z8ju8x18lU.jpg

小学校の卒業式は時間短縮に伴い、今年は持ち時間(3分間)に詰め込んだ私からのお祝いの言葉です。
 
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
 
本日はご卒業、誠におめでとうございます。
皆さんはPTA会長が保護者の代表って知っていましたか?

今日は保護者を代表して、皆さんに秘密をばらしちゃおうと思います。

我々は皆さんの前ではいつも堂々と親を演じていますが、実は子育てについては日々悩みながらみんなを育てています。

たとえ子どもが何人いても、一人ひとりに違った個性があるので、実はベテランのパパやママはいないのです。

つまり、みんなが小学校に入学したとき、我々保護者も1年生になり、みんなが緊張した初登校は同じように不安でした。
「行ってらっしゃい!」と見送った後も、大きなランドセルを背負った後ろ姿が見えなくなるまで見守っていたはずです。

では何故、危険のある外にわざわざみんなを送り出すのか…。それは、既にみんながこの6年間で経験してきたとおり、外でしか学べない事がたくさんあるからです。

今日こうして仲間たちと共に卒業していく姿は、保護者にとって特別です。日々の学習を通して一人ひとりが育んできた友情の集まりであり、人の中で生きることを学んできた証だからです。

そして、皆さんを大切に育ててくださいました先生方、保護者には見えない部分を見守ってくれた地域の皆様に心から感謝しています。

皆さんは、たくさんの人たちに愛される個性を持って産まれてきました。その個性を上手に活かす為には勉強が必要です。自分自身を誤魔化すことなく、全力でワクワクを追い続けて欲しいと願っています。

今日は是非、お父さんやお母さんにも「おめでとう」と伝えてあげてください。その瞬間、お父さんやお母さんも小学校を卒業することができると思います。

本日は本当におめでとうございます。

令和2年 3月24日
神戸市立 小学校PTA会長 安床栄人