に戻すことができましたが、肩から下の感覚が消える経験をしました。身体が動かせずにアメリカの病院のベッドに寝かされた状態で感じた恐怖心は今でも忘れません…。そんな僕がいま足の痛みを感じて走っています。これ以上求めればバチが当たるほど幸せな状態です。
 
足の限界はとっくの前に過ぎています…。最後になることを覚悟して、しばらくタカさんを押させてもらいました。動ける者がタカさんを押す。またタカさんが動ける者を引き寄せる。形はシンプルなんだけど、やはり凄いことです。全て「人」のチカラです。
 
そこからしばらくして後ろから"キャッチャーカー"に追い抜かれました。
 
"team TAKA"、記録19キロ。
 
ゴールは何とも呆気なく、また清々しい。チームで勝利を喜びました。


明日は滋賀県高島市へ行きます。
 
今津総合運動公園で開催される"Wings for Life World Run"にエントリーしました。
 
人生初のマラソンイベントに出場です(!)。ランニングは好きですがこれまで イベントに参加したことはありませんでした…。腰の重い僕を誘ってくれたのは、友人でエクストリームペインターの松嶺貴幸さんでした。
 
ちゃんと走れるだろうか…?
アメリカツアーの直後でちょっと不安ですが、貴さんと一緒に楽しく頑張ります!


長期の仕事の後はいつも身心ともに"からっぽ"になってしまいます。
 
次の仕事に向けて動かなければいけないこと、頭ではわかっているのですが…長期間続いた"日常"(と錯覚している日々)からの変化に身体が付いてこない期間があります。
 
今がまさにそれで…。
 
次に切り替えてやる気スイッチを入れる為にもランニングでリセットを。

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