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肝臓

肝臓は、栄養素など、さまざまな物質を化学的に作り変えるはたらきを持ち、からだの中で最大の腺(せん)といわれています。
腺:体内にある特定の物質を生成・貯留・分泌・排泄する器官

また、何千という酵素を使い、500以上の複雑な化学変化を起こしています。
このために、肝臓と同じはたらきをする化学工場を、人間はまだ作ることができないといわれています。
肝臓が元気であることは、すべての器官にとっても大切なことなのです。

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肝臓のはたらきと役割

1:消化液である胆汁(たんじゅう)を作る
2:栄養素を溜めたり、変化させたりする
3:からだにとって毒となるものを中和する

食べ物はそのままでは体に吸収されません。
栄養素として体が吸収できるように肝臓で変化させています。
ぶどう糖をグリコーゲンに変えてエネルギーとして送り出したり、骨髄(こつずい)で必要な赤血球をつくるための葉酸(ようさん)や、ビタミンB12などを貯えておき、必要な時に血液に送り出します。
また、体内に入った毒物を分解し、毒のないものに変えたりします。

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肝臓には大きな力の貯えがあるので、病気で肝臓の85パーセントがこわれてもはたらき続けることができるといわれています。
そのため、病気になっても症状が出にくいことから、"沈黙の臓器"と呼ばれています。

肝臓は再生力の強い臓器ですが、炎症が慢性化すると元にもどりにくくなるため、日頃からいたわりと注意が必要です。

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暴飲暴食やアルコール、肝炎ウイルスや薬などによって肝細胞がこわされ、炎症が起こることがあります。

肝臓が炎症を起こしても自覚症状がないため、そのまま放っておくと肝硬変(かんこうへん)や肝臓がんになることもあるので、注意が必要です。
症状としては、食欲がない、疲れやすい、ときどき吐き気がするなどです。

参考: 中外製薬より