_var_mobile_Media_DCIM_111APPLE_IMG_1977.JPG
胆のう(胆嚢)

胆のうは、胆嚢(たんのう)と書きます。
肝臓で作られた胆汁(たんじゅう)は休みなく分泌され、胆のうに貯えられ濃縮されます
胆のうは、肝臓と十二指腸をつなぐ管の途中にあり、西洋梨のような形をしています。 
長さは10cm、幅は4cm程度で、50〜60mlの胆汁を貯えることができます。

_var_mobile_Media_DCIM_111APPLE_IMG_1946.JPG
胆のうのはたらきと役割

胆のうに貯えられた胆汁は胆管を経由して十二指腸に排泄され脂肪の消化酵素であるリパーゼの働きを助けます。

胆汁は脂肪を消化するために必要な液体で、肝臓で1日に1リットルほど作られています。

肝臓で作られた胆汁は、食事をしていない時に肝臓から出て総肝管(そうかんかん)を通り、胆のうに入ります。
胆のうでは濃縮され、一時的に貯えられます。
体内に取り入れた食べ物が十二指腸に到着すると、胆のうは筋肉を収縮させて胆汁を押し出します。
そして総胆管(そうたんかん)を通り、胆汁は十二指腸に注がれます。


胆汁の重要な役割のひとつは油性の代謝産物の排泄であり、水溶性の代謝産物が腎臓から尿になって排泄されるのに対し、油性の代謝産物は胆汁の形で便に排泄されます。
便の茶色い色は鉄分の代謝産物であるビリルビンという色素の色です。
このため、胆汁流出がないと便は白っぽい色になってしまいます。
胆汁の排泄が阻害されてしまうと、毒性の代謝産物が体内に蓄積し、肝不全といわれる状態になり、生命の維持が困難になります。

また胆汁に含まれる胆汁酸は、油が水になじむように石鹸のようなコロイドを形成する作用があり、食事中に含まれる脂肪の消化を助けています。

参考: 中外製薬より