今週もたくさんの生徒さんに会えた一週間。
子供たちの気持ちを応援して、暑い中でも教室へ連れてきてくれる親御さん方に感謝。

今週もありがとうございました。
明日もレッスンだし、なんなら月に2日しか休みなくレッスンの日々だけれど、そんな僕のことを気にかけてくれる優しい保護者さんもいる中で、僕は本当にレッスン中が幸せなのだと伝えたいです。


23才の頃に試合中の大転倒により、脊髄の怪我によって首から下が麻痺しました。
動けないどころか「体の感覚がなくなる」という新しい感覚を覚え、アメリカの病院のベッドで寝たきりとなった時には不安を超えて"暗闇"で自分自身の人生を振り返っておりました。

幸いにも一時的なことではあったけれど、布団をどけることも、自分でトイレに行くことも、指を動かすことできなくなって、ぐんぐん底へ沈んでいきながら見た「闇」を僕は決して忘れないと思う。

そこで思ったことは、決してハーフパイプ競技が怖いとかではなく、インラインスケートを極められないことへの後悔とこんなに良いスポーツのことを人に伝えてこなかったことへの後悔でした。

そこから本当に色々あって…、ようやく体が動くようになってリハビリもして、アスリートとして世界大会に出場するアスリートとしてさらに15年活動させていただきました。再び世界タイトルを獲るまでになりました。


そこで次にはじめたチャレンジが「ASCスクール」でした。
インラインスケートの魅力や運動効果を世に広めていく活動です。

"バランス運動の王様"であるインラインスケートを使って子供達の夢を叶える職業に就きました。失敗しても全然いいこと。そんなことよりも再び立ち上がる大切さ。いや、なによりも自分の好きなことに命をかけてチャレンジすることを伝えていきたくて、スケーターを育てることよりもその子の「人生」に役立つようなインラインスケートトレーニングを毎日僕なりに命をかけて提案させていただいています。


文字通り一度動かなくなった僕を動くようにしてくれた奇跡は、きっとこのために使うべきで、毎週会うような何百という生徒さんに僕の全てを配ってしまっても良いような気分で日々レッスンをさせていただいております。


奇跡でもらったこの機会を人のために使わなくてはバチが当たります。僕が得てきた戦績も、世界中で見てきた景色も、そこで知り合った仲間たちも、特別な経験の全ては僕ひとりのものではなくここにいる皆さんのためにあります。

今日も本当にありがとうございます。🙏