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アメリカツアー10週目も無事に終えることができました。
そして金曜日の今日はいつもよりもさらに賑やかで楽しいショーになりました。

通常、我々の行っているスクールショーの観客は大学生や高校生なのですが、今日はその中に小学生も加わって大いに盛り上がりました。

小学生の子供達はとても元気で、我々がまだウォーミングアップをしている時から「ワーワー!キャーキャー!」大興奮でした。

パフォーマーとして非常にやりがいのある環境を子供たちが用意してくれました。子供らしいあの素直な反応から今日は元気をもらいました。非常に良いショーでした。

ところで、僕は子供たちが「素直」でいられるこの時期を【成長のチャンス】だと見ています。

彼らにはあらゆる事をそのまま吸収できる器があり、またその可能性に挑戦する勇気を秘めている
からです。

僕が初めて世界大会に出場したのは12歳の頃でした。
かろうじてまだ素直な器を持っていた僕は当時の世界チャンピオンの滑りを見て目を輝かせました。そして自分にとってスケートが何であるかを見出だすことができたのです。

しかし、あの挑戦があと1〜2年遅かったとしたら…。
僕は自分が見たものを素直に吸収することができたでしょうか?

人は心が大人に近づくにつれて、さまざまなことを諦めはじめます。諦める理由を探すほうが上手になり、楽になってしまうのです。心当たりはありませんか?さらにその「理由」がいつしか自分の「逃げ道」ともなっていたりしませんか?

それが大人になるということなのかもしれません。
仕事を優先する、家庭を優先する、年齢を考える、どれも大切なことです。道を絞る必要性があることもわかっています。僕自身も仕事を理由に逃げることはありますから、理解できます…。

だからこそ、見たものを素直に吸収できる器を持つ時期が【成長のチャンス】なのです。

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小さい頃、人形で遊んでいた方はその人形になりきって遊びませんでしたか?
テレビの中のヒーローになりきって遊びませんでしたか?

僕は当時の世界チャンピオンを初めて見た時に受けた衝撃的な感覚を忘れません。
帰りの飛行機の中でも彼になりきってイメージトレーニングをしていました。あれが子供のイマジネーションであり、本来のチカラなのです。

…勿論、親として本当の危険からは子供たちを守る必要があります。
しかし、親の価値観によって子供が新しいことに挑戦すら出来ないという場面を僕はインラインスケートを通じて何度も見てきました。

「危ないからダメ」とか「お前には絶対できないよ」なんて根拠もなく子供に直接言ってしまう親も少なくありません。それでは子供がかわいそうです…。

1つだけプロアスリートとして言わせて頂きますと、子供たちは親のイメージを遥かに超えて自由になるチカラを持っています!それは子供たちにはイメージと実際の身体の動きにほとんどギャップがないからです。親の価値観で子供たちのこのチカラを潰すようなことは決してしてはいけないと、僕も父親となったいま思うのです。

今日の子供たちの目はキラキラしていました!
ショーの後はインラインスケートについての質問が非常に多く、もしかするとこの子たちの中から新しい世界チャンピオンが誕生することになるかもしれません。その時は今日の僕はなかなか良い仕事をしたということです。





【ASC運動教室のご案内】

本気でなりたいと思えたものにはなれる!
スポーツ選手、漫画家、宇宙飛行士、弁護士…何になりたいにしても必要なのは子供の「経験」です。ご両親の代わりに子供たちに運動を経験させるお手伝いをいたします。

安床エイトが12月より神戸・六甲アイランドにて「アスレチック・スケート・クラブ(ASC)」という運動教室を開始させていただきます。5歳から小学6年生までを対象にした教室で、主にインラインスケート運動を行います。現在、お子さまに運動を経験させてあげたいという方がいらっしゃいましたら是非ご参加下さい!(教室の詳細につきましては近日中に改めて発表させていただきます)

【神戸・六甲アイランド教室】
"g"スケートパーク内
〒658-0032 兵庫県神戸市東灘区向洋町中8−1
TEL : 078-857-9707

【公式Facebook】 
アスレチック・スケート・クラブ 



ハロウィンのあったこの週末を、僕はテキサス州のフォートワースで過ごしています。

ハイスクールツアーも無事に9週目を終え、明日から10週目に入ります。

ツアーが後半戦に入ってからは身体の疲労感が残りやすくなり、今日は朝から身体を休めて映画を観させていただきました。(それでもパソコンでやらないといけないことは意外とたくさんあって、それら作業を進めてはおります…)

さてさて。

今日選んだ映画は「天使のくれた時間」(英題 : The Family Man)です。皆さんは観たことありますか?ニコラス・ケイジティア・レオーニ主演の作品です。僕はこの作品が昔から大好きで、何度も観ています。

テーマは「もしも、あの時別の選択をしていたら?」
全く別の生き方をする"自分"をすばらく経験してしまうお話しです。
登場する子供たちもとても可愛くて、友人や妻との関係もすごく美しいです。エンドロールまでじっくりと楽しめる作品となっております。

ラブストーリーですが、自分の人生においても大きなヒントを与えてくれる作品だと思います。「あの人が好きだけど、告白できない…!」な〜んてお悩みの方は勇気をもらえるかもしれませんョ! まだ観たことない方にはとてもオススメな作品です。

ところで。
僕も仕事を通じて別の人生を経験することがあります。

今回のアメリカツアーもそうですが、期間が1ヶ月を超えて長期遠征になると人間関係や環境から自分にとって最も居心地の良い過ごし方をするようになります。

例えばドイツに7週間滞在した際には、毎朝同じベーカリーでコーヒーとクロワッサンを頂きました。すると、数日後にはお店に顔を出すだけで決まったものを出してくれるようになりました。他にもランニングのルートが決まりお気に入りの場所ができたり、挨拶する人ができたりもします。ひとつひとつの現場で出会う新しい人たちと築く関係も仕事内容もその時ならではのものです。

性格が合う人もいれば、どうしても合わない人もいます。
そうした関係からできる自分の立ち位置と居場所、新たに発見する自分の良いところと悪いところ、自分への失望と新しい希望。

…というような様々な状況を作りながら過ごしても、全てを日本に持って帰ることはできません。反対に日本にあるものを持っていくこともできないからこそ、その場所で全く新しい自分の「生き方」ができあがります。

こうした経験ができることも、この仕事の非常に楽しいところです。

僕も早く人生を安定させたいと思う反面、安定してしまうことが本当に自分の人生においてゴールなのかと考える今日この頃。

あなたは生きたかった人生を歩んでいますか? 


学校でのショーは連日盛り上がっております。
アメリカツアーも9週目ということもあり、本番があるから身体が動くような、そんな疲労感の中での戦いに入っております。

こんな状態だからこそ自分の身体としっかりと向き合い、自分自身が強くなっていくことを感じられています。以前よりも着地やバランスを崩した際の踏ん張りが利かなくなってきているぶん、着地の位置をより的確にコントロールしなければなりません。危機感があるぶん、集中力は益々高まっています。

そのせいか、疲労感はあるものの達成感を感じて終わる日が続いています。
こういう時に少しだけスケーターとしても成長できたように感じられます。この充実感は実践が長く続く環境だからこそ感じられるものであり、だから終わらなくてもいいと思っている自分もいます。

家族に会うためには終わってくれなければいけないのですが…。


今夜はちょっと気分転換も兼ねて、ホテルの近所に見つけた"SUSHI"と大きな文字が目印の「UME(梅)」という日本食レストランへ行かせていただきました。

既に「TOKYO」とか「OSAKA」という名前の日本食レストランを信用しないようにしている僕は、勝手に「UME」を信用しきっていました…。お店に入ってすぐに韓国の方によるレストランだとわかりました。。 

味噌汁もなければ、餃子は揚げ餃子しかないし…(パリパリで苦手)。
最初の期待は大きく裏切られましたが、アジアとしてみれば兄弟!メニューには「うどん」や「うなぎ丼」の文字もありましたが、ここは開き直って「石焼ビビンバ」を注文っ! 

韓国人のご家族で営まれている様子だったので期待してみると、やはりこれは当然美味しかった!お米の具合いもとても嬉しかったです。

お値段はしっかり日本食のお値段でしたが…、それでも少しお腹にチカラ貯まりました。やはりアジア人は皆兄弟です。

ごちそうさまでした! 

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